目次
- ○ケーキのいちごは酸っぱい!?
- ○いちごのおいしい食べ方は?
- ○毎月22日は何の日?
- ○外側のフィルムはどうする?
- ○いちごののせ方
- ○いちごのショートケーキレシピ
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ケーキのいちごは酸っぱい!?
ショートケーキのいちごって、どのタイミングで食べますか?最初か、中盤か、それとも最後に取っておく派?
食べ比べないとわかりにくいですが、ケーキに使われるいちごは、いちごだけで売られているものより酸味が強いのが特徴。甘い生クリームをベースにしたケーキでは、いちごの酸っぱさがアクセントになって、全体の調和をとっているのです。 -
いちごのおいしい食べ方は?
いちごはヘタ側より、先端の細くなっている方に強い甘みがあります。食べるときは、ヘタ側から口に入れた方が最後まで甘みが残り、おいしく感じます。
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毎月22日は何の日?
カレンダーを見てみてください。22日の上は何日ですか?そう、15(イチゴ)日!上にいちごがのっているから、毎月22日はショートケーキの日です。
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外側のフィルムはどうする?
子どもなら、フィルムに付いたクリームをなめても許されそうですが、大人になったら一人のときでもない限りそんなことできませんよね。上品な大人としては、フォークでくるくると巻き取り、お皿の脇によけておくのが正解です。
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いちごののせ方
いちごののせ方は、実にさまざま。明らかな違いから、よく観察しないとわからないものまでありますが、作り手のセンスがものをいう部分。いちごのたたずまいだけでも味が想像できそうです。
◇スタンダード
これぞショートケーキといった風情。もう少し個性がほしい?
◇シンプル
余計な飾りは一切なし。なんとも実直な雰囲気を感じます。味で勝負という心意気の現れでしょうか。
◇どっさり
これなら、いちごをどのタイミングで食べようか……と悩む必要ナシ。もうこれ以上悩みたくないあなたに。
◇ハート形
カッティングを施したいちごが、あなたの気もちを代弁してくれます。想いを伝えたいあの人に……。
◇雪化粧
パウダーシュガーをオン。粉雪に淡く染められたいちごが、大人の色気を感じさせます。
◇ゼリーがけ
一見スタンダードと同じですが、ゼリーでコーティングされたいちごがツヤツヤ。ちょっとでもきれいに見せたいという乙女心を感じさせます。 -
いちごのショートケーキレシピ
◇材料(1台分)
スポンジ
卵…2個
砂糖…60g
薄力粉…60g
無塩バター…20gホイップクリーム
生クリーム…200g
砂糖…20gいちご…10~15粒
◇作り方1 ボウルに卵を割り入れてほぐし、砂糖を加えてすぐに電動ホイッパーで混ぜる。
2 湯せんに当てながら混ぜ続け、人肌程度になったら湯せんからはずす。温かいうちに全体が白っぽくなるまで泡立てる。ホイッパーで持ち上げて8の字を書いてみて、ちょうど書き終えるころに消え始めるくらいの硬さになっていたらOK。
3 木べらに持ち替えて薄力粉を振り入れ、底から大きく切るように混ぜる。
4 粉っぽさがなくなったら溶かしバターを加えて混ぜ合わせる。
5 生地を型に流し込み、160~170℃に予熱したオーブンで30~40分焼く。
6 焼き上がったら型からはずして冷ます。ボウルに生クリームと砂糖を入れて泡立てる。
7 スポンジを半分の厚みにスライスして、1枚目にクリームと半分に切ったいちごを並べる。いちごを覆うようにホイップクリームをのせたら2枚目の生地をかぶせ、ホイップクリームを表面に塗り広げる。残ったホイップクリームといちごでデコレーションして出来上がり。
真っ赤ないちごが飾られたショートケーキは、誕生日からクリスマスまで、ハッピーな日にお似合いです。クリームの白といちごの赤の組み合わせは日本の国旗みたいだと思いませんか?実はいちごショートは日本のオリジナルなのです。日本のいちごも他の国のそれとは異なる、別格のおいしさ。甘酸っぱいいちごの酸味と、上質な生クリームの黄金コンビが、繊細なおいしさを引き出しているのですね。
ヒミツがまる見え! 「おいしい!」の断面
甘味の中身
喫茶店で食べるなつかしい「ナポリタン」。みんな大好き「カレーライス」。なぜか無性に食べたくなる「カップ麺」。口に入れたとたんに「おいしい! 」と感じる幸せな味たち。その味のヒミツに迫るべく、みんなが愛するメニューや食材をまっぷたつに切ってみました!だから、うまい!