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お見合いの準備と方法の常識

様々な形式や、関東・関西のしきたりの違いなども完全に網羅した最強のマナーブックからお見合いの際の常識をご紹介します!

冠婚研究会

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目次

  1. ◯見合いの準備と方法
  2. ◯縁談が持ち込まれた時
  3. ◯自己紹介状と写真の用意
     
  1. 見合いの準備と方法

    ■世話人へ依頼する
    自分自身の結婚に対する考えが定まった時を適齢期とするとよいでしょう。そして、見合いで結婚相手を探そうという場合、世話人に頼ることになります。
    世話人は、人脈が広く、社会的に信用のある人が理想といえます。自分、あるいは親の知人など、直接的に自分のことをよく知ってくれている人に頼めるとベストです。

    ■自己紹介状と写真を持って訪問する
    まず、紹介を引き受けてもらえるかを打診し、世話人を訪問して依頼します。親の知人の場合でも、原則としては自分で依頼すること。持参するのは、自己紹介状と写真。写真は、前向きにきちんとした服装で全身が写っているものを1枚。さらに、自然な表情がわかるスナップ写真を添えると、自分の雰囲気が相手に伝わりやすいでしょう。
    写真の裏には、住所と氏名、撮影場所、撮影年月日を書き添えること。

    ■譲れない条件は前もって伝えること
    世話人に頼む際、条件として、「背の高い人」「収入が○○以上の人」などと、自分の勝手な希望ばかりを言い立てるのは非常識と思われます。世話人の心情を害することにもなりかねません。
    ただし、離婚歴や子どもの有無、「親との同居」「家業の後継ぎ」「転勤の可能性」など、自分にとってマイナスになると思われることも隠さず、正直に伝えておきます。
    なお、世話人宅を訪問の際は、菓子やフルーツなどの手土産を持参するようにしましょう。

    ■せっかちに催促しないように!
    頼んだからといって、世話人がすぐに希望に合う適当な人を見つけられるとはかぎりません。あせって催促するのはひかえます。
    依頼して1ヵ月ぐらいは時間をおいて、何も連絡がなければ、こちらから電話して状況をたずねてもよいでしょう。

    ◎親がたずねる場合
    「本来でしたら、本人がご連絡すべきところですが、その後いかがかと思いまして、お電話をさしあげました。せかしているわけではございませんが、経過だけでもお聞かせいただければと存じまして……」

    ◎本人がたずねる場合
    「お電話で伺うのも失礼と存じましたが、私の縁談のお話は、その後いかがでしょうか。催促がましくて申し訳ございませんが、両親が楽しみにしておりまして…」
    3ヵ月ほど経っても進展がなければ、いったん区切りをつけます。そこで引き続き、頼む場合には、「お心に留めておいていただければ…」とあらためてお願いします。
    いったん終わりにするなら、「このたびは大変お世話になりました。もし、いいお話がありましたら、どうぞよろしくお願い申し上げます」と丁重にお礼をして、自己紹介状などを引き取ります。
  2. 縁談が持ち込まれた時

    ■依頼していない時の断り方
    縁談を依頼していないのに、持ち込まれる場合があります。このような時は、相手に失礼のないようなふるまいが大切です。
    書類を見ずに返したほうがいいのは、次のような場合です。

    ・結婚する意思がない

    ・交際中の人がいる

    ・経済面などの結婚する条件が整っていない

    このような時には、時間をおかずにきっぱりと断るようにします。書類は受け取らないのが原則ですが、断りを伝える前に届いてしまった場合には、開封せずに送り返します。
    開封してしまうと、結婚する意思はあるものの、今回の相手が気に入らなかったからだと思われます。
    返す際には「まだ、結婚は考えておりませんので」「意中の相手がおりますので」と理由を伝えた方がよいでしょう。

    ■書類を見て、断る場合
    条件が合わずに断る場合には、世話人に対しては、その理由についてはっきりと伝えてかまいません。
    この点をあいまいにすると、かえって迷惑をかけることにもなりかねません。今回は断っても、引き続き紹介を依頼するなら、「また、いいお話がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします」と言葉を添えておきます。特に理由はないけれど、なんとなく気に入らない場合でも、「なんとなく」はマナー違反。具体的な理由と共に、「私にはすぎた方のようですので」として、断るようにします。
    断り方の例
    「ご両親との同居を希望されているとのことですが、私にはつとまらないかと思いますので、申し訳ございませんが…」
    「他に兄弟がおりませんし、できるだけ両親の側にいたいと思っておりますので、転勤のある方とはむずかしいかと…」
    知人や親戚などから持ち込まれて、まったく結婚の意思がない時にも、あわてて断るのは失礼です。いったん書類をあずかった上で、結婚の意思がないことを正直に話します。

    ■縁談を受ける場合
    話を聞き、いい縁談だと思った場合でも、その場で即答することはさけ、「家族と相談してお返事させていただきます」と返事して、書類をあずかります。
    家族と検討した上で、わからないことなどはあいまいにせず、世話人にたずねます。
    見合いを進めてもらいたい時には、本人が菓子折りを持参して世話人をたずね、「よろしくお願いします」と伝えます。
    まだ、自分の書類をあずけていない時には、このときに持参します。
    なお、返事を伝えるだけなら、電話でもかまいません。目安は書類を受け取ってから、1週間以内と考えましょう。
  3. 自己紹介状と写真の用意

    ■書面で誠意を伝えよう
    今まで会ったことがない人に、自分自身を伝えるための自己紹介状です。ここで、何よりも大切なのは、自分がまじめな気持ちで、きちんと見合いにのぞんでいるという姿勢をみせることです。
    冗談や冷やかし半分、あるいは義理で仕方なく、というのは表にあらわれるものです。

    ■履歴書・身上書・家族書
    自己紹介状には、履歴書と身上書、家族書があります。
    履歴書には、住所、氏名、生年月日、学歴、職歴を書きます。
    身上書には、身長、体重、健康状態、資格、趣味、信仰や生活信条、所有財産など、生活状況がわかるように書きます。家族書には、同居の有無を問わず、既婚の兄弟もふくめて家族全員の状況を書くこと。それぞれの氏名、年齢、出身校と現在の職業にふれ、死亡している場合にもその理由と年月日を記します。

    ■便箋に手書きが原則
    この際、市販されている一般的な履歴書を使うと、事務的な印象をあたえますから、白無地か罫の入った便箋に、万年筆か、ペンで縦書きするようにします。
    毛筆は、印象が強すぎるので避けること。ボールペンやサインペンも、簡単にすませている印象をあたえるので使わないほうがよいでしょう。


    ■写真の用意について
    スナップでは、どうしてもカジュアルな印象になります。
    きちんとした写真を1枚入れるためには、写真館で撮影した方がよいでしょう。また、自然な表情のスナップ写真を添える際にも、次のことには注意します。

    ・水着姿など、肌の露出の多いもの

    ・友達(特に、異性)と一緒のもの

    ・顔や表情がわかりにくいもの


    ■世話人へ手渡しで依頼を
    これらはそれぞれを白の長封筒(郵便番号欄のないもの)に入れた後、まとめて大きな茶封筒に入れて、表書きに自分の名前と「自己紹介状在中」とします。
    世話人が中身を確認できるように、封はせずに渡します。
    これも、郵送や親頼みにするのではなく、できるだけ自分で出向くとよいでしょう。


    スナップ写真の上手な撮り方
    自然な表情を伝えられるスナップ写真ですが、カメラ写りが悪いと思っている人には苦手なもの。
    自然な笑顔で撮るためのポイントは次の通りです。

    1.背筋を伸ばす

    2.あごを引き気味にする

    3.カメラをまっすぐに見つめる

    4.唇を閉じて、口のなかいっぱいに空気をためる

    5.唇の先を開けて、口の中の空気をフッと吐き出し、その瞬間、口角を上げて微笑む

    足を投げ出したり、組んだりするのも、あまり好感をもたれません。椅子やソファに腰かける時も、あまり深く座ると姿勢がくずれ、膝が開きがちですので注意しましょう。
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