目次
- ○婚活で全く需要のない女は、どうやってデキる男性と結婚するのか?
- ○婚活市場から外に出て、デキる男性と出会う穴場へ
- ○お金も人脈もいらない、デキる男性をゲットする文章テクニック
- ○穴場にもデメリットはある
- ○まとめ:婚活市場以外で出会うための方法
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婚活で全く需要のない女は、どうやってデキる男性と結婚するのか?
30歳バツイチ。ぽっちゃり。自営業。性格は気が強く、はっきり物を言う。料理はできない。家事は苦手。正直、こんな女性が来たら私は困る。実は、この女性とは、ひよこさんと結婚する前の私なのだ。悲しいけれども、私は婚活弱者だった。けれども、実際に私がお付き合いをした男性はいわゆるデキる男性ばかりだった。ひよこさんだって普段私のような人間が出会えるような人ではなかった。サザンオールスターズ、Mr.Children、松任谷由実などのそうそうたるアーティストのプロモーションビデオ編集をしてきた業界では有名な男性だ。一体私のような婚活弱者がどうやって出会ったのか。それを最後にお話ししようと思う。 -
婚活市場から外に出て、デキる男性と出会う穴場へ
シンプルにいうと、婚活市場の強者(若い女性、美人女性)がやってこなくて、デキる男性が集まる場所に行くというのが肝だ。そこはどこなのかというと、10万円以上するような高額なビジネスセミナーである。ここには、既婚者のサラリーマンがお小遣いで来ることはない。自由にお金が使える独身のサラリーマンやある程度事業がうまくいっている経営者が集まる。経営者の中には独身者もだいたい3割ぐらいはいた。そのうち半分ぐらいはバツイチ。仕事に一生懸命になりすぎて、家庭が壊れたのかもしれない(浮気かもしれないけど)。私は、何をやっているのかさっぱりわからなくても参加した。目的は、セミナー終了後の懇親会だ。ビックリマンシール(おまけ)が欲しいけどチョコ菓子(本体)も買わなきゃいけない、みたいな感じだ。懇親会では年齢を聞かれることはほとんどない。だから見た目の年齢が若い女性はかなり有利だ。もしくは、キャラクターを気に入ってもらえたら見た目がイマイチでも盛り上がることも多い。私は、何人かと実際にデートした。はっきり言えることは、婚活市場にいたら、絶対にこんな条件の男性とは出会えていなかっただろう。「でも、これじゃお金がかかりすぎる! 1つのセミナーで失敗したら、次のセミナーでまたお金がかかるし、破産しそう」と思われるかもしれない。実は、お金がかからない方法もある。2つめは、10歳以上年上で既婚のキャリアウーマンに相談をしておくことだ。なぜ、10歳以上なのかというと、ライバル視されないためである。同年代、ちょっと年上ぐらいだと女性としての対抗意識をぶつけられる危険性が高い。一方、10歳以上離れてしまうと、妹や娘のように親身になってもらいやすい。特に、親子ほど離れていると、家族同様に大切に考えてもらいやすい。それにキャリアウーマンの周りには仕事がデキる男性もたくさんいる。うまくいけば玉の輿婚も可能だ。ただし、この方法も万能ではない。なぜかというと、お見合いを断るときに人間関係が壊れてしまうことがあるからだ。「私が、一生懸命相手を探したのに、なんであなたは簡単に断るの?」とか、「あなた、ちょっと理想が高すぎるんじゃない」とか、手痛いフィードバックが返ってきて関係がギクシャクすることも多い。つまり、断ると微妙な関係になるという覚悟が必要になる。その覚悟ができるならば、これほどお金がかからず良い人と出会える道はない。しかも、お見合いという形になるので、恋愛のように時間をかけずにさっさと結婚が決まることがほとんどだ。では、「お金もないし、そんな人脈もない」という人は一体どうしたらいいのか。実は、方法がある。これは私がひよこさんと結婚するときに使った方法だ。その方法とは、「文章」である。 -
お金も人脈もいらない、デキる男性をゲットする文章テクニック
シンプルにいうと、「デキる男性が会いたいと思ってくれるような文章を書くこと」である。言うまでもないが、どんなにいい文章を書いても大学ノートに書いていてはチャンスはゼロである。誰も読んでくれないからだ。だから、誰かに読んでもらえるところに書かなければいけない。それは不特定多数の人が読んでくれる場所、インターネットである。私の場合はブログとミクシィに文章を書いていた。その当時、名前は匿名にして日々のことを書いていた。どれも一般公開にしていた。文章はストックされていく。そこには私の情報がつまっており、日々どんどん蓄積されていく。毎日読みに来てくれる人も増え、共感したり理解してくれたりする読者が日々増えていった。ブログではルックスや年齢を明かす必要はない。つまり、私の婚活弱者的スペックをスルーしてもらえて、内面を見てもらえる。これは婚活弱者にとって、すばらしいメリットである。今だったらフェイスブックの一般公開が速攻で見てもらいやすい。いいね! ボタンを押してもらうと、友達の友達にまで投稿内容が届く。そのまた友達がいいね! を押してくれればさらにその友達に……と、自分の文章が広く不特定多数の人に届けられるチャンスがある。全部一般公開にすることに抵抗があるならば、これ! という文章だけを毎日1つ書いて、それだけを一般公開にするのだ。こうして、自分の内面や人柄を届けられる力を日々蓄積していけるようになる。「文章は苦手!」そんな人はどうしたらいいのか。そういう人はふつうの婚活をしてください、と言いたいところだが、実はまだ方法はある。写真をメインにして、そこにコメントを添える方法をとればよい。文章ほどではないが、写真からもその人の感性や人柄を伝えられるからだ。 -
穴場にもデメリットはある
ただ、穴場には婚活市場と比べて致命的なデメリットが2つほどある。1つは、結婚に至るまで長期化する可能性がある。自由恋愛に近い出会い方になるからだ。恋愛から結婚までの平均期間は約4年半ということを考えると、年齢によっては出産と関わってきてリスクが大きすぎる場合もある。私は、31歳でひよこさんと出会って、結婚したのが34歳だ。だいたいこれぐらいはかかることが多い。2つめは、相手のスペックの裏付け、確認は自分で行わなければいけないということだ。インターネットには嘘を書いたり、見栄を張ったりする人も多い。詐欺師だっている。基本スペックは自己申告になるので、リスクが高い。こう考えると、文章を書く場所は「フェイスブック」がベストだ。なぜなら、リアルな人間関係が「フレンド」という見える形になっているからだ。やはり、類は友を呼ぶ。フレンドが胡散臭い集まりなら、本人もその種の人間の可能性が高まるし、フレンドがしっかりした人なら本人も信頼に値する人であることが多い。もっと裏付けをとりたいならば、共通のフレンドに、「この人と今付き合っているんだ」と打ち明けて、彼の情報を聞き出すという手も有効だ。ここまで穴場について見てきた。私は穴場だけで結婚が決まったが、普通の婚活と両立するのが望ましい。どっちもやりながら出会える可能性を高めるほうがいいからだ。デキる男としか結婚しないと決めたなら、やるだけのことを全部やらないと、若い女性、美人女性たちとの競争には勝てない。魚がいそうなところには、全部網をかけるつもりでトライしよう! -
まとめ:婚活市場以外で出会うための方法
☆デキる男性と出会える3つの穴場を確保
・10万円以上するようなセミナーの懇親会は必ず参加
・10歳以上年上の既婚女性に結婚したいことを相談しておく
・文章力を鍛える(お金も人も手間いらず)
☆婚活に役立つ文章力と見せ方
・一般公開と友達限定公開の使い分け(フェイスブック)
・文章がどうしても書けないなら、写真とコメント
☆穴場を利用するデメリット
・結婚までの長期化の危険性ーー恋愛結婚は平均約4年半でゴール
・相手のスペックの確認、裏付けは自分で行わなければいけない
となりの婚活女子は、今日も迷走中
第3章 男心をがっちりつかむ女性たちより
結婚相談所で起きている本当の話! 私、この本の原稿を読んだら結婚出来ました! ―30歳 書店員 年下男に捨てられる女、結婚できる女 SNSで自爆する女 インスタグラムで男の心をつかむ女……。 「◯◯したらうまくいきます」という上っ面だけの婚活テクニックでは、そのテクニックが自分に役立つかどうか定かではありません。 だから、本書ではあえて徹底的に現場の生々しい具体例を全ての章に入れ込んであります。 婚活中の人たちが「こういうことあるよねー」という「あるある」の事例を読むことで、問題意識を呼び起こし、具体例に登場する男女への徹底取材から導き出された、本当に役に立つテクニックを提示してあります。 全事例は、エグいほどの現場事例です。結婚相談所で起こる醜いドロドロとした人間模様も描かれています。 ただ、笑って読めるようなエンターテイメント性もしっかりと入っています。 これらの工夫によって、この本は、従来の婚活本では絶対に得られなかった解決策を身につけられるようになっています。