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【管理栄養士執筆】精製食品を避けた方がよい理由とは

現代社会において、外食をまったくしないで生活するというのは不可能でしょう。外食でも健康な選択肢があるのです。管理栄養士の幕内秀夫先生の著書『乳がん患者の8割は朝、パンを食べている』より乳がんと食事の関係についてご紹介します!

幕内秀夫

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目次

  1. ○外食は「精製食品」を避ける
     
    • 外食は「精製食品」を避ける

      現代社会において、外食をまったくしないで生活するというのは不可能でしょう。
      これまでたくさんの患者さんの食事指導を行ってきましたが、外食をなくすことができる人は、ほとんどいません。料理をつくる時間のない人、接待するうえで外食が仕事の一部になっている人……。さまざまな事情で、外食を利用せざるを得ない。だからといって、無造作に外食をつづければ、健康的な生活をすることは難しい。
      外食というのは、家庭とは違って「もうけ」を出す必要があります。そのために、できるだけ食材にかかる費用を切り詰め、もうけを大きくしないといけません。つまり、家庭料理にくらべて、どうしても素材の質が落ちてしまう。それをカバーしてくれるのが、「砂糖」「油」「うまみ調味料」などの精製食品です。
      精製食品は、人間がおいしさを追求してつくり出した成分です。きわめておいしく味つけされたこれらの食品を使えば、素材の悪さを補うことができる。第2章でもご紹介しましたが(100頁)、とくに、脂肪分70パーセントの「マヨネーズ」、砂糖がたっぷり入った「ケチャップ」と「ソース」、この3つの調味料は最強です。これらを使えば、素材がどんなにひどくても、おいしく感じることができます。
      外食は、気をつけないと精製食品まみれになってしまう。逆にいえば、外食メニューを選ぶときは「油、砂糖、うまみ調味料、マヨネーズ、ケチャップ、ソース」をいかにして避けるかが重要なポイントになるのです。
      基本的に、飲食店は商売第一です。つまり、健康面はさておき、とにかく消費者の舌を喜ばせよう、満足させようと「快楽を与えるための食事」を提供する。月に2、3回程度ならば、イタリアンでもフレンチでも、どこで何を食べてもいいでしょう。ときには、料理を大いに楽しむことも、こころの健康には必要です。
      ですが、毎日外食を利用するという人はきちんと考えてほしい。選びかたさえ間違えなければ、外食つづきでも十分に健康的な食生活を維持できるのですから。
      さらに、精製食品だらけの外食がつづくと、わたしたちはふだんの食事では満足できなくなってしまいます。いわゆる「外食舌」です。当然、そのことがさまざまな生活習慣病につながる可能性も高い。若い女性の婦人科系疾患、糖尿病やメタボの増加の背景には、この問題があることを否定できません。
乳がん患者の8割は朝、パンを食べている

乳がん患者の8割は朝、パンを食べている

幕内秀夫

G.B.

第三章「乳がんに負けないからだ」をつくるための食事より

本書は、これまで取り沙汰されなかった乳ガンと食事の関係について焦点を当てています。

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