HALLOM(ハロム)

更新

関連タグ:

祭祀の後の酒宴がもつ大切な意味とは

神社での祭祀が終わったあと、酒宴が開かれているのを目にしたことはありませんか?一見すると酒宴や慰労会のようにも見えますが、これも大切な儀式のひとつなのだそうです。祭祀のあとの宴会にはどのような意味があるのか、チェックしてみましょう。

大浦春堂

  • 閲覧数:454 views

目次

  1. ○祭祀の後の酒宴には大切な意味がある
  2. ○御神酒をいただくことでご縁が結ばれる
     
    • 祭祀の後の酒宴には大切な意味がある

      祭祀が終わると、御神前にお供えした御神饌が下げられます。その後、祭祀に参列した神職や人がお供え物を食べることを「直会なおらい」といいます。参加者はお酒を飲んで食事をするため、一見すると酒宴や慰労会のようにも見えますが、直会は儀式のひとつ。神様への供物を人が飲み、食べることで神様と人が一体になる大切な儀式だと考えられているのです。直会の語源は“もとにもどる=なおる”だとする説があり、祭祀にあたって心身を清めた斎戒さいかいの状態からもとの生活にもどる意味もあるのです。

      神社や氏子同士 の結束

       山車や神輿の渡御とぎょがある祭礼では、神社や氏子同士の結束も大切。直会では神職や氏子が飲食を共にして、労をねぎらい合う

      御祈祷の後の直会は、現在では簡略化されて御神酒のみをいただくことが一般的です。

      御祈祷の後には直会として御神酒をいただく

       御祈祷の後には直会として御神酒をいただく

    • 御神酒をいただくことでご縁が結ばれる

      神社で行われる神前結婚式では、新郎新婦がいただく三三九度の「夫婦固めの盃」や、列席した親族による「親族固めの盃」でも御神酒が用いられます。これは、御神霊が宿る御神酒をいただくことで、神様と人だけでなく人と人の縁をつなぐと考えられているのです。

      三三九度

       「三三九度」は、正式には「三献さんこんの儀」という。一杯の御神酒を一口目と二口目は口をつけるだけで、三口目で飲み干す

      結婚により、ふたつの家がひとつの親族になるための杯を交わす

       結婚により、ふたつの家がひとつの親族になるための杯を交わす

神様が宿る御神酒

大浦春堂

イラスト:今井未知

神宮館

第1章 御神酒の基本より

知らなかった御神酒の知識や、全国の神社の見どころを御神酒の写真とともに紹介。全国109社の御神酒を紹介。

    楽天ブックス オムニ7

関連記事

この記事に関するタグ