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独身女性がハマる「おひとり様サービス」の実態とは

ドンドン加速していく「おひとりさまサービス」の展開。各社が売り込む「おひとりさま」プランにハマる女性たちの、陥りがちな本当の幸せが遠のく思考パターンの変化を恋愛コンサルタント・菊乃さんの著書『あなたの「そこ」がもったいない』からご紹介します。

菊乃

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目次

  1. ○キリがない独身女性向けサービス
  2. ○非日常が大好きなアラサー女性は「クレクレ」体質かも
  3. ○クレクレ体質とおさらばした女性たち
     
    • キリがない独身女性向けサービス

      「ソロウェディング」ってご存じでしょうか?
      ウェディングドレスを着たいけれど、結婚の予定がない女性向けのサービスです。聞いた時は「おひとりさまサービスもここまで来たか!」と思いました。
      コスプレ感覚でウェディングドレスに身を包み、メイクをしてもらい、写真撮影をしておしまいという方から、オプションで花婿をつけたり、もう一度ドレスを着たい主婦、既婚者だけれどウェディングドレスを着なかった人など、ニーズはさまざまだそうです。その中でもやはりメインのお客様は、ホープレスなアラフォー女性だそうです。
      ソロウェディングは賛否両論。「イタいなぁ」とドン引きする人も多くいます。料金は2~5万円だそうです。
      他にも、1人でも入店しやすいように工夫された焼き肉店が話題になったこともありました。休日に1人でホテルに滞在するのが流行ったことも。「自分へのご褒美」といって、首都圏在住の女性が都内の1泊2~3万円するラグジュアリーホテルに泊まって優雅に過ごすのです。エステやディナーとオプションをつけたら5万円前後でしょうか。
      皆さんはどうですか。私も1人で外食は行くほうでした。1人旅も平気(むしろ、融通が利くので1人旅が好き)。
      マーケティング用語では「F1層」といわれる20~34歳の独身女性は最も流行に敏感で、財布のヒモが緩く購買意欲がある人たちです。「デート向け」でPRしていた雰囲気のいいレストランやホテルがなかなか埋まらなければ、その層に向けて、「おひとりさま向け」や「女子会」プランとして売り込まれていきます。これらのサービスを受けている女性たちは、「私は私の判断で自由にやりたいことをやる」つもりかもしれません。
      でも本当のところは、結局、男に追いかけられず、各社サービス業から追いかけられているだけじゃないのかなと思うのです。つまり、金銭の対価として何かをやってもらう。
      「消費者」としてだけ洗練されていく──。
      お金を出しているお客様だから、ホスピタリティーあふれる接客サービスを受けることはできるでしょう。それは心が軽くなるワクワクする瞬間かもしれません。
      でもそれだけが楽しみっていうのはもったいないです。お金を出して「やってもらう」ことじゃなく、誰かにやってあげることでワクワクすることもあります。
    • 非日常が大好きなアラサー女性は「クレクレ」体質かも

      「好きなことは、海外旅行とお買い物。好きなのはヨーロッパとハワイ」と言っている銀行勤務の30代女性はずっと実家暮らしです。家では親が食事を作ってくれて、仕事内容は会社が決めてくれて、家賃は持ち家だからゼロ。
      「男性から愛されたい」「誘ってくれない」ということでご相談にいらっしゃったのですが、「●●されたい」「●●してくれない」「●●してくれる人がいい」と相手に対して「クレ」「クレ」と要求ばかりしていました
      これ、実は特定の女性の話ではなく、本当に多いのです。彼女たちの好きなことは、一様に、お金を使う娯楽ばかりでした。
      「料理を作るのも食べるのも好き」「友だちと話している時間が好き」「公園とかカフェでボーっとするのが好き」という日常生活の中での「楽しい」じゃなくて、非日常の娯楽・趣味のために生きているのです。でも、それだと、日常生活を営む相手に見られないのではないでしょうか。サービスを受けるお客様ならクレクレ体質でもいいと思います。それに見合ったサービス料を支払っているのですから。けれど、常にお客様体質でいる人と一緒にいたいとは思わないでしょう。非日常感を楽しむこと自体はいいのですが、日々の生活の中でも楽しめる体質になってほしいものです。
    • クレクレ体質とおさらばした女性たち

       

      素敵なパートナーを見つけ、今は幸せにしているある女性は、その昔、アイドルのファンクラブに入ってSNSで見つけたオフ会にも参加していたそうです。全国ツアーなら、同じコンサートに北海道だろうが九州だろうがどこへでも飛んでいっていました。
      「それって、同じ曲が流れるんですよね?」と思わず私が質問したら、「普通、そう思いますよね。同じ曲なんですけど、MCが微妙に違ったりするんです。ファンクラブの中には20公演中15公演見に行ったとかいう人もザラだったから、麻痺してました」と。
      そのコンサートは一流のエンターテインメントなのでしょう。オフ会では、カラオケボックスに行ってそのアイドルの曲をかけてみんなで歌ったり、本人不在のバースデーパーティをやったりしていたそうです。
      「何やっていたんだろうって思います。今も好きですけど、それより仕事とか彼氏との生活のほうが中心」
      女友だちとテーマパークに行くのが大好きで年間パスポートも持っていたという30代女性は、SNSのアイコンもテーマパークのキャラクターと並んでいる写真でした。男性が見るとドン引きします。
      彼女はシーズンごとに通い詰めてグッズも購入。学生時代に一緒に行っていた友だちは、彼氏ができたり、結婚したり、子どもができたりして、連れ立って行く相手が変わりながら、生活の基盤ができていくのに、彼女のほうはずっと子どものまま。テーマパークに行って楽しむこと自体は何の問題もありません。でも、彼女がずっと子どものままであることに気づいていないのは問題です。パートナーがほしいと思っているなら……。
      「出会いがない」状態は実は楽しいものです。将来のことを考えず、お金を出して買える娯楽・快楽だけを求めてもいいでしょう。「女は30歳から輝く」「大人女子」「大人カワイイ」などと謳いシングル女性から2~5万円を出させるために考えられている商品・サービスはとても多いのです。クリスマス限定コスメ、ブランドのバッグ、1~2泊の旅行、ソロウェディングなどはその最たる例でしょう。
      私から言わせると、それに乗せられた女性は、
      「大人気分を買っているだけの、幼いオバサン」です。
      非日常より、日々の生活を大切にしながら50歳の自分を想像してみてくださいね。

      Advice
       一時の快感はその場しのぎ

あなたの「そこ」がもったいない。

菊乃

すばる舎

Part2より

本書は、一生懸命に仕事もして、女友だちもたくさんいて、楽しめる趣味を見つけて、いろいろ努力しているのに、なぜだか「出会いがない」と悩む全ての女性に向けたマジメな恋愛書です。 「モテたい! とまでは思わないけど、真実の恋を見つけて幸せになりたい」と願う女性に、考え方、第一印象の上げ方、ライフスタイルなど、菊乃の魔法をかけて、幸せにします。

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