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独身30歳目前の女性のための恋愛解決のコツ

婚活を始めてみたけど、なかなか思うようにいかない…という悩みを持っている方も少なくないですよね。何回かデートをしてみても「この人だ!」とピンと来ないという方は、一度自分の理想の一日を思い浮かべてみるとよいかもしれません。婚活を一歩先に進めるために、出会いの前にイメージしたい理想像の作り方をご紹介します。

和気京子

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目次

  1. ○理想の1日をイメージしてプラス1
  2. ○心と頭を一致させよう
  3. ○今のやり方じゃ見つからないことを再確認
  4. ○自分が本当に大切にしているものに気づく
     
    • 理想の1日をイメージしてプラス1

      30歳を目前にした頃から焦りだし、婚活を本格的にはじめて数年。いろんなイベントに出て、デートをしても2回止まり。「この人だ!」ってピンとこないんです。「このまま一生独身のままかも…」と、とても不安になる夜もあります。どうしたらうまくいくのでしょうか?
      心と頭の状態
      「焦るし、不安…」
      「『この人だ!』とピンとくる人と結婚するために、がんばり続けなきゃ」
      ほぼ初対面で好きな人を見つけ、恋して結婚し、いつまでも幸せに暮らす。素敵ですし、それを目指す気持ちはよく分かります。分かったうえで、書きます。残念ながら、10代などの若い頃と比べ、年齢を重ねて自分の精神も成熟していると、ひと目惚れの確率は低めになります。大人になるほど、外見に加えて「話が合わなきゃ」「経済力がなきゃ」といった基準も入るからです。
      それを理解したうえで「結婚したいのか」「ひと目惚れの恋をしたいのか」そのどちらが優先なのかを整理すると先に進めそうです。
    • 心と頭を一致させよう

      D子さんは、清楚な美人で物腰も柔らかい女性。5年近く恋人はいませんが、それなりにモテるので「いずれ良い人が見つかる」と気楽に構えていました。が、気づいたら30歳間近。焦りを覚え、積極的に婚活することにして多くの人と会い、デートしました。しかし、ピンとくる人には巡り合えず、焦りも不安も大きくなる一方。
    • 今のやり方じゃ見つからないことを再確認

      D子さんに「どんな人だったらピンときそうですか?」と聞いてみました。
      「それが分からないんです。誠実な人と思っても好みの外見がいいし。でも好条件すぎてもダメで…。もう、自分でも分からないんです」と困り顔。
      「これまでのように婚活を続けて、もっとたくさんの人に会えば出会えそうですか?」と尋ねると、「そう思えないから困っていて…」とのこと。
      恋と結婚、どっちが優先なのかに気づく
      「恋と結婚、どっちが大切ですか?」と聞くと、「そうなんですよね。どっちも大切なんですが。でも、どっちかに決めないとなんですよね。分かっているんですが。う〜ん…。結婚でしょうか、子ども欲しいし」と続けられました。ここで、結婚と答えられるのが素晴らしいです! いろいろ偉そうなことを書きましたが、私は「どっちも大切」と言ってしまうクチです(笑)。
      理想の1日をイメージして整理
      次にこんなことを聞いてみました。「結婚してからの理想の1日ってどんな感じですか? 朝起きてから夜寝るまで、どんなふうに過ごしますか?」
      「休日の朝はゆっくり一緒にごろごろ(中略)夜は、お笑い番組で大笑い(後略)」
      「その1日のなかで、これだけは絶対にはずせない大切なシーンはどれですか?」
      「お笑い番組を見ながら大笑いするところです。私、お笑いが好きなので…あ! やっぱり、笑いのツボが一緒の人がいいです」
      ここまできたら答えはもう出ていますね。笑いのツボが一緒の人が集まりそうなところに行けばいいのですから。
    • 自分が本当に大切にしているものに気づく

      理想の1日をイメージして出てきた人は、恋に落ちる可能性もおおありですね。D子さんのケースは、次の4ステップを踏みました。

      ①今のやり方じゃ難しいことを再確認

      ②結婚と恋のどっちが大切かに気づく

      ③理想の1日をイメージする

      ④どんな人が良いのか明確にする

      このステップを踏まずに、いきなり次の言葉を自分に問いかけても大丈夫です。

       結婚生活の理想の1日は? そのなかで絶対にはずせないシーンは?

      「絶対にはずせないシーン」は、自分が大切にしているものを含んでいます。「身長」「学歴」「年収」といったものとは対照的に、客観的には捉えられないものを具体的にイメージすること。それによって、自分がしっくりくる相手のヒント、そんな人を見つけるヒントが見つかるものです。

人間関係の整理術

和気香子

クロスメディア・パブリッシング

第2章 【家族や恋人との関係編】プラス1だけ心がけようより

本書でご紹介する「問いかけ」は、身近な人たちの悩み相談にのる際にも有用です。賛否でもなく、的外れなアドバイスでもなく、悩んでいる人の心に届き、動かす、そんな勇気づけの言葉としてお使いください。

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