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モラ夫と会話する時の注意点と対処法

優しい時は大好きだけど、暴言や無視をされて傷つくことも…。あなたのパートナーはそんな“モラ夫”になっていませんか?
“モラ夫”タイプのカレと上手につきあうには、伝え方のコツがありました。
麻野祐香さんの『モラ夫のトリセツ:モラハラ夫と幸せに暮す、秘密のテクニック』から、モラ夫なカレを育てる秘訣をご紹介します!

麻野 祐香

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目次

  1. ○モラ夫はほめて伸ばそう
  2. ○モラ夫に「ありがとう」の魔法をかけよう
  3. ○モラ夫の的外れなサプライズを大げさに喜ぼう
     
    • モラ夫はほめて伸ばそう

      「うちの夫は○○をしてくれないんです」。そういうお話をよく聞きます。
      さてここで質問です。あなたはモラ夫が何かしてくれるのを待ちますか? それとも自分から行動を起こしますか?
      モラ夫と一緒に暮らしていても、自分が楽でいるためには、自分から行動を起こすことが理想です。何かをしてくれるのを期待して待っていて、何もしてもらえずにがっかりするのなら、自分から行動をしてみたほうがいいですよね。そのほうが気持ちが楽ですし、期待して待っている時間も省けます。
      男性はほめられることが大好きなのです、ほめてもらうと自己顕示欲が満たされます。ほめてもらうことが楽しくて、「ほめてもらいたい」と自分から行動を起こすようになります。
      ですから、モラ夫はほめて伸ばしましょう。普段から「ほめる」という行動を起こすことが大切です。モラ夫が、自分からあなたのために何かをやってくれたら、期待してなかった分、うれしいですよね。そのときは、またいっぱい喜んで、ほめてくださいね。
      モラ夫をほめるポイントは、4つあります。

      1 3つのほめ言葉を覚える

      男性は「ほめると伸びる子」なんです。そう、子どもと同じです。ほめてほめて、すごくおだてて、「ありがとう」「すごい」「うれしい」とたくさん言ってください。
      この3つのほめ言葉を繰り返すことから始めましょう。すると、モラ夫のやる気が出てきて、ほめられることで快感ホルモンが増え、それを何度も繰り返すことでほめられる行動が普通になっていきます。ワンちゃんやアザラシなどにごほうびをあげることと、同じだと思ってください。


      2 逆をついたほめ言葉を駆使する

      モラ夫の予測しない言葉でほめてください。俺様男のモラ夫ですから、たとえば荷物を持ってもらったときに「ありがとう、頼りになる」と言うと「あたりまえだ」と思われます。なぜなら、モラ夫の心の中では「俺はすごい」「俺は頼りになる男」「俺は強い」と思い込んでいるからです。
      ですからそんなモラ夫には、すかさず「ありがとう、やさしいね」と言ってみてください。モラ夫の頭の中では想像もしていない言葉なので、心に響くのです。反対に、いつもやさしい人には、「ありがとう、やさしいね」は言われ慣れているので、「ありがとう、頼りになる」と言ってください。


      3 裏付けのあるほめ言葉を使う

      ほめるときに、具体的な理由を盛り込むことも効果的です。
      むやみに「すごい」を連発するのではなく、「○○だからすごい」「○○できるってすごい」とすごい理由を付け加えてください。
      モラ夫は頭のよい人が多いので、ただ「すごい」ばかりを連発していると、だんだんバカにされていると感じます。でも理由を付け加えると、そこをほめて認めてもらうことで虚栄心を満足させることができます。4 ほめ言葉はたっぷりと感情を込める
      いくらほめ言葉を並べても、感情を込めずにただ棒読みで繰り返していると、猜疑心(さいぎしん)が働いてバカにされているとモラ夫は思います。ですから感情の入れ方、抑揚のつけ方には気を付けてください。最初は難しいと思いますが、慣れてくればできるようになっていきます。

      男性は、半分は母が育てて、残り半分は彼女や奥さまが育て上げるのです。男性を育てるときのコツは、ほめることです。
      そうは言っても「ほめるところなんてひとつもない」。そんな声も聞こえてきますが、先入観は捨ててください。「この人は悪い人」という先入観でモラ夫を見ていると、いいところは探せません。人のいいところを探す癖をつければ、あなたも幸せになれます。
      過去と他人は変えられませんが、未来と自分は変えられます。
      だったら自分からどんどん行動して、モラ夫のことをほめて、自分好みに変えて育てていきましょう。すべては自分の生きやすさのためになります。
      「自分を認めてくれないモラ夫をほめたくない」。そう思うのも当然です。でもそれをしていたらモラ夫と同じ次元です。それって、切なくないですか?
      だから悔しい気持ちは忘れてどんどんほめて、モラ夫をいい気にさせてください。
      「そんなにいい気にさせていいんですか?」と言われますが、いいんですよ。どんどん癖にしてください。前述したワンちゃんやアザラシと一緒で、何かやったら「ほめられる」「認めてもらえる」ということが癖になったら、ほめられたくて、認められたくて自然と自分から行動してくれるようになります。
      ところで「ほめる」ということは、モラ夫対策だけでなく、あらゆる人間関係にもプラスになります。第一印象で苦手だと思う人も、よいところを探していくと第一印象を忘れて付き合いやすい人になります。そして、よいところを見てくれるあなたのことを、相手も好きになってくれます。
      そう、心は鏡なのです。自分が「苦手だ」「嫌いだ」と思っていたら相手もそう思っていますし、「好き」という感情で見ていると相手も好意を持って自分を見てくれます。
      「苦手」という思い込みを、「好き」という思い込みに変えるだけで、人間関係は円滑に進みます。
      あなたに認めてほめてもらうことで、モラ夫は自分が必要とされていると感じます。愛に飢えて育ったモラ夫は、愛のエネルギーが少しずつですが満たされていくことで、相手を思いやる気持ちが芽生えてくるようになります。すぐには変化しませんが、長い目で見守ってください。
    • モラ夫に「ありがとう」の魔法をかけよう

      モラ夫がやってくれたことに対しては、どんな小さなことにでも「ありがとう」と感謝の気持ちをたくさん伝えてください。
      「私はモラ夫にありがとうと言われたこともないのに、そんなこと言いたくない」「何で私だけがそんなに頑張らないといけないの」。そう思う気持ちはわかります。
      でも、あなたが幸せになるためには、モラ夫が自分に対して心を開いてくれることが大切なのです。
      モラ夫は「人間不信」「疑心暗鬼」「嫉妬心」で心の中がいっぱいなので、妻に対しても心を開くことはしません。そんなモラ夫に感謝の言葉を伝え続けると、「妻には安心していいんだ」と認識して態度も穏やかになっていきます。
      「ありがとう」は魔法の言葉です。ぜひ「ありがとう」と言葉にする習慣をつけてください。せっかく心の中で思っていても、なかなか口に出せないときもありますが、毎日言うことで、やがて自然に言えるようになります。
      でも、中には「モラ夫に対して感謝できる部分なんて、見つからない」という人もいるでしょう。そんな場合は、「モラ夫が仕事をしてくれるので、住む家もあり、ご飯も食べることができる」「モラ夫がいたから、子どもを授かることができた」「今日もお布団の中で目覚めることができた」など、どんな小さなことでも、感謝できることを探してください。
      ただし、感謝の気持ちを持つためには、モラ夫に見返りを求めてはいけません。モラ夫との生活では、期待はことごとく裏切られるものだということを心に刻んでおいてください。
      たとえば、ハネムーン期のやさしくなったモラ夫に、「モラハラは治ったのかもしれない」「これからは幸せな夫婦になれるんだ」と期待しても、がっかりするだけです。期待をしなければ、そのときやってくれた行動に感謝することができます。「ありがとう」と言えるように、感謝の気持ちを持つためにも期待はしないでください。
      「お仕事おつかれさま」「いつもありがとう」
      たった一言でいいんです。感謝を積み重ねていくと愛が生まれます。愛されることで、モラ夫の心も満たされていきます。これっていいことの連鎖ですね。
      「あたりまえ、そう思ってもありがとう」
      自分が楽になるためにも、ぜひ習慣にしてください。
    • モラ夫の的外れなサプライズを大げさに喜ぼう

      不器用なモラ夫だけど、奥さまに喜んでもらうために時々サプライズをしてくれることがあります。でも、ほしくないものをプレゼントしてくれるなど、的外れなことがあります。
      たとえば、エステを予約してあげれば奥さまがきっと喜ぶと思いこみ、予定も確認せずに「予約してやった、行ってこい」と言います。でもその日は予定も入っているし、エステに行く気分でもない、はっきり言って迷惑だと思うようなことでも、モラ夫自身は最高のことをしてあげたと思って鼻高々なのです。そんなときでも、絶対に「忙しい」「迷惑」「お金がもったいない」などと言わず、「ありがとう」と満面の笑顔で、その気持ちがすごくうれしいということを伝えてください。
      そして、できることなら予定を調整して、モラ夫が予約してくれたエステに行ってほしいのですが、どうしても無理な場合はほかの日に予約変更をしてください。予約変更はモラ夫を通さずに、自分が電話してできることですから。
      モラ夫は、せっかく奥さまに何かしてあげたいと思っても、不器用なゆえに言い方が命令形のままです。「してやったから」「やっといてやる」と言われると、「結構です」と言ってしまいそうになりますが、そこは大きな心で受け止めて、「モラ夫の精一杯の気持ちなんだな」「言い方は悪いけど、やってくれたことには感謝しよう」と思ってください。そして、笑顔で「ありがとう」と伝えてください。たくさんの笑顔で感情を込めて、喜びを表現しましょう。
      人を認めることをしないモラ夫ですが、まれに奥さまの発言や行動を認めてくれることもあります。そんなときは「ありがとう、認めてもらうとうれしいしやる気も出る」と素直に喜びを伝えてください。そんなことで妻が喜ぶことにモラ夫くんは驚き、「じゃあ、たまには認めてやろう」思ったりもします。
      さらには、うれしい言葉を言ってくれたときには「その言い方、すごくうれしい」と思い切り喜びを表現してください。
      モラ夫は人の心に鈍感です。ですから、人が傷つく言葉と喜ぶ言葉の違いがわからないのです。モラ夫にその違いを教えていく気持ちで、うれしいときは本当に満面の笑顔で、喜びを伝えてくださいね。モラ夫のいい面だけを見て、悪い面を見ないようにしてください。自分もいいところを見てもらえたらうれしいですよね。モラ夫にもぜひそうしてください。
      「いちいち大げさに喜ぶなんて面倒」。そう思うかもしれませんが、結婚相手がモラ夫なんですもの。いろいろとあの手この手で、モラ夫を操縦する方法を身に付けていきましょう。自分が生きやすくなるためにも。

モラ夫のトリセツ: モラハラ夫と幸せに暮らす、秘密のテクニック

麻野 祐香

合同フォレスト

第3章 手のひらで転がす魔法のテクニックより

暴言や無視をされても、優しい時は好きだから嫌いになれない。 別れを選ぶべきかどうか悩む女性に贈る、心に響くアドバイス。モラ夫への接し方とあなた自身の感じ方を上手にコントロールする方法をお教えします。 心を壊すことなく、自信を取り戻すことができますよ。

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