デートで失敗しないための会話術とマナー

　作品に対する否定的な意見ばかり言うのは避けましょう。否定的な感想を言うとしても「そんなにおもしろくなかったけど、いっしょにいられてよかったね」など、最後はよいことを。

　映画デートのメリットは「観賞中は会話をしなくても大丈夫」なことと、「観賞後に映画の話題ができる」こと。知り合って間もない相手など、観賞後にどんな話をするか考えながら見てもよいでしょう。

　映画がはじまる前の予告で近日公開予定の映画をチェックしておきましょう。「○○の予告、面白そうだったね。公開したら見にいこうよ」など、次につなげることができます。

　アトラクションを目の前にして「ジェットコースターには乗れない」などと言うと相手の熱が冷めてしまうことも。遊園地の予定を立てるときには伝えておきましょう。

　混んでいるアトラクションに並ぶのは億劫おっくうですが、実は会話を楽しむ絶好のチャンス。好きな本や映画、趣味など盛り上がる話題を選んで、「並ぶこと」自体も楽しみましょう。

　相手が疲れていないか、たまに確認するなど気づかいを。また、自分が休みたいときも、「察してほしい」と思うだけでなく、「少し座らない？」などきちんと言葉で伝えること。

　どのような目的で公園に行くかによって、服装を意識しましょう。イベントなどの場合はヒールやタイトなスカートなどでは相手に気をつかわせてしまいます。

　懐かしい遊具のある公園の場合は、それぞれの遊具にまつわる話題を振ると◎。「逆上がりは何年生でできた？」「ブランコで靴飛ばししたよね」など、公園ならではの話題で盛り上がりましょう。

　芝生のある公園なら、レジャーシートを持って行ったり、「ピクニック気分でお弁当をつくっていこうか？」など、公園ならではの楽しめるアイテムを準備していくと◎。

　美術館などの館内で展示物を悪く言うのは避けましょう。周りにいるのは興味がある人ばかりです。作品に対して否定的な意見がある場合は、美術館を出てからに。

　見終わってもすぐに帰らず、館内に併設されたカフェなどで「あれがよかった」など作品について語り合うことが大切。意見や気持ちを共有すると、距離もグッと縮まります。

　絵を見ている人の前を横切ったり、ヒールの音を響かせたり、大きな声で話したりするのはNG。人それぞれ鑑賞のペースがあるので、出口で待ち合わせて、自分のペースで見るのもありです。