目次
- ○小さな革命を起こそう
- ○個性は自分でつくりだすもの
- ○コンテクスト=文脈から考えよう
- ○線引きを変えてみよう
- ○炎上を恐れるな
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小さな革命を起こそう
「こんなはずじゃない」「何かがちょっとちがう」あなたは今、世の中や社会、自分がおかれている状況に対して、不満や疑問をもっていないだろうか。だとしたら、その感覚を大切にしてほしい。水瓶座がもっている現状への違和感はわがままや責任転嫁からきているわけじゃない。その感覚こそがあなたの魅力、ユニークな発想の源なんだ。発明王エジソンや進化論のダーウィンなど、水瓶座には歴史的な発明、発見をした人物がたくさんいるが、彼らもみんなそうだった。それまで常識とされていたことを疑い、そこを出発点にして世界を根底からひっくりかえしてしまうような新しいものをつくりだしてきた。水瓶座にはもともと、みんながなんとなく当たり前に受け止めていることの問題点を見つけてそれを解決し、いきづまった状況を一気に変革する力がある。水瓶座の心の中には、革命家がすんでいるんだ。だから、あなたが今、何かに違和感をもっているなら、ただの不満に終わらせずそこから革命を起こそう。何もエジソンやダーウィンのような壮大な発明である必要はない。会社や仕事、人間関係、ライフスタイル、ネットでの自己表現……身近なことでいいから、問題点を洗い出して、根本的にありようを見直してみる。発想や視点を転換して、もっと新しくて、もっとおもしろくて、もっとみんなが喜んでくれるような方法を考えて提案してみる。そういう小さな革命を積み重ねていけば、いつかもっと大きなものを変えたいという夢が見えてくるだろう。そして、同時に自分自身にも革命が起こる。自分の弱点を克服して夢のために力強く前へ進む、そんなあなたに大きく変わっていくはずだ。 -
個性は自分でつくりだすもの
ユニークで個性的な人が多いといわれる水瓶座だけれど、それはギフト=最初から誰かに与えられているものではない。たとえば、獅子座なら自分の好きなものを好きなようにつくっているだけで「変わっている」といわれるかもしれないけれど、水瓶座の個性はそういう「天然」なものじゃない。水瓶座はむしろ常識、スタンンダードが何かということをきちんとわかっている。大多数の人がどういうものを志向しているかも知っている。知っていながら、そこからあえて離れていくことで、個性をつくりだしていく。常識の鎖を自分の意志で断ち切ってユニークな存在になっていく。だから、何かに取り組むとき、何かを考えるときは、常識からどこまで距離をとれるか、最大公約数的なものからどれだけ離れられるかを目指そう。今まで誰もやったことがないことを探してチャレンジしてみる。みんながやっていることと反対のことをしてみる。あえて実現不可能な極端なことを口にしてみる。スポーツ選手が筋肉に負荷をかけて身体能力をあげていくように、わざと新しい発想の必要な苛酷な課題にチャレンジして個性を磨いていけばいい。「変わり者ぶっている」とか「目立ちたがり」と誤解を受けることがあるかもしれないけれど、そんなことは気にしなくていい。つくりものの個性は個性じゃない、と誰かが言うかもしれないけれど、それは逆だ。天然のユニークさは偶然うまれるもので、明日突然、失くなってしまうかもしれない。でも、自分で磨きつくりあげた個性は裏切らない。ずっとあなたのなかに残るし、年を重ねるごとに進化していく。努力して自由な発想をしよう。がんばってユニークになろう。それこそが、みんなから認められる本物の個性なのだから。 -
コンテクスト=文脈から考えよう
おもしろいことをやりたい、新しいことをやりたい。そう思うだけじゃ夢は見つからない。星座によっては、思いついたことをやるだけでいつのまにか夢に近づけるというケースもあるけれど、水瓶座はそういうタイプじゃない。水瓶座の場合は、自分の夢をコンテクストから考えてみてはどうだろう。コンテクストというのは文脈、文章の前後のつながりという意味で、今ビジネスやクリエイティブの世界で、とても重視されている。企画や商品を単体ではなくユーザーの生活、行動全体から発想することで、求められるものが見えてくる。自分の夢も同じこと。今、たまたまやりたいことでなく、時代状況や社会のニーズ、自分のライフスタイルや人生設計から考えてみよう。これまで時代がどう移り変わって、これからどういう未来がくるのか。社会が今、どんな問題を抱え、何が求められているのか。そして、自分はこれまで何を大切にしてきて、これから先、どんな人生を歩んでいきたいと思っているのか。そうやって、コンテクストを読み解きながら夢をしぼりこんでいけば、自分を最大限にいかせるおもしろいこと、時代を先取りするような新しいことが必ず見つかる。しかも、その夢には単なる思いつきにはない強度がある。思いつきの夢は何かあるとすぐに挫折したり変わったりするけれど、自分の中で必然性を確認した夢はめったなことでぶれたりしない。きちんとした背景、ストーリーを考えているから、他人に説得力をもって説明、プレゼンできる。その結果、たくさんの協力者、賛同者を集めることもできる。コンテクストから考えることはただ夢を見つけるだけで終わらない。あなたはそのときもう夢の実現に向けて大きな一歩を踏み出している。 -
線引きを変えてみよう
やりたいことが見つからない。そういう人はもしかしたら、頭でっかちになっているのかもしれない。水瓶座は常識にとらわれないユニークな発想力をもっているのに、一方で知識や情報が豊富だから、「現実はこういうものだ」と決めつけてしまうところがある。たとえば、あなたは今ある仕事の中から、夢を見つけなければいけないと思っていないだろうか。おもしろいことを考えているのに、アイデアはいっぱいあるのに、現実にそれをやれる仕事がないから。自分にそんな言い訳をしていないだろうか。でも、やりたい仕事がなければ、つくりだせばいんだ。ジャンルやカテゴリーそのものをつくりだしたっていい。2つやりたいことがあったら、それを組み合わせた新しいビジネスを考えてもいい。ファストファッション、ソーシャルゲーム、アロマテラピスト、ネイルアーティスト……これらはみんな数年前までなかったビジネスや仕事。最初に誰かがまったく新しくその仕事を始めて、やがてそれがひとつのジャンルになった。水瓶座のあなたがその知識や発想力を使えば、きっと自分の才能、夢を実現できるような仕事をつくりだすことができる。重要なのは、今のシステムやカテゴリー、境界線にとらわれないこと。いきづまったら、ちょっと視点をずらし、線引きを変えてみよう。きっと今までにない新しい世界が目の前にあらわれるはずだ。 -
炎上を恐れるな
常識にとらわれず、変革を求め、新しい技術や思想に惹かれる水瓶座。でも一方で、あなたは心のどこかで変化に対する恐れや古いものを打ち破ることへの躊躇を感じていないだろうか。それは、水瓶座の魂に残るプロメテウスの記憶のせいかもしれない。ギリシア神話の英雄・プロメテウスはタブーだった火を神の世界から盗みだし、人間に与えた。人類はその火によって文明を築いたが、一方のプロメテウスはゼウスから残酷な罰を与えられ、永遠に苦しむことになった。新しいことをやろうとすれば、必ず周囲と摩擦が起きる。激しいバッシングにさらされる。進化論を唱えたダーウィンも当時は宗教権力から激しい迫害を受けた。しかも、この「出る杭は打たれる」という風潮は最近、ますます強くなっている。職場や学校ではちょっと目立つ言動をしただけで、「空気が読めない」と叩かれ、ネットではほんのささいな失言で炎上が起きる。でも、あなたは摩擦や炎上を恐れないでほしい。新しいこと、目立つことを批判する人たちは、自分の既得権益やプライドが失われることを恐れ、無責任に騒いでいるだけ。スルーしていれば、いつのまにか消えてしまう。むしろバッシングを受けるくらいの存在になれば、必ずそれと同じくらいあなたを支持する人たちが出てくる。とくに、かつて新しいことにチャレンジして、周りの反発をのりこえ、今、大きな力をもつようになった一流の人たちがあなたに注目し、応援してくれるようになるだろう。あなたは批判や悪口を怖がらずに、古い常識に挑めばいい。自分の抱いた疑問を素直に口に出して、新しいチャレンジを続ければいい。摩擦や炎上はあなたの革命のはじまりなのだから。 -
WORDS
なんのために生まれて
なにをして生きるのか
こたえられないなんて
そんなのはいやだ!
やなせたかし マンガ家
1919/2/6生まれ
「アンパンマンのマーチ」歌詞より
JASRAC 出 1313809-301
闘いを続ける
ことでしか
生き延びる
ことはできない。
現状を変革する
ことはできない。
村上隆 美術家
1962/2/1生まれ
「芸術闘争論」より
水瓶座の君へ
やりたいことは何か?やる気を出すには?より
シリーズ累計33万部突破! 今までになかった星座の本「もっと自由に、もっと自分らしく生きるための星座の本」★水瓶座の心の風景をあらわした、幻想的な写真の数々。★水瓶座の人へ、鏡リュウジからのメッセージ&アドバイス。