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感激や感動をしやすいタイプの人の見分け方

筆跡診断とは、書かれた筆跡から書いた人物の性格や行動傾向を推しはかることを言います。
今回ご紹介する文字は「東」。何気なく彼が書いた文字から、彼の一途さをこっそり覗き見ることができちゃいます♡

芳田マサヒロ(筆跡診断士)

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目次

  1. ○歯止めがきかず、ズルズルと続けてしまうようなことはありませんか?
  2. ・右ばらい長型
     
    • 歯止めがきかず、ズルズルと続けてしまうようなことはありませんか?

      「東」の字、これでその人の「ハマり度」がわかります。
      どこを見るのか。具体的には最終画の右ばらいの長さに注目します。

      東

      右ばらいが生じる部分は、文字の最終画の収筆部(筆先を最後に収める箇所)にあたります。右ばらいの場合、だんだん筆先が右下へとズレていき、長くなればなるほど文字の中心部から遠ざかっていきます。右ばらいを長くすれば、次の文字の第1画にうつる際、より遠い地点から筆先を戻すことになり、文字をつなぐという意味では合理的ではありません。最終画である右ばらいの長さはうしろ髪を引かれるような執着心をあらわします。そこには、今打ち込んでいる目の前のことに夢中になり没頭しやすい深層心理があらわれているものと考えられます。つまり、並みのままでは終われない、終わらせたくない、もっと遠くへ、もっと先へという思いの強さです。
      つまり、この【右ばらい長型】の筆跡特徴があらわれる人は、全力投球でのめり込みやすい、感激や感動をしやすい、やりはじめたら止まらない、目の前のことに集中して入れ込みやすい、といったタイプになります。感激や感動をしやすいといった点は、情の深さにも通じています。また、直情的な部分が強いので、お世辞にも要領がいいほうとは言えません。適当なところで切り上げることができない心理の奥底には、思い切りに欠け、スイッチの切り替えが鈍いといった性格にも通じています。
      かりに競馬好きの人でこの筆跡特徴を持っていたら、メインレースで負けてもあきらめがつかず、最終レースで取り返してやろうと熱くなり、さらに軍資金を突っ込んでしまうようなところがあります。恋愛においては一途なほうであり、それ自体悪いことではありませんが、その想いが往々にして強くなりすぎるあまり、周りが見えなくなるほど相手に夢中になってしまうところもあるかもしれません。他に趣味などに没頭しやすい方も、入れ込みグセを示す右ばらいが長くなりがちです。
      良くも悪くも、ひとつのことに熱中しすぎてしまうのが、この右ばらい長型の特徴です。後述の【等間隔型】など他の筆跡特徴との組み合わせによりこの右ばらい長型の入れ込み傾向をうまくコントロールできればいいのですが、逆に【非等間隔型】など右ばらい長の熱くなりやすい傾向を助長し火に油を注ぐような筆跡特徴があったりすると、抑えがきかなくなる恐れがあるということは、覚えておいて損はないでしょう。
      最終画が右ばらいになる文字には、この章で引用している「本」をはじめ、「久」「入」「及」「大」「天」「反」「文」「友」「愛」などがあります。
      また、文字の中で収筆部をグンと引き伸ばす線といえば、右ばらいとは逆の左ばらいというものがあります。これについてはこの後出てくる文字のなかで説明したいと思います。入れ込み、のめり込むところがある

    • ・右ばらい長型

      感激や感動をしやすい・熱中グセがある

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