目次
- ○「かけひき」を仕掛けると、男性の心は離れていく
- ○男性とは具体的な情報交換をするといい
- ○相手を見極める以前に、男性という生き物を理解して
- ○まとめ
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「かけひき」を仕掛けると、男性の心は離れていく
お互いに好意を抱いていることがはっきりしていて、順調に関係を深めてきたのに、ある日突然、男性からの連絡が途絶えることがあります。毎日メッセージのやりとりをしていたのに、メールを送ってもSNSで話しかけても一切の返事がなくなります。そういうとき男性は、関係をこれ以上深める自信がなくなっているか、仕事で忙しくて返事ができないでいるかなど、返事をしないはっきりとした理由があります。理由の多くは、直接女性に関係ないことがほとんどです。それなのに、矢継ぎ早にメッセージを何通も送り続ける女性がいます。「彼から返事が帰って来ないの」と嘆く女性に、メールのやりとりを見せてもらうと、1日に何通もメッセージを送っています。食べたもの、見たもの、遭遇した出来事など、感情が動くたびに男性に話しかけています。感情を共有したいと思っているのでしょう。一方男性は、用事があるときや、相談して決めなければならないことがあるときなど、目的がはっきりしているときに連絡を取ります。そのため、最初は女性からのメッセージに律儀に返事をしていたとしても、とりとめのない会話がだんだん面倒になってきて、やがて負担になってしまいます。男性とは具体的な情報交換をするといい
男性は女性の心理がわからないし、女性も男性の心理がわからないという前提を心得ておきましょう。その前提を無視して、「どうして連絡をくれないの?」「どうしてわかってくれないの?」「どうして気づいてくれないの?」と駄々をこねてすねてみても、男性には女性の本意は伝わりません。それに、男性は細かなことに気づかないので、小難しいかけひきをしても意味がありません。例えば、デートに誘うときも、「このお店、おいしいって聞いたんだ」と言うだけでは、何も伝わりません。「このお店がおいしいと聞いたんですが、一緒に行きませんか。私はこの日とこの日なら予定が空いています。ご都合いかがですか?」と具体案を提示しないと、デートに誘われているかどうかも、男性にはわからないものなのです。相手を見極める以前に、男性という生き物を理解して
気持ちを察する思いやりがないからダメだと、安易に男性を決めつけることはやめましょう。やさしくできないのも、思いやりがないように見えるのも、心配りに気づかないのも、性格が悪いからではありません。原因の根幹は性別の違いにあります。異性であり、別の生き物であることに、もっと謙虚になりましょう。そうしないと、相手からのせっかくの好意も萎えさせてしまうことになります。私が離婚をした直後、恋愛のチャンスがたくさんあったのに、うまくいかない時期が続きました。その悩みを信頼している男性の友人に相談してみると、意外な答えが返ってきました。「中井さんは、人前で話すのも得意だし、決断力もある。竹を割ったような快活なイメージもある。ただ、その様子が男性には自信満々な態度に見えてしまうんだよ。すると、『俺じゃ無理だな』と思って、好意を寄せている男性すら離れていってしまうんだと思う」自分の長所だと思って伸ばしていたところが、男性の気持ちを萎えさせていたのだと知り、相当落ち込みました。しかし、男性と女性は違う生き物。「いいな」と思うところが根本的に違うということは、いくらでもあるものです。男性を見極めるときは、その前提を忘れてはなりません。下手なかけひきを仕掛けて相手の内面を暴き出そうとするなんて言語道断。実直に会話を重ね、男性という生き物を知りながら、相手の内面を見極めていきましょう。かけひきを仕掛けても無駄。正面から男性の内面を見つめよう。
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