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- ○「ダメ」「ムリ」「イラナイ」でチャンスをなくす。
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「ダメ」「ムリ」「イラナイ」でチャンスをなくす。
断らなければならない時に、チャンスをなくすNGの言葉は、「ダメ」「ムリ」「イラナイ」の3つです。なんでもすべて断らないほうがいいというわけではありません。たしかに、断らなければならない時もあります。問題なのは、「いいな。また会いたいな」と思っている相手に断る時のボキャブラリーです。「ダメ」「ムリ」「イラナイ」という言葉は、次回への立ち上がりがなくなります。「ムリムリ」と言われると、次に誘う意欲がなくなるのです。どんな状況でも、次にまだつながれる何かを残しておくことです。すべてのチャンスで出入り禁止という扱いの印象を与えると、結局自分が出入り禁止にされてしまいます。いいなと思う人に断る時には、次のチャンスを逃さないようにします。たとえば、「明日はどうですか?」と言われた時は、「明日はダメなんですけど、○日はどうですか?」と答えます。これで男性は、「まだ脈があるかな」と感じます。「明日はダメなんです」と言い切ると、次のお誘いはありません。メールで断る時に、「季節の変わり目、ご自愛ください」と最後に書く人がいます。断られたあとの「ご自愛ください」という言葉は、かえって痛いです。女性はやさしさのつもりで書いていても、男性は鼻で笑われたように感じてしまうのです。