目次
- ○自分だけの特別な何かを見つけよう
- ○人生をひとつのストーリーと考える
- ○人に見られる場に自分の身を置こう
- ○夢も目標も欲望も宣言しよう
- ○愛される変わり者であれ
- ○WORDS
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自分だけの特別な何かを見つけよう
獅子座はよく「王様」にたとえられる。でも、それは横暴とか支配欲が強いということじゃない。あなたが特別な存在だということ。あなたがあなたのままで輝きを放っているということ。だからこそ、獅子座は自分の輝きに気づかなければならない。もしもあなたが、輝いていない、満たされていないとしたら、ほんとうに自分がやりたいこと、自分がやるべきことをやっていないからだ。この世界には、あなたにしかできないこと、あなただからこそ追い求められるものが必ずある。だから、一刻も早くそれを見つけよう。いちばんの近道は、「好き」をつきつめることだ。たとえば、絵を描くのが好きなら自分が納得するまで何百枚も描く。ギターを弾くのが好きなら朝から晩までひたすら練習する。旅が好きなら、1年間、世界中を旅してみる。とにかく今、あなたがワクワクすることを徹底的にやってみる。他のことを放り出してそこにかけてみる。そうすれば、他の人にはない特別な才能が自分にあることがわかってくるはずだ。「好き」が一時の思い込みや勘違いでもかまわない。とりあえず今、興味のあることを追求してゆけば、その先に必ずやるべきことが見えてくる。そして、あなたにしかできないことに出会えたとき、あなたはほんとうの王様になるだろう。何度も言うけれど、それは権力者になることじゃない。未来がどこまでも広がっているという希望と、世界から祝福されているという実感。そのふたつの宝を手にすることができるのだ。 -
人生をひとつのストーリーと考える
獅子座の心は常にドラマを求めている。感動的な出会い、心がはりさけそうになるほど切ない恋、熱く燃えることのできる仕事、立ちはだかるライバル、そして困難を乗り越え、成功を勝ち取ってゆく自分の姿。ドラマチックなシチュエーションに直面すればするほど、獅子座には生きている実感とエネルギーが湧き出てくる。少しの苦難や怖い目にあっても、それを「スリル」ととらえて、ワクワクする気持ちで楽しめる感性がある。逆に、退屈で平凡な日常に埋没していると、気持ちがどんよりして、前向きな気持ちがどんどんそがれてゆく。だから、あなたがやる気を出すためには、今、目の前に起きていることをドラマだと考えればいい。たとえば、あなたが何かの目標に取り組もうとするときは、自分のことを実現困難な夢にたったひとりで立ち向かうドラマの主人公だとイメージしてみよう。そうすると、頭と体が目標に向かって勝手に動き出し、夢はどんどん実現に近づいてゆく。やりたいことが見つからないときは、人生をひとつのストーリーととらえてみるのもいいだろう。自分の物語はどう始まって、どんな目的に挑戦し、どんな出来事が起きて、どんなクライマックスを迎えるのか。そして今の自分は、そのストーリーのどのパート、どの部分を演じているのか。そんなことを想像してみる。きっと今、何をするべきか、何をがんばるべきかが、自然とわかってくるはずだ。獅子座が求めるものはただの夢では終わらない。イメージし続ければ、平凡な毎日がほんとうのドラマに変わってゆく。 -
人に見られる場に自分の身を置こう
獅子座の中に今もいる、無邪気な子どもの魂。その子どもはいつも思っている。誰かにほめられたい、認められたい、自分のことを見ていてほしい、と。だから、獅子座は注目されている場所に行けば行くほど、力を発揮できる。実現不可能な目標でも、人に見られることで、自分でも気づいてない力が湧き出て、達成できる可能性が出てくる。そう。あなたが人生というドラマを演じているとしたら、そこには観客が必要なのだ。だから、あなたが何かに取り組むときは、ひとりでコツコツやるのでなく、人の目にふれることを選んだほうがいい。ミュージシャン志望なら、自宅にこもって曲作りをするだけでなく、路上で演奏してみる。文章を書きたいなら、賞に応募する。バレエやダンスを習っていたら、発表会に出てみる。スポーツをやっていたら、大会に積極的に出場する。料理が好きなら、自分で食べるだけでなく、パーティをしてみんなに振る舞う。会社の仕事でも同じこと。なるべく人と関わる仕事を選んで、積極的に自分を周囲にアピールしてゆこう。颯爽と活躍している姿、泥臭く努力している姿、挫折してなおもたちあがろうとする姿。自分が見せたい姿を演じてゆけば、あなたのクリエイティビティや行動力は飛躍的に向上し、最後はほんとうにみんなから認められる存在になれる。目立ちたいとか認められたいという欲望が自分のなかにあることを、恥ずかしがる必要はない。むしろあなたにとって、それは宝物だ。子どもが親にほめられたいという承認欲求を満たしながら成長してゆくように、認められたいという気持ちがあなたのレベルをあげてゆくのだから。 -
夢も目標も欲望も宣言しよう
人から注目されるとき、見られているときに、力を発揮するあなた。観客がいればいるほど、がんばれるあなた。でも、今、めざしているものや取り組んでいることに観客がいなかったら? そんなときは自分の意識のなかで、観客をつくりだせばいい。たとえば、会社の上司や同僚、あるいは、友人や家族、取引先やお客さん、そういう人たちを観客だと思って、彼らの期待にこたえようとしてみよう。それだけでも、自分の人生はドラマチックなものに変わって、成功にどんどんと近づいてゆくことができる。もっといいのは、夢や目標を思いついたとき、すぐにまわりの人に宣言すること。これも相手は、親や友だち、会社の上司など身近な人でいい。あるいは、SNSを使ってもいいだろう。とにかく「○○がやりたい」「○○になりたい」と宣言してしまうこと。たった一人で心のなかで、夢や目標をもっているだけだと、かんたんに諦めてしまったり、いつのまにか挫折してしまったりすることがある。だけど、周囲にそれを宣言してしまえば、あなたはきっと意地でもやり遂げようとする。挫折するかっこ悪い自分を観客に見せたくないから、成功するまでやり続ける。いつまでにやると期限を決めたら、さらに効果的かもしれない。半年後こうなる、1年後こうなる、3年後こうなりたい。そんなふうに、目標を宣言してしまおう。その期限内か、遅れたとしてもほんの少し後に、夢は現実のものになる。だって、あなたはやりさえすれば、特別な存在になれる星のもとに生まれているのだから。 -
愛される変わり者であれ
クリエイティビティがあり、人がしないような発想をするあなたは、時々「変わってる」とか「天然」とか「空気が読めない」なんてことを言われるかもしれない。もしかしたら、あなた自身もそのことに少しコンプレックスを感じているかもしれない。でも、そんなことは気にしなくていい。獅子座は変わり者だからこそ、かけがえのない特別な存在になれるのだ。周りに安易に流されず、人とちがうことを考えてしまうからこそ、唯一無二の魅力的な世界をつくり出せる。それまでにないアートをつくり出したアンディ・ウォーホール、まったく新しい手法でリアルな恐怖を感じさせる映画を生み出したヒッチコック、彼らはみんな変わり者、奇人変人と言われていた。変わり者だからこそ、そういう時代を切り開くような新しい表現をつくることができた。しかも、獅子座は愛される変わり者だ。それは前向きで輝きをもった変わり者だから。ほとんどの人は、変わり者にあこがれ、「変わっている」と言われたくてしようがない。でも、それは努力してなれるものじゃない。だから、みんな、前向きで明るくて、でも人と違う発想をするあなたに魅かれ、すごく好きになる。秒単位で新しいブームやイノベーションが生まれる今の時代、変わり者の価値はこれまで以上に高まっている。他の人とちがう発想をする人間だけが、みんなが注目し、感動するものを生み出すことができる。だから、「変わっている」と言われることを恐れるな。自分の中の変わり者の部分を全面展開して未来を切り拓け。それが獅子座の使命だ。 -
WORDS
翼を持たずに
生まれてきたのなら、
翼を生やすために
どんなことでも
乗り越えなさい。
ココ・シャネル ファッションデザイナー
1883/8/19生まれ
「あなたを変えるココ・シャネルの言葉」(高野てるみ)より
生きる伝説
になりたい。
ウサイン・ボルト 陸上選手
1986/8/21生まれ
ロンドンオリンピックを前に
獅子座の君へ
やりたいことは何か?やる気を出すには?より
今までになかった星座の本「もっと自由に、もっと自分らしく生きるための星座の本」★獅子座の心の風景をあらわした、幻想的な写真の数々。★獅子座の人へ、鏡リュウジからのメッセージ&アドバイス。