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御神饌のなかでお酒が重要視される理由とは

神様にお供えするお食事の中で、お酒が最も重要とされているそうです。神社で日々お供えしている品目はご飯3盛、鰹節、魚、海草、野菜、果物、お塩、お水、お酒三献と定められており、多くの品がそろう中でなぜお酒が大切なのでしょう。

大浦春堂

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目次

  1. ○お米は「ちから」が宿った清浄な食べ物
  2. ○お酒は人から神様へ捧げる最高のおもてなしの品
     
    • お米は「ちから」が宿った清浄な食べ物

      「御神酒の上がらぬ神はなし」といわれるほど、神社の祭祀に欠かせないお酒。なぜ、数ある御神饌のなかでそれほどまでにお酒が重要視されるのでしょうか。
      神社の祭祀には、お米にまつわるものが数多くあります。五穀豊穣を祈る祈年祭きねんさい、田んぼの神様を祀る御田植神事おたうえしんじ、豊穣を神様に奉告する新嘗祭にいなめさいなど。日本人は太古から自然の恵みをもたらしてくれる神様に感謝し、また翌年の豊穣を神様に祈って暮らしてきました。
      日本神話では、お米は天照大御神から授けられた神聖なものとして描かれています。神様から伝えられたお米には「稲魂いなだま」という御神霊が宿っていると考えられてきました。稲魂が宿るお米は、神様へ捧げる最上のお供え物とされたのです。

      天照大御神

       天照大御神あまてらすおおみかみは、神々が暮らす高天原たかあまはらの田で育てた稲穂を地上に降り立つ邇邇芸命ににぎのみことに授けた

      米をつくる暮らしが国の繁栄と平和をもたらす

       天照大御神は「米をつくる暮らしが国の繁栄と平和をもたらす」と教えた

    • お酒は人から神様へ捧げる最高のおもてなしの品

      そして、このお米を使って造られるのがお酒です。手間をかけて造られるお酒は、人が神様をもてなす最高のご馳走として尊ばれました。神様に捧げるお酒を「御神酒」(おみき、またはごしんしゅ)と呼びますが、これはお酒の敬称・尊称なのです。

      御神酒のほかには、お餅も同じくお米から作られる御神饌として尊ばれる

       御神酒のほかには、お餅も同じくお米から作られる御神饌として尊ばれる

神様が宿る御神酒

大浦春堂

イラスト:今井未知

神宮館

第1章 御神酒の基本より

知らなかった御神酒の知識や、全国の神社の見どころを御神酒の写真とともに紹介。全国109社の御神酒を紹介。

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