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移住に成功する人と失敗する人の分かれ目とは

漠然と地方に移り住みたい、海外に移住したい、などと考えたことがある人は多いと思います。移住するからには絶対に失敗したくありませんよね。そこで、移住に成功する人と失敗する人の分かれ目について、伊佐知美著『移住女子』(新潮社刊)からご紹介します。

伊佐知美

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目次

  1. ○移住に成功する人、失敗する人
     
    • 移住に成功する人、失敗する人

      (C)photo studio HATOYA
      結局のところ、移住の成功と失敗の分かれ目は、一体なんなのか。
      もちろん、移住者自身の人柄や、移住後の振る舞い方などもある。しかし、たくさんの事例を見てきて感じるのは、やはり場所選びと、しっかりした下調べの有無が大きく影響するということだ。
      地方都市へのIターン、地元へのUターン、中規模都市へのJターン、田舎、限界集落へのIターンなどなど、移住の方法や移住先の規模によっても大きく異なる。
      また、移住者呼びこみに積極的な自治体でも、移住者第1号なのか、それとも移住者の先輩や地域おこし協力隊の卒業生がたくさんいる段階なのかなど、移住に対する成熟度によっても状況は変わる。
      どんな人が失敗しやすいのかというと、移住の理想像を固めすぎ、それを知らず知らずのうちに周囲に押し付けてしまう人だ。
      たとえば地域との関係を築く前の段階で持論を展開してしまい、結果として孤立し、地域から出て行ってしまう人。あるいは「田舎でカフェ(ショップ)経営が夢だったんです!」とキラキラした目でやってきて、既存の起業マニュアルを真似した結果、集客が上手く行かず、意気消沈し店をすぐにたたんでしまう人などだ。
      あとは「ただのんびりと暮らしたいだけだし」と地域の大切にしている行事やまつりごとに全く無関心・無参加な人も、地域との関わりが薄くなり、孤立してしまうことが多いようだ。
      ただ、やはりこれらについては移住先が地方都市なのか、中規模町村なのか、限界集落なのかなどによって大きく異なる。移住することによって自分は何を実現したいのか、どんなライフスタイルが送りたいのか、そして検討している移住先にはその希望が叶えられそうな土壌があるのか、といったことをできる限り事前に考え、調べるのをおすすめしたい。
      地方創生を担当する、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長の頼あゆみさんがこんな話をしていた。
      「東京圏への人口流入は、実は地方の大都市からが多いというデータがあります。2015年であれば、上位から札幌市、仙台市、大阪市、名古屋市、福岡市といった具合です。たとえば東北であれば、青森、秋田などの近隣5県から仙台に人が集まり、その仙台からは東京圏へ人口が移っていくという流れがあるのです。一方、肌感覚ですが、東京圏からの移住は、この流れを逆にたどっている方が多いような気もします。最終的に東北の田舎に移住したいのであれば、まずは仙台や新潟など地方都市へ。そこでしばらく生活しながら、週末や休暇を利用してさらに自分に合ったところを探して、最終的な定住先を見極めるというやり方が、遠回りなように見えて、実は良いステップだったりするのではないでしょうか」
      頼さんが言っているのは、いわゆる「二段階移住」のことである。
      私はこの意見に大賛成だ。もちろん、気に入った土地がもう見つかっているなら、直接移住してもいいと思う。しかし、漠然とこのあたりの地方に住みたいという気持ちはあっても、具体的な地域まで決断しきれずにいる移住予備軍は、「地方中核都市」→「希望の地域」という、二段階移住を視野に入れてみると、移住がしやすくなるかもしれない。
      事実、移住女子たちも、この二段階移住を薦める人、実践していた人が多い。まずはある程度、今まで暮らしてきた都会でのライフスタイルをスライドできる町を選び、そこからさらに移動したければより田舎を選ぶ。それにより、暮らしの変化によるギャップが埋められる、と語る移住女子は非常に多かった。もちろん、最初に引っ越した地方中核都市の半都市・半田舎的な暮らし方が肌に合ったら、そこにとどまってもよいのだ。移住後、就職を考えている人は、限界集落よりも就職先が見つかりやすいというメリットもある。

移住女子

伊佐知美

新潮社

P143~P145より

もっと私らしく生きていける場所がある!家賃が高い、通勤がしんどい、おまけに子育ても大変―。そんな都会から地方へ移住した「移住女子」たちの素顔!

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