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食べて痩せるダイエットに最適!ダイエットに適した食材とは

ダイエット=食べる量を減らす、とお考えの方はいませんか?管理栄養士の今泉マユ子さんは「ダイエットとは賢く食べること」と言います。ダイエットに効く食材を今泉さんの著書からご紹介します。

今泉マユ子

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目次

  1. ○ダイエットとは賢く食べること
  2. ○青魚の脂肪酸を味方にする
  3. ○代謝を助ける食品を
  4. ○ほかにもあります!ダイエットをサポートする食材いろいろ
     
    • ダイエットとは賢く食べること

      私の考えるダイエットは「食べる量を減らすこと」ではありません。食べなければ体は細くなりますが、行き過ぎれば体を壊します。がまんが過ぎると、体は危機を感じて食べたものを脂肪としてため込もうとしたり、反動でどか食いをしたり、結局はリバウンドして元のもくあみという結果になりがちです。
      理想的なダイエットとは「余分な脂肪を落とすこと」です。そのためには偏った食事をするのではなく、太りやすい時間帯(22時以降)には食事をとらないとか、筋肉をつくるのに効果的な食事によって基礎代謝を上げ、脂肪燃焼をサポートするなど、健康をキープする賢い食べ方をしましょう。
    • 青魚の脂肪酸を味方にする

      体の中に脂肪として蓄えられるのが中性脂肪です。脂肪は脂肪酸で構成されており、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。飽和脂肪酸は肉類や乳製品の脂肪に多く含まれ、とりすぎるとコレステロール値を上げ、中性脂肪を増やしてしまいます。一方、不飽和脂肪酸は中性脂肪の合成を抑え、血中の中性脂肪を減らす働きをします。青魚に豊富なDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に含まれるαリノレン酸は、血糖値の上昇を抑え、筋肉増強をサポートする働きをするオメガ3脂肪酸の一種。ダイエット中に積極的にとりたい食品です。
    • 代謝を助ける食品を

      とうがらしのカプサイシンは、脂肪の燃焼を促進し、発汗作用によって老廃物を排出する働きがあります。とうがらしたっぷりのキムチは食物繊維が豊富なうえ、乳酸菌によって発酵させているので、腸内の老廃物を排出し、腸内環境をととのえるデトックス食品です。同様に発酵食品の酢も、体内でブドウ糖を効率よく燃やし、体内にたまった老廃物を排出させます。ダイエット中は発酵食品を積極的にとりましょう。
      また、ビタミンEは血流をよくして老廃物の排出をスムーズに、ビタミンB群は代謝をアップします。オリーブ油のオレイン酸も糖代謝や脂質の代謝を活発にしてくれます。

      ダイエット食材

       酢のクエン酸には疲労回復や整腸作用など多くの効能が。

      キムチ

       腸内環境の改善、デトックス、脂肪燃焼などうれしい効果いっぱい。

      オリーブ油

       不飽和脂肪酸のオレイン酸は酸化しにくく、代謝を活発に。

      さば

       旬のさばはDHA やEPAがたっぷり。脂肪燃焼を促すタウリンも。

      アボカド

       代謝を高めるオレイン酸、ビタミンE、食物繊維が豊富。1日1/2個を目安に。

      いわし

       オメガ3脂肪酸を多く含む青魚。缶詰の種類は多く、水煮やかば焼きのほか、アンチョビもいわしが原料です。

      カシューナッツ・アーモンド

       水溶性食物繊維が豊富。不飽和脂肪酸を含み、脂肪燃焼を促すビタミンB2も。

    • ほかにもあります!
      ダイエットをサポートする食材いろいろ

      不飽和脂肪酸を含む食材 アマニ油、くるみ、緑黄色野菜、豆類など

      ビタミンB2を多く含む食材 レバー、うなぎ、卵、ぶり、納豆など

      ビタミンEを多く含む食材 ツナ、赤ピーマン、かぼちゃ、落花生など

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からだにおいしい缶詰レシピ

今泉マユ子

法研

Chapter1より

免疫力アップ、疲労回復、筋力アップ、ダイエットサポート、腸内環境改善、アンチエイジング、脳と心に効く、骨粗しょう症予防という8つの目的別に、缶詰と発酵食品の良さをいかしたからだにおいしい缶詰レシピを紹介します。 少しだけ余った缶詰の活用法も! 元気に、きれいになりたい方、忙しい方、普段あまりお料理をしないという方にもおすすめです。

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