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家庭でもできるワインの保管方法

ワインにうるさい方々は冷蔵庫だと冷えすぎるとか、乾燥しすぎるとか、いろいろ厳しいことをおっしゃるかもしれませんが、だいじょうぶです。ワインの保管の方法からおいしく飲むまでの過程をご紹介します。

小久保尊

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目次

  1. ○冷蔵庫で保管。飲むときは先に出しておきましょう
  2. ○保管場所の温度に気を配るにこしたことはないが面倒なら・・・
     
    • 冷蔵庫で保管。飲むときは先に出しておきましょう

      ワインは赤でも白でも、冷蔵庫に入れておけばいいです。
      ワインにうるさい方々は冷蔵庫だと冷えすぎるとか、乾燥しすぎるとか、いろいろ厳しいことをおっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。だって、そんな高級ワインじゃないでしょう?
      え? 高級ワインなんですか? 一万円以上しちゃうような、長期熟成に耐えられるようなやつなんですか? そんな宝物を手にしているなら、迷わず即行でワインセラーを買って保管しましょう。
      ワインセラーはセレブ専用の家具ではありません。ワインセラーにもいろいろあります。四本とか六本収納の小さくて場所を取らず、値段的にカジュアルなやつもありますから、「この機会に買っちゃえよ」と言いたいです。
      でもそこまで高級じゃないのなら、冷蔵庫の野菜室で問題ないと思います。夏じゃなかったら、外に放置しておいてもいいくらいです。普通のご家庭で楽しむ分には、その程度でいいはずです。ただし、赤と白ではおいしい温度に違いがあるので、「冷蔵庫から取り出すタイミング」は変化をつけた方がいいと思います。
      日常的に飲む白ワインは基本的に「さわやかさ」をシンプルに味わいたいものだから、がっちり冷えていた方がいいです。だから飲む直前に冷蔵庫から出すといいでしょう。
      ところが香りの厚みがあり、味わいも強い「良い白ワイン(目安は五千円以上)」はがっちり冷えたまま飲むと、香りも味もおさえられてしまいます。こちらは飲む前にしばらくテーブルの上に出しておいて、ちょっとだけ温度を上げておくのがいいかもしれません。
      じゃあ赤はどうでしょうか。「赤は常温で飲むべき」という都市伝説をまだ信じている人はいるのでしょうか。
      常温ってけっこうぬるいですよね……。ワインの本場フランスは気候が涼しいから常温でも許されるのかもしれませんが、日本は夏だと部屋に置いておくだけで二十度くらいになってしまいます。温かいから健康にはいいでしょう。でもおいしくないです。
      だから赤もちゃんと冷蔵庫で冷やしておいて、飲みはじめる十分ほど前に出しておくのがいいでしょう。買ってきたばかりの常温ワインなら、冷蔵庫で三十分くらい冷やしておきます。そんなに待てないのだったら、バケツに入れた氷水にがっと漬けて、一分くらいぐるぐる回転させてみましょう。それくらいで飲み頃の温度になるはずです。
      でも筆者は個人的に思います。お店でワインを提供しているプロの人ならばともかく、普通の人が家で安ワインを好き勝手に飲みたいなら、温度管理なんて全然気にしなくてもいいんじゃないかと。好きだというなら止めませんが、面倒を感じるならおすすめしません。自分がおいしいと感じるなら、邪道でもなんでもいい。
      すぐに冷やしたいならグラスに氷を入れてロックにしちゃってもいいし、寒い日は火にかけてホットワインにしちゃってもいい。ワインをもっとさわやかに飲みたい日は、白ワインと炭酸を半々で割る、スプリッツァーというカクテルもおすすめです。
      世界レベルで見ればワインなんていうものは本来、Tシャツやジーパンのようにカジュアルなもの。あまりルールにとらわれず、飲む人が好きなように楽しんじゃっていいと思います。
      ちなみに一度抜栓したワインは、コルクやキャップでふたをしておけば、翌々日くらいまでは普通においしく飲めます。
      もし“ワインキーパー”を持っていて、飲み終わった後に空気を抜いておけば、三、四日は味を保てるはずです。
      それ以上日数が経過したら、料理用ワインとして使うことにしましょう。そしてその料理をアテにして、また新しいワインを買ってくるというのも、おしゃれな楽しみ方です。
    • 保管場所の温度に気を配るにこしたことはないが面倒なら・・・

      温度に気を配るにこしたことはないが、面倒なら別に気にしなくてもいい。

図解 ワイン一年生表紙

図解 ワイン一年生

小久保尊

サンクチュアリ出版

1章より

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