HALLOM(ハロム)

更新

関連タグ:

「ラクができる彼」と「背伸びしてしまう彼」の選び方

「長く付き合った人がいるのに、ほかに魅力的な人が現れて心が揺れる」とか「付き合っている彼で私は本当に幸せになれるのかしら」といった気持ちになったことはありませんか?恋人を選ぶ時には相手のスペックや「彼が何をしてくれるか」という打算が頭をよぎりがちですが、実は彼よりも自分自身について考えることが大切なのかもしれません。心に刺さるメッセージ満載で大人気の人生相談エッセイ本からご紹介します。

高山真

  • 閲覧数:326 views

目次

  1. ○もらえるものだけでオトコを選ぶのは、そろそろ卒業しない?
  2. ○うふふ。愛のダメ出しよ♡
     
    • もらえるものだけでオトコを選ぶのは、そろそろ卒業しない?

      「子どもと大人の違いって何?」と質問されたら、アタシ(高山真)はいつも「もらいっぱなしが子ども。与えることもできるのが大人」と答えています。今回のご相談は、大人になりかかっている方からいただきました。

      「学生時代からの彼、Aくんと一緒にいようか、年上の彼、Bさんに飛び込もうか悩んでいます。社会に出てから2年、Aくんとのつきあいに物足りなさを感じるようになったとき、異業種交流会でBさんと出会いました。誘われるまま食事やドライブに行き、ギャラリーや歌舞伎に連れて行ってもらうことも。一方Aくんとは、地元で会って家飲みして、と単調な日々。ただ、安心するしラクです。また、Bさんの前では背伸びしてしまい、本来の自分を出し切れないな、と思うことも。ふたりの間で気持ちが揺れています。今後、私は何を指針に結論を出せばいいのか、教えてください」(22歳・メーカー勤務)

      やだ、モテ自慢ね! 若い子って、無意識に、でもきっちりと「同時期にふたりのオトコとラブな私」アピールしてくるからタチが悪いわ! って、ウソよ。うふふ。
      アタシも決してモテるタイプではないけれど、今までに「どちらを選ぶか」という岐路に立たされたことは何度かあります。あとになって「出会いが、せめて1年ズレていてくれたら、どちらとも楽しい時間が過ごせたのに」と振り返ることも、一度や二度ではなかったわ…。
      なーんて、ゲイバーのママみたいなツッコミを入れた次の瞬間に、アタシもきっちりと「同時期にふたりのオトコとラブだった私」アピールをしてみたわ。ほほほ。確信犯な分、よりタチの悪さが際立つわね。
      意地悪ついでに言うわけではないけれど、あなたの「何を指針に結論を出せばいいのか」というご質問にはお答えできないの。残念ながら、それは他人には決して見えないから。あなたが自分自身と向き合って、見つけるべきものなのです。
      一緒にいると刺激をもらえる人とつきあうべきか。それとも、安心感をもらえる人とつきあうべきか。答えは完全に人それぞれ。「どちらが正解か」という問題ではありません。「刺激的な情報や教養、生活は自分ひとりでも追求できる。だからパートナーには癒しを求めたい」という人も、男女問わず多いしね。
      もう一度、この本の原点に立ち返らせていただくわね。
      「マナーとは『それを体に染み込ませていれば、自分も相手もいい時間を過ごすことができる』という約束ごとである」
      アタシはそう思っています。だからこそ、あなたには、「自分が何を欲しがっているか。何を心地いいと思うのか」ということをしっかり考えてほしい。AくんやBさんに対するのと同じくらい、自分自身に誠実であってほしいのです。
      アタシは、アタシの正解をあなたに押しつけたくない。あなたにも自分自身にも誠実であろうとすれば、アタシの答えはこれしかなくなるの。
      ただ、ひとつだけつけ加えるのなら…。AくんとBさん、それぞれから与えられるものはわかったわ。では、あなたは何を与えられるの?
      人間関係は、ギブアンドテイクで成り立っています。相手から与えられる一方、もらう一方では、関係なんて、終わるのが早まっていくだけよ。
      「Aくんは物足りない」「Aくんとの関係は安心するけど、単調」と言うけれど、だったらあなたが、Aくんの成長を、あるいはふたりの成長を促すような、刺激的なファクターをもち込んでもいいんじゃない? そういう視点がまるっと抜け落ちているのが、それなりに年齢を重ねたアタシにはどうしても気になったのです。
      Bさんも現在は、「経験も知識も少ない年下の女子に、いろいろ教えてあげる」という喜びを享受しているのでしょう。でも、悲しいかな、すべての喜びは必ずすり減る運命にある。「新鮮さ」が薄くなっていくのは、仕方がないことなんです。
      Bさんの喜びがすり減ってしまうのが何年後かはわからない。でも、そのとき、年齢を重ねたあなたが、新しい「何か」をBさんに与えることができるか。Bさんとの交際が長続きする秘訣は、そこだと思うわよ。
      今回のことは、「オトコを選ぶ指針」の問題ではないとアタシは思います。どちらを選んだとしても、遅かれ早かれ次の課題が見えてきちゃうもの。
      そうではなく、「私という人間が、人に何かを与えられるようになるには、どうすべきか」という視点から、人間関係を考える…。そのきっかけになったら、アタシはそれがいちばん素敵なことだと思います。「対・男性」だけでなく、「対・自分自身」でも、もっと真剣に、もっと欲張りに、可能性を見つめてみましょうよ、ね?
    • うふふ。愛のダメ出しよ♡

       ちょっと意地悪になるわね。

       受け取るばかりじゃ先がないわ。

       あなたは彼らに何を与えられるの?

恋愛がらみ。

高山真

小学館

もらえるものだけでオトコを選ぶのは、そろそろ卒業しない?より

「知的ゲイは悩める女の共有財産」とジェーン・スーさんも本書を絶賛! マツコ・デラックス、ミッツ・マングローブ両氏とも旧知の間柄、フリーランス編集者でエッセイストの高山真、待望の新刊は「愛のダメ出し」満載の新感覚幸福論です。

     width= 楽天ブックス オムニ7

関連記事

この記事に関するタグ