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関東各都県出身の人間性と恋愛観
関東地方(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)の人間性と恋愛観を徹底調査!これから恋愛や仕事に発展しそうな人の出身地をチェック
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目次
- 茨城県の人間性と恋愛観
- 栃木県の人間性と恋愛観
- 群馬県の人間性と恋愛観
- 埼玉県の人間性と恋愛観
- 千葉県の人間性と恋愛観
- 東京都の人間性と恋愛観
- 神奈川県の人間性と恋愛観
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茨城県
―水戸藩の歴史が色濃く残る―茨城の基礎データ
人口:299万人
県庁所在地:水戸市
名物・特産品:納豆、梅干し
出身有名人:深作欣二、マギー司郎、梅宮辰夫
◆基本性格
「水戸の三ぽい」という言葉に表される「怒りっぽい、理屈っぽい、骨っぽい」が茨城人の気質。基本的には保守的で、正義感が強く、義理人情に厚い。ケンカっ早いが、熱しやすく冷めやすくもある。
お国自慢 これが日本一!!
◆納豆代
「水戸納豆」で有名なだけあって、県民の全支出に対する納豆代は日本一。
◆自分の住んでいる県が好きじゃない割合
「水戸の三ぽい」という言葉からは、骨太で筋の通った茨城人気質がうかがえるが、郷土愛のなさはダントツ。ついでに方言にもコンプレックスがあるという。都会で暮らすようになると、「だっぺ」や「ごじゃっぺ」という独特な語尾は消えるが、尻上がりのイントネーションだけは抜け切らない人が多い。
★茨城人NOW!!
①恋愛
茨城人はとにかくカッカしやすく、わがままで感情をストレートに表現しがち。微妙な駆け引きが苦手なので、アプローチするには、気持ちを単刀直入かつ論理的に説明して伝えるのが効果的だ。ちょっとしたことでも機嫌をそこねるので、付き合うほうには忍耐力が必要。しかし、このように茨城人は総じてぶっきらぼうに見えるが、決して悪人ではない。じっくり付き合ってみると、素朴でいい人だとわかる。
②金銭感覚
実は「水戸の三ぽい」のほかに、「茨城の三ぽい」という言葉がある。「怒りっぽい、飽きっぽい、忘れっぽい」というもので、熱しやすく冷めやすい気質がさらに強調されている。そのうえ見栄っ張りでもあり、冠婚葬祭には金銭を惜しまず派手になりがちだ。また、昔は「水戸の着道楽」と言われ、京都人よりも衣服を多く買ったという話がある。今でも全支出に対する被服費の割合は、食費などと比べて多い。
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栃木県
―「だべ」にはじまる強烈な方言に驚くなかれ―栃木の基礎データ
人口:201万人
県庁所在地:宇都宮市
名物・特産品:餃子、益子焼、かんぴょう、いちご
出身有名人:江川卓、ガッツ石松、酒井若菜
◆基本性格
「おっとり大人しく、控えめで目立たない」が栃木人の特徴。口下手で徒党を組んだりするのが苦手なうえ、そのイントネーションがぶっきらぼうで強烈。初対面や第一印象で損をしがちだ。
お国自慢 これが日本一!!
◆年間餃子消費額
「特徴のない町に特徴を!」という町おこし的ムーブメントによって生まれた「餃子の町・宇都宮」。今では宇都宮市民一人当たりの餃子消費額が日本一。宇都宮の「ニラの生産高シェア1位」も、隠れた立役者になっている。
◆パチンコ台数
人口1万人当たりのパチンコ台数が日本一。口下手で人間付き合いが苦手な栃木人には、格好の娯楽とも言える。
★栃木人NOW!!
①恋愛
男女ともに人見知りをしやすく、保守的なので最初は付き合いづらい。しかし、ゆっくりと時間をかけて付き合うほど、味や良さが出てくる「いぶし銀」だ。特に男性は、ものごとにこだわらない男っぽさが特徴。控えめで口下手だが、決して人間嫌いではないので、こちらからあれこれ話しかければ、次第に打ち解けられる。栃木女性は、男性に比べて気さくで面倒見がよいが、恋愛に関しては実直で慎重だ。
②仕事
栃木人は無駄口をたたかず、黙々と真面目に仕事に取り組むのが得意。その反面、人と話すのが苦手なので、集団での仕事は意外と苦手だ。そのため、慎重さや集中力が求められる個人プレイの仕事に向いていると言える。また、栃木人は自分のなまりに極度のコンプレックスを持っているので、たとえ、聞き取りにくくても不しつけに聞き返すことは避けたほうがよい。遠回しに、「こういうこと?」と聞いてあげよう。
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群馬県
―「かかあ天下」に、男はギャンブル―群馬の基礎データ
人口:202万人
県庁所在地:前橋市
名物・特産品:だるま、こんにゃく
出身有名人:中曽根康弘、糸井重里、中村俊介
◆基本性格
夏暑く冬寒い気候と、争いの絶えなかった歴史という風土から、熱しやすく冷めやすい気性の荒い性質が残る。だが、裏表がない正直者で、ムードに乗りやすい陽性気質だと言える。
お国自慢 これが日本一!!
◆自動車保有台数
人口1000人当たりの自動車保有台数が日本一。「1人につき1台」以外に、「畑用に1台」という家庭も多く、車の台数のほうが免許所有者より多い。それと比例して、交通事故発生件数も全国6位だ。
◆穏やかで変化のない生活がしたい割合
荒れた気候と熱しやすく冷めやすい気質に反して、意外にも群馬人は穏やかで落ち着いた暮らしを望んでいる。ガサツではあるが、義理人情に厚いゆえ、地元密着型生活を求めるのか。
★群馬人NOW!!
①恋愛
群馬の男性は気性が荒く、人情に厚いので浮気は御法度。女性は「かかあ天下」という言葉があるように、威勢がよく力強いことで有名だ。それでも実際は男をきちんと立てる働き者が多い。ちなみに、群馬人は貞操観念が強く、性に関してはかなり保守的。そのため、誠実さをアピールするとよい。また、その場の雰囲気に乗りやすいので、ドライブや話題のスポットなどでムードづくりを心がけよう。
②仕事
群馬人はとにかく義理人情を重んじる傾向にある。それゆえ、ビジネスにおいても損得抜きの「気持ち」で取り引きしかねない。しかし、一緒に仕事をする仲間としては、忠誠度が高く、相談にもしっかり乗ってもらえるため、ありがたい存在だ。その反面、頼まれると「イヤ」と言えない性格でもあるので、仕事の抱え込みすぎや、孤立無援の状態に陥っていないかを常に気にしてあげよう。
③金銭感覚
「新型車は群馬で売れ」というのが、車のセールスにおいては定説になっているという。車の保有台数1位というデータを見ても一目瞭然だが、群馬人は新しもの好き。金銭感覚はかなり大ざっぱで、刹那的・享楽的な消費が目立つ。実際に消費者マインドは全国トップ。また、昔からギャンブルがさかんな地域でもあり、競輪・競馬・競艇・オートなど、公営の施設が勢ぞろい。
小ネタの真相
――「つる舞う形の群馬県」って?――
群馬人なら誰もが知っているのが「上毛カルタ」。県民意識を育てるべく、1947年に誕生した、地元の名物や著名人を読み込んだカルタだ。その中でも、「最強」とされるのが、「つる舞う形の群馬県」という札だという。群馬人いはく、「群馬県は鶴の形に似ている」というのだが……。上毛カルタの刷り込みによる認識ともとれる。
埼玉県
―愛称は「彩の国さいたま」と「ダサイたま」の2つ―埼玉の基礎データ
人口:695万人
県庁所在地:さいたま市
名物・特産品:草加せんべい
出身有名人:久米宏、反町隆史、菅野美穂
◆基本性格
素朴で温厚ながらも閉鎖的な西部と、「なんちゃって都民」を名乗ってしまう東部に分かれる。埼玉県民としての一体感が希薄で、郷土愛もない。全体的には、マイペースで自己顕示欲が低い人が多い。
お国自慢 これが日本一!!
◆老年人口の割合の低さ
埼玉県民の半数近くが他県出身者で、東京のベッドタウンとして栄えてきたためか、核家族世帯が多く老年人口の割合が日本一少ない。
◆洋服代・台所、掃除用洗剤代
意外や意外、埼玉人は服装や身なりに日本一気をつかう。東京へのコンプレックスが、清潔で洗練されたイメージを意識させるのだろうか。田舎臭さを払拭して、「ダサイたま」返上なるか!?
★埼玉人NOW!!
①恋愛
「献血率」が全国46位とあって、埼玉人は人情に薄く、社会的貢献度も低い。しかし、好奇心や性の開放度は高いので、恋愛には意外と簡単に発展する。
男性は内気で少々頼りなく、女性主導の恋愛パターンが多い。女性はサバサバしていて明るく遊び好きだが、ひとたび不満が溜まると、一時の感情で流されてしまいやすい傾向にある。
デートには東京の旬なスポットを好み、いかにも遊び慣れている雰囲気を醸し出したりしているのは、明らかに東京に対するコンプレックスのせいだ。「いずれは脱埼玉、東京進出」を目論んでいる彼らには、束縛したり深入りしたりするのは逆効果だと言える。
②仕事
面倒くさがりに加え、あきらめが早く粘りに欠ける埼玉人。気をつかうこともなければ、見栄を張ることもない。仕事においては、何ごとも「のれんに腕押し」的な反応しか返ってこない傾向にある。彼らと上手に付き合うには、仕事だと割り切るのが得策だ。
埼玉人の上司はいい意味で、他人に関して無関心。自分を上手にアピールすれば、反応も裏表がなくダイレクトなのでわかりやすい。その反面、損得勘定には敏感。やる気のない埼玉人の部下には、利害関係をきちんと説明して認識させれば、最低限の仕事はやってくれるはず。
③金銭感覚
東京コンプレックスから、東京事情や新しい情報には都民以上に詳しい埼玉人。そのため、物を見る目は肥えているが、「流行」の文字やそのときのムードで衝動的に消費に走ってしまう傾向にある。
昔から、これといった娯楽が少ない地域のせいか、お金に関しては割と羽振りがよく、「お金で買える物は買っておこう」と、消費することを享楽的だと感じる人が多いのかも。全体的に、埼玉人の無頓着さや興味のなさは、金銭面においても健在。
小ネタの真相
――「埼玉はスポーツ王国」は本当か?――
そう、埼玉はプロ野球・西武ライオンズをはじめ、Jリーグの浦和レッズ、大宮アルディージャを抱えるスポーツ王国なのだ! 中でも、浦和レッズのサポーターの熱狂ぶりは有名で、「実は熱くなりたい埼玉人」なんて裏県民性まで感じられる。しかも、県下には全国大会にも名を連ねる野球やサッカー、ラグビーの名門校があり、学生スポーツもさかんだ。
千葉県
―「ちばらき」でも、「ダサイたま」よりは全然マシ!?―千葉の基礎データ
人口:598万人
県庁所在地:千葉市
名物・特産品:しょうゆ、落花生、梨
出身有名人:長嶋茂雄、小堺一機、市原悦子
◆基本性格
東京のベッドタウンである北中部には、よく働きよく遊ぶ楽天的な「千葉都民」が多く、房総半島の南部には南国気質が残る。温暖な気候と肥沃な土地から生まれたこの気質。順応性があり、付き合いやすい。
お国自慢 これが日本一!!
◆教育費
埼玉と同様、都内への通勤・通学者が多く、エリート意識を持った教育熱心な人が多い。超ハイレベルな比較的新しい私立校や、千葉、船橋といった県立の進学校があり、人気が高い。
◆主要道路鋪装率
なんと、県内の99・9%の主要道路が鋪装されている。これは、東京を抜いての日本一だ。千葉は土建産業に根ざした自治体。大型トラックの量も多いはずである。
★千葉人NOW!!
①恋愛
なんと、千葉人は性の開放度が日本一。不倫や浮気にも寛容で、平均的日本人の感覚とは程遠い意識の持ち主で、恋愛の重要項目である誠実さとは無縁?
女性は恋愛にとても積極的だが、独立心が旺盛で自律していると思いきや、男性にリードしてもらいたいというのが本音。男性は義理人情が薄く、浮気症でもあるため、本気の付き合いにはあまり幻想を抱かないほうがいいかも。
②仕事
「千葉都民」は、それなりに洗練されていて、そこそこプライドも高い。しかし、根は「おだて」や「もてなし」に弱い気のいいヤツが多いので、褒め育てると機嫌を良くして伸びる。千葉人は、とにかく目先の楽しみに貪欲。粘り強さがなく、ちょっとした困難ですぐに弱音を吐くところがたまにキズで、「いつかは東京に住む!」という夢に、あっけなく破れてしまったお父さんたちは多い。あきらめも早いのだ。
③金銭感覚
東京にも空港にも近いうえ、ディズニーランドや大型ショッピングセンター、海やプロスポーツなどにも恵まれ、千葉人は娯楽に事欠かない。そのため、楽しむためにはお金を惜しまず享楽的で、消費支出のうちの「教養娯楽費」は堂々の1位。一般的にお金には大ざっぱで将来の心配よりも、目先の欲望が勝る。
小ネタの真相
――「千葉っ子は東京を意識しすぎ?」――
国内でも海外でも、「日本のどちらから?」と聞かれると、うっかり「東京です」なんて答えてしまう千葉っ子。埼玉人ほどではないが、東京に対するコンプレックスは大きい。なぜか隣接する茨城県と一緒くたにされて「ちばらき」と呼ばれてしまうのには、千葉っ子のプライドが許さない。だが、一方的にライバル視しがちな埼玉に比べては、「格段に勝っている」という自負がある。
千葉っ子の複雑な東京コンプレックスは、こんなところにも表れている。浦安市の東京ディズニーランドも、成田市にある新東京国際空港も、千葉であるにもかかわらず頭に「東京」が付いている。関東以外の地域の人の中には、ディズニーランドも成田空港もてっきり東京にあると思い込んでいる人がどれだけ多いことか。そんな勘違いをされるのが、千葉っ子には嬉しくもあるはず!?
東京都
―誰もが認める世界のTOKYO―東京の基礎データ
人口:1200万人
都庁所在地:新宿区
名物・特産品:江戸前寿司、つくだ煮
出身有名人:北野武、吉永小百合、みのもんた
◆基本性格
東京は「よそ者」の集合体。彼らの共通点は、プライドが高く、華やかな表舞台での活躍を望むところ。自己顕示欲が強いが決して他人に干渉しない徹底した個人主義は、東京に住む者の暗黙のルールだ。
お国自慢 これが日本一!!
言わずと知れた首都、今では世界の主要都市でもある東京は、住居費、一人当たりの所得、預貯金残高、単身世帯の割合、外食代、昼夜間人口比率、住宅・土地のための負債割合など、日本一の項目を数え出したらキリがない。ここではあえて東京の全国最低ランクのデータを紹介しよう。
それはなんと言っても40%そこそこの「持ち家率」。都民の6割近くが借家住まいということになる。ちなみに、「東京は日本の最南端」は意外と知られていない事実。
★東京人NOW!!
①恋愛
「自分のやりたいことはやり、やりたくないことはやらない、何ごとにも深入りしない」のが、現代東京人の基本感覚。たとえ、両親に反対されても「親は親、自分は自分」なので、案外あっさりと結婚に踏み切ってしまうのか、婚姻率は全国でも高水準にある。
クールで淡白な東京人は、恋愛にも「個人主義」をかかげる傾向にある。たとえ恋人同士の関係でも「あなたはあなた、私はわたし」で、深入りされたり、必要以上になれなれしくされるのを「うざい」といって極度に嫌ったりもする。
そのうえ、誰とでも話を合わせられるがゆえ、本音が読みにくい八方美人タイプが多い。「社交辞令」を鵜呑みにすると痛い目に遭うこともあるので要注意!? アプローチするには、適度な距離感をおいて、「あなたさえ良ければ」のスタンスで待つのがよい。
②仕事
上司でも部下でも東京出身の人は、熱意が見られず、意外と地味で孤立しがち。これは「東京の人」と周囲が認識するほど、本人は気にもしないし、それ自体を誇りに思っているわけでもないからである。それゆえ仕事に退屈していたり、うまくいってないのかな?などと心配にもなるのだが、彼らは自分のペースで淡々と仕事をし、知らないうちに大きな成果を挙げていたりするのだ。
いわばここが、「本物の東京人か、えせの東京人か」の分かれ道。本物の東京人は、ひとたび火がつけば盲目的に仕事に突っ走る側面も持つが、普段はあえて自己PRはせずに、難易度の高い仕事でも涼しい顔でこなすのが得意。一方、一生懸命に東京人になろうとしている人は、「何が何でも前へ前へ」というガムシャラさが目につく。
③金銭感覚
昔から言われた「義理人情に厚く、粋で気風がいい」という江戸っ子の気質は、「江戸っ子は宵越しの金を持たない」という言葉に代表される。しかし、現代の東京人はそうもいかない。収入・貯蓄額ともに全国1位ということからも、「よく稼ぎ、よく遊び、しっかり貯める」というしたたかな人種であることがわかる。これは、明治以降に幅をきかせた「山の手」の気質。金額に対しての質と量には厳しい目を持っているが、大阪人のようにケチではなく、ここぞというときには値段を気にせず、大きな買い物ができる気風のよさがある。このあたりには「江戸っ子気質のなごり」が感じられる。江戸っ子は「野暮」が嫌いなのだ。
小ネタの真相
――「東京は住みにくい街」は本当か?――
今も昔も「最も住みにくい街」といわれる東京。果たして、何がそんなに住みにくいのかというと、それを示すデータがいくつもある。
最もわかりやすいのが、「物価の高さ」と「家賃の高さ」。やはり経済的理由は大きい。そのほかにも、人や交通量が多い、空気が悪い、自然が少ない、などの居住環境に住みにくさを感じている人が多数。それでもこれだけ多くの人々が上京し、住んでいるのは、娯楽をはじめとする文化や観光地、高収入の仕事など、溢れんばかりの魅力があるからだろう。
神奈川県
―「横浜と湘南」のイメージが県下を覆う―神奈川の基礎データ
人口:855万人
県庁所在地:横浜市
名物・特産品:しゅうまい、寄木細工、かまぼこ
出身有名人:小泉純一郎、桑田圭祐、中居正広
◆基本性格
古くから外国船の入港があったため、好奇心が旺盛で流行に敏感。自由で開放的な気質を持つ。埼玉や千葉のように東京に対する劣等感はほとんどなく、ときには東京人を田舎者扱いすることも。
お国自慢 これが日本一!!
◆男性用洋服代
浜の男はオシャレ。男性の洋服代が日本一なのだ。着飾って横浜の街を闊歩したり、湘南の丘サーファーを気取ったりするのが、ある種のステータス?
◆パソコン所有数量
1000世帯当たり641台と、6割近くの家庭がパソコンを所有している。これぞ何ごとも最新情報には目がなく、新しいものにはすぐに飛びつきたい、という神奈川人だ。
★神奈川人NOW!!
①恋愛
流行には敏感だが、ひとつのものをじっくり極めようとする情熱や職人的な粘り強さは皆無。ファッションセンスも高いが、流行には乗るのではなく、流行を独自の感覚で生み出すような芸術性を追求する。
そのため神奈川人には、ある種「カッコイイ人が偉い」的な軽薄で表面的な価値観がある。センスが良ければ、無条件に歓迎され、センスが悪ければ、相手にもしてもらえないのだ。恋人も「自分をより良く見せるためのマスコット」のように捉えている人が多いのも事実。
男性は若干ホラ吹きで浮気症。女性はプライドが高く、高飛車に映りがちだが、実のところは嫉妬深くて気弱な人が多い。
②仕事
神奈川人は金銭感覚はイマイチだが、初対面の人を直感的に判断する能力には長けている。「自分にとって、メリットのある人か、ない人か」を見極め、打算的に人間関係を形成するのが上手なのだ。そんな神奈川人は営業向き。都会人として社会常識や礼儀をきちんとわきまえているうえ、本音か建前かはさておき社交的で世渡り上手なので、安心して仕事を任せることができるだろう。
ただ、信頼のおける部下だと思ってそのつもりでいると、ある日突然、スッと別の上司や派閥に寝返っているような、人情の薄さを見せつけられることもあるので気は抜けない。
③金銭感覚
もはや「宵越しの金は持たない」という言葉は、神奈川人のためにある!?
遊び好きでグルメにうるさく、ギャンブル好きなうえ、カッコつけたがり……そんな浜っ子が、お金を貯められるわけがない。努力や忍耐、我慢などという言葉とは程遠く、ハングリー精神もそれほどないため、ギャンブルに走り、ついつい享楽的にお金を使ってしまうのだろう。不覚にも、1世帯当たりの借金額は東京をさしおいて全国トップ、というデータもある。
小ネタの真相
――「カップルで江の島に行くと別れる」は本当?――
サーファーのメッカ・湘南の海に浮かぶ江の島は、神奈川の中でも横浜や鎌倉につぐ名所。多くの人がここにある弁財天を訪れるのだが、「カップルで行くと別れる」という噂があるのをご存じだろうか?
実はこの噂にはれっきとした根拠がある。実は、弁財天はヤキモチ焼き女性の神様で、カップルの仲のよさを見せつけられては、嫉妬のあまり、仲を引き裂いてしまうという話。これを誰かが「ジンクス」として語りだしたのが、この噂の始まりだとされている。
神奈川には、ほかにも「コスモクロック(観覧車)に乗っているあいだに告白するとうまくいく」という噂もある。本当かどうかは定かではないが……。
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