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仕事没頭オトコと恋愛する時の心構えとテクニック
好きな人とはたくさんの時間を共有したいと願う女性は多いですが、彼が仕事で忙しく、なかなか時間がとれなくて悩んでいる方もいますよね。そんな時、自分の思いを押しつけてしまったりしていませんか?そこで、なかなか会えない彼への心遣いのポイントを高山真さんの「恋愛がらみ。」よりご紹介します。
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目次
- ○応援してくれるオンナに惹かれるのが、オトコってものじゃない?
- ○うふふ。愛のダメ出しよ♡
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応援してくれるオンナに惹かれるのが、オトコってものじゃない?
好きな人と、多くの時間を共有したい。その思いは、誰にとっても共通のもの。まだ恋が始まったばかりなら、なおさらその思いは強くなるでしょう。今回のご相談は、そんな思いと現実の狭間で悩んでいる方からいただきました。
「もっと親しくなりたい33歳の男性と、なかなか会えないでいます。お互いに好意をもち、最初はスムーズに会えていたのが、彼の仕事が忙しくなり、最後に会ってもう1か月ほど。メールの回数も減り、来たとしても『これから休日出勤です』『研修で山梨にいます。カンヅメです』など本当に忙しそう。友人から『ホントに仕事なの?』と言われ、不安と弱気にかられていると、その日の深夜に『今、会社を出ました…また連絡します』とメールが来て、最近ではその繰り返し。彼の仕事を応援したい、でもやっぱり会いたい! 周りの女子は『そんなの耐えられない。やめれば?』と、男子は『そこで騒いで自滅するなよ』と、それぞれの助言が…。仕事に没頭する男性に対する、恋愛の心構えやテクニック、あるのでしょうか?」(29歳・営業)
「まさにこれから関係が始まる」というときに、なかなか会えなくなってしまうのはつらいわね。焦れたり不安になったりする気持ちも、よくわかるわ。それにしても、お友達もずいぶんな物言いね。「ホントに仕事なの?」って。まあ、率直に言ってアタシも、〝会話〞においては、相手の事情をしっかり聞き取る前に先走って、「よかれと思って言った言葉が大間違い」ということを過去に何度もやっている人間です。ですから、これは大いに自戒を込めての感想なのですが。でも、そんな先走るタイプのアタシ(高山真)ではありますが、今回のことははっきり言えます。「男友達の助言には、かなりの実感がこもっている」と。仕事をバリバリやる男子、いいじゃない。このご時世、会社もなるべく少ない人手で多くの仕事を回そうとしている。必然的に「能力のある人に、仕事が無茶なレベルで集中する」という傾向は強まるわよね。彼、会社から相当期待されている人材なんじゃないかしら。確かに、今の彼にとって、仕事と恋愛の優先順位は、仕事のほうが高いのでしょう。もっと正確に言えば、オトコが将来その優先順位を変える可能性は、ものすごく低いと思うの。「恋愛が最優先」には一生ならない、という人は男女関係なくいますが、割合的にはオトコのほうが高いと思います。ちなみにアタシはゲイですが、基本的にこのタイプ。「仕事を頑張っているからこそ、ときに恋愛にも目を向けられる」と思っているし、同じ考えをもっている男子って本当に多いのよ。でも彼は、そんな目が回るような忙しさの中でも、あなたにメールを送ってくるわけでしょ。アタシは「彼、しっかりしたところもあるわね」と思うの。この段階で5年後とか10年後の話をするのは飛躍しすぎかもしれないけれど、彼、33歳の段階でこういう感じなら、「結婚しても、仕事をバリバリやりつつ、家族へのフォローも忘れないよう心がけている人」になりそうな気がするし。現在、寂しい思いをしているあなたが、焦れたり不安を抱えていたりするのはわかるけれど、そこで「どうして会えないの!?」みたいに彼を追い詰めるようなメールを送ってしまうのは、あまり得策ではないと思うの。オトコって(オンナもそうだけど)、「自分がプライドをもって携わっていることを肯定してくれる人」に惹かれるものだから。もし、アタシがあなたの立場だったら、そうねえ…。彼から来たメールには、「踏ん張りどきね。頑張って。でも、くれぐれも健康第一で。時間ができたら、お昼でも夜でもOKなんで、ご飯しましょう」みたいに、「激励」と「体調への気遣い」と「次のデートの、ごくさりげないリクエスト」を入れた返事をするかしら。で、いざデートのときには、入浴剤なんか差し入れちゃう。贈る相手はノンケの男子なので、当然「美肌用」ではなく「疲労回復用」の、香り控えめのタイプを選んでいるわ。入浴剤程度の金額のプレゼントなら、彼も受け取るのに精神的な負担はかからない。それに、1回分の個別包装タイプなら、彼の出張用のバッグに何個か入れてもらっても邪魔にはならないサイズ。彼が出張先でお風呂に入るたび、プレゼントした人を思い出すメリットもあるしね。うふふ。彼がハードな思いをしているとき、常に一緒にいられなくても、「温かい気遣いで、自分に寄り添ってくれてるんだな」と思わせられたらしめたもの。今の状況をチャンスに変えるきっかけは、意外とたくさんあると思うわよ。頑張ってね! -
うふふ。愛のダメ出しよ♡
会えなくても突っつかないで。
気遣いを「形」にすること♥
お仕事男子への鉄則よ
恋愛がらみ。
応援してくれるオンナに惹かれるのが、オトコってものじゃない?より
「知的ゲイは悩める女の共有財産」とジェーン・スーさんも本書を絶賛! マツコ・デラックス、ミッツ・マングローブ両氏とも旧知の間柄、フリーランス編集者でエッセイストの高山真、待望の新刊は「愛のダメ出し」満載の新感覚幸福論です。