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本物の愛を育てるために大切なこととは
生き方が人それぞれであるように、恋愛も人それぞれです。ただ、その中には必ず、「本物の愛」がなくてはいけません。では「本物の愛」を育てるために大切なこととはいったい何でしょう。一之瀬 志郎さんの「夢をかなえるために今日やっておくたったひとつのこと」よりご紹介します。
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- 本物の愛を育てるために大切なこと
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本物の愛を育てるために大切なこと
生き方が人それぞれであるように、恋愛も人それぞれだ。さまざまな形があっていい。ただ、その中には必ず、「本物の愛」がなくてはいけない。「本物の愛」は二人で育てていくものだ。別々に生まれて育った二人が出会い、惹きつけ合う。しかし、パーフェクトな人間はいない。つき合い初めの燃え上がる時期が過ぎ、時間が経つにつれ、お互いのさまざまな面が見えてくる。時には相手の未熟さばかりが目につく場合がある。自分と合わないところを発見してしまうこともある。欠点を見出したらきりがないだろう。そんなとき、相手に抱くのは、「もっとこうしてほしい、こうなってほしい」という「欲」だ。これは、「私の嫌いな面、不満に思う部分を、私が好むように変えて、私を満足させてほしい」ということに他ならない。これでは恋愛ではなく、自己愛だ。恋愛という名のもと、自分を愛しているだけになってしまう。作家・田辺聖子の言葉を紹介しよう。「何がタカラって、こっちが( 何という、いい人間だろう) と思うような男、あるいは、女の、その心をもらうほどのタカラがあろうか。心をもらうというのは、親しくなる、愛を分けてもらう、気持ちが通じ合う、といった、要するに、心と心が結ばれ合う関係になることです。」同じ時代に生まれ出会った人の中で、お互いに心をもらい合う二人になること、これは大変な奇跡だ。出会ったころは、その奇跡に日々感謝していたはずなのに、いつしかそれが当たり前になってしまっていないか。相手のいい面に目を向け、相手を大きく包み込む心の広さを持とう。そして、いつまでも心をもらい合える関係でいられたら、それは「本物の愛」なのである。