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【博士(医学)執筆】動物と人間の精巣の大きさの違い

不倫や浮気のニュースを見聞きしない日はないといっても過言ではない今日この頃ですが、男性に限っていえば、カラダのつくりから考えると致し方ないのかもしれません。ゴリラやチンパンジーと比較した結果をみてみましょう。

中野信子

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目次

  1. ○ゴリラよりも大きい精巣を持つ人間は、一夫一婦制が保たれることに懐疑的。
     
    • ゴリラよりも大きい精巣を持つ人間は、一夫一婦制が保たれることに懐疑的。

      霊長類のなかでは、チンパンジーはほぼ乱婚状態、ゴリラは一夫多妻制のハーレムを築きます。
      ハーレムを築くためにはほかのオスとの物理的競争に勝つ必要があるので、ゴリラの体は立派なのです。しかし、体の割に精巣はそれほど大きくありません。
      一方、乱婚のチンパンジーのオスは、精子を大量に注ぎ、ほかのオスの精子に勝つことで自分の子孫を残そうとします。これを精子戦争と言いますが、そのためか、チンパンジーの精巣は体の割に非常に大きいのです。
      では、人間はどうかと言うと、体重に対する精巣の割合は、ゴリラよりも大きくなっています。チンパンジーほどではないけれど、乱婚の可能性を捨てていない。それが人間の姿なのかもしれません。

人生がときめく脳に効く言葉

中野信子

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第1章 「男脳」と「女脳」より

男女の脳のちがいを知れば、人生はうまくいく。恋人、夫婦、友人、同僚…異性に対して「理解できない」と感じたり、接し方に悩んだりしている人たちへ、脳科学者・中野信子からの処方箋。男脳と女脳のちがいを知れば、人づきあいがぐっと楽になります。

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