目次
- ○あなたが本当に結婚相手に求める条件
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あなたが本当に結婚相手に求める条件
パートナーシップの三つの基本原則を覚えたら、それを使ってあなたの理想の男性の絞り込みをしましょう。これは、なかなか決め手がないという女性のために考案しました。まず、付箋を用意して、1枚1枚にあなたの理想の結婚相手の“これだけは譲れない条件”を思いつくかぎり書き出していきます。10個でも20個でもかまいません。たとえば、誠実、心がキレイ、勇敢、向上心がある、野心がある、チャレンジ精神がある、忍耐力がある、粘り強い、表現力が豊か、ユーモアがある、情緒が安定している、サバイバル力がある、行動力がある、実行力がある、自主性が高い、逆境に強い、無邪気、ピュア、経済力がある、容姿がいい、家柄がいい、地位が高い、学歴が高い、人脈が広い……etc.もっとピンポイントな、個人的な好みに絞ったものでもOKです。爽やかな目、たくましい体、一流企業の会社員、旅行好き、動物好き、一緒にランニングができる、ワインを飲める、会社や周りの人の悪口を言わない……etc.そして書き終わったら、それぞれを三つの役割の中で当てはまるところに区分けして貼っていきます。たとえば「爽やかな目」「たくましい体」「一流企業の会社員」などは、ルックスや現在の職業だから「損得の関係」のところ。「旅行好き」や「動物好き」などは、趣味だから「快楽の関係」のところ。「会社や周りの人の悪口を言わない」などは、「役割の関係」のところ。それぞれをカテゴライズできたら、似たようなキーワードは2枚を一つにまとめていき、最終的に全部で5個になるようにまとめます。「話のツボが合う人」「面白い話ができる人」とあったら、会話にユーモアがある人がいいんだな、ということで同じカテゴリーだからくくる。ルックスに関すること、嗜好に関することもそれぞれひとまとめにします。そして、最終的に5個に絞ったら、その5個の横に、自分の中で大切な順に1番から5番まで数字を振ってください。これは何をしているかというと、価値観のプライオリティーづけをしているんです。これをしていくと、「経済力がいちばん大切だと思っていたけど、意外に比重が高くなかった」とか、「私の求めていたのって損得ばかりだ」とか、「単純に面白い人が好きなんだ」など、自分が結婚相手に求めていることがシンプルにわかり、意外な発見もあったりします。5個に絞った後、さらに優先順位をつけることで、絶対に譲れないナンバーワンの条件、あなたにとって最も大事な価値観を決めることができます。大切なのは、この“いちばんを決める”こと。これさえ決まれば、ほかにはそんなに持っていなくても、結婚後にそこまでのマイナスにはならないし、気にならなくなっていきます。でも、自分のナンバーワンを妥協したままそのほかの項目で結婚を決めてしまうと、結婚後に破綻しやすくなるんです。また、もしナンバーワンに「損得の関係」か「快楽の関係」に当てはまるものがきた場合は、自分がこだわりたい「役割の関係」に当てはまるものは、本当に一つもないかどうかをよく考えてみましょう。仮にそのナンバーワンの価値観に合う人と結婚したとしても、持っている資産の変化や、趣味などの嗜好の変化によっては、長く続けられない可能性があります。「年収1000万円以上の人」が譲れない条件だとしたら、彼がリストラにあって経済力を失ったとき、愛情も冷め、離婚ということにもなりかねません。「損得」「快楽」の要素は変動要因です。30年、40年たっても好きでいられる不動のもの、つまり“人間的魅力”で選ぶようにしましょう。 これは、自分が譲れない価値観、何に重きを置いているのかを視覚化できるので、本当におすすめです。実際、私のセミナーでもやっていただいていますが、理想の男性像のキーワードが、最初は「誠実で優しい」しか出てこなかった人でも、すごくはっきり絞り込んだことが言えるようになりました。これをやると、2章の「あなたが結婚できない10の理由」の3や10を解消することもできます。さらにナンバーワンの内容については、なぜそう思ったのか、そう思うようになったきっかけ、エピソードを思い起こしてみてください。書いてもいいですね。ある受講生は、「お互いを思いやれる温かみのある人」という項目がナンバーワンでした。「どうしてそう思ったんですか?」と聞いたら、「小さい頃、両親の仲があまりよくなかったから、私は夫婦仲がいい温かい家庭が築きたいんです」という理由だったんです。その人固有のエピソードがあると、聞いている側も共感の気持ちが増します。私は、「いまの説明がとってもいいから、そのまんまデートのときに言ってください」とお伝えしました。こうやってナンバーワンの価値観を見つけ出したら、常に頭の片隅に置きながら、出会いの場に行ってください。そして、必ずその視点(自分だけのミシュラン基準)でジャッジするようにしてくださいね。やっぱり女性って、目の前にものすごく高収入の人や高学歴の人がいると、ついつい目先の条件にまどわされそうになっちゃうんですよね(笑)。でも、ナンバーワンの価値観を持っていない相手や、「損得の関係」の段階でジャッジした相手と結婚したとして、果たして30年、40年一緒にいられるでしょうか。グラッときても、一度自分に「ちょっと待った!」をかけましょう。「私が本当に譲れない条件はこれだ。そうなると、いま目の前にいる人はすごく素敵だけど、結婚したらやっぱりうまくいかないかもしれない」と、自分の中で明確にできます。直感だけでなく、ロジカルに選ぶことができるんです。どうでしょう。曖昧模糊としていた理想の結婚相手の姿がだいぶ具体的に絞れてきたんじゃないでしょうか?ここまで準備をして、出会いの場に向かえば、あなたは絶対理想の相手、運命の相手と出会い、3ヶ月後にはこの世でいちばん幸せな女性になれるでしょう。
3ヶ月でベストパートナーと結婚する方法
6章 絶対後悔しないための結婚相手の選び方より
がんばっているすべての女性(ひと)へ。 一歩踏み出す魔法をプレゼントします。 次に幸せをつかむのは、あなたです!