HALLOM(ハロム)

更新

関連タグ:

「短所」に悩む必要はない?心が軽くなる遺伝子の話

履歴書や面接、その他あらゆる場面で自分の長所や短所と対面しなければならないことがあります。しかし、どちらにしても大きく見れば「個性」に変わりありません。良し悪しなどないのです。「長所」「短所」が生まれる背景を知り、短所にとらわれるのは卒業しませんか。

長沼毅

  • 閲覧数:38 views

目次

  1. ○長所・短所に良し悪しはない
     
    • 長所・短所に良し悪しはない

      人は個性に対して、「これは長所だ」「ここはダメだ」と一喜一憂しています。
      でも、それを言っているのは脳の中の話であって、個性にいいも悪いもありません。ただ個性が存在する、得手不得手があるというだけです。
      遺伝子は、コピーされるときにある一定の割合でミスコピーされます。コピー後にオリジナルと違った産物ができることがあるのです。これは専門的には「突然変異」といって、発がんの原因にもなりますが、一方で「進化」の原動力でもあります。
      背中の模様の斑点が1つ増える。足が2本だったところが4本生える。色が黒から白になる。あるいは外からは見えない臓器や脳の性質が変化する。そうした変化はミスコピーで引き起こされ、そうしてたまたまできた違ったものが、自然淘汰や環境圧、競争にさらされて、よりいいものが生き残ります。
      ミスコピーなんて言うとネガティブなイメージがしますが、要は今までと違うことを試すということです。これはれっきとした、遺伝子が持つ偉大な性質で、遺伝子のバリエーションが増えるというのは、種全体としてあらゆるチャンスを試すことができ、生き残る可能性が増えることを指しています。
      あちこちで新しい可能性が生まれては消えていく。もはや遺伝子そのものが好奇心を持っているかのように、あらゆる可能性を試すという壮大な実験が自然界では行われているわけです。そのバリエーションの結果として、我々はひとりひとり遺伝子の風景(ランドスケープ)、すなわち、「個性」を持っています。

考えすぎる脳楽をしたい遺伝子

長沼毅

クロスメディア・パブリッシング

第2章 あなたの個性を知る方法より

現代人は、脳ばかりが暴走して、身体の限界を超えることをやってしまうバグを抱えているのです。本書では、「科学界のインディー・ジョーンズ」が、過酷な探検と研究のなかで見つけた、『ストレスなく、悩まずに生きる方法』を紹介します。

     width= 楽天ブックス オムニ7

関連記事

この記事に関するタグ