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カラダに悪い食べ物と悪い食べ物を中和してくれる食べ合わせ

うま味調味料は、ひと昔前までは化学調味料といわれていました。名称は変わっても、本質はいままでと変わらない化学調味料です。本当は怖い食品添加物、うま味調味料、農薬についてご紹介します。

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目次

  1. ○食品添加物、うま味調味料、農薬が病気をつくる
  2. ○食品の害を最小限にする食べ合わせの極意
     
    • 食品添加物、うま味調味料、農薬が病気をつくる

      うま味調味料は、ひと昔前までは化学調味料といわれていました。名称は変わっても、本質はいままでと変わらない化学調味料です。
      アメリカではうま味調味料のことをMSG(Monosodium Glutamate=グルタミン酸ナトリウム)と呼んでいます。いままでに神経伝達物質の妨害や発がん性があるなどさまざまな論議がありましたが、決め手がないまま確証は得られていません。しかし、アメリカではうま味調味料は嫌われており、レストランの入口には「NO MSG」という大きなマーク貼ってあるところもあります。
      うま味調味料の原料は、現在トウモロコシになっていますが、できあがった製品は薬物と同じです。
      これらが体内に入ると一部がタールに変化します。タールは発がん性のベンツピレンに変化することもあります。妊婦がうま味調味料を日常的に摂っていると、障害児(奇形児・先天異常)などを出産する確率が高くなるともいわれています。
      ところが、パン、ケーキ、緑茶、味噌、スナック菓子、インスタントラーメン、カップ麺、アイスクリームなど、ありとあらゆるものに使用されている可能性があります。
      とくに外食が多い人は、知らぬ間に大量のうま味調味料を食べていることになります。
      食品添加物はうま味調味料だけではありません。厚生労働省が認めているものだけでも相当量あり、毎日少しずつ摂っていると、ボクシングのボディーブローのように、少しずつ抵抗力がなくなりからだが病んでいきます。たまに少量の食品添加物を摂るのと、毎日少量を摂るのとでは明らかにからだに対する影響は違います。
      現代の生活の中で摂取する農薬や食品添加物は100種類以上もあり、摂取量も1年平均で4~5kgとすごい量になります。これだけの有害物質を体内で処理できる人はいないはずです。
      食品添加物だけでもこれだけの量が体内に入っているのですが、農薬はどうかというと、とんでもない数の薬品が使用されているのです。
      ジャガイモ、トウモロコシ、小麦、大豆、小豆など、とてつもない量を輸入していますが、これらには栽培時に日本で禁止されている農薬を使っているでしょうし、船積みのときにはポストハーベスト(殺虫剤・防かび剤)を大量に使用しています。
      企業の不利益になることに関しては、マスコミは一切記事にしません。まるで、北朝鮮の報道管制のように徹底しています。
      バカをみるのは、何も知らされない消費者だけなのです。日本のある大手のパンメーカーに勤務している人は、自社のパンは絶対に食べないと言っているのと同じことかもしれません。
      野菜だけ見てもたくさんの農薬、ポストハーベストが使用されていますが、輸入しているのは野菜だけではなく、果物、牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉など数えたらきりがないくらいたくさんあります。
      昔からいわれていることですが、牛の成長に使用しているホルモン剤が世界的に問題になっています。
      EU(ヨーロッパ連合)ではホルモン剤が残留しているアメリカ産牛肉の輸入を禁止、ロシアは合成ホルモン剤が残留しているオーストラリア産の牛肉を輸入禁止、中国でも合成ホルモン剤を含有しているアメリカ産牛肉を輸入禁止にしています。
      では、禁止されたそれらの牛肉はどこにいったのでしょうか。それはきっと日本に上陸して皆さんの胃袋に収まっています。
      最近、やけに安いステーキ専門店が多いと思いませんか。外国で禁止された牛肉が堂々と日本に入ってきているのです。マスコミも報道しないからわからないのです。
      昔から安かろう悪かろうとといわれてきましたが、困ったことです。
      ◆One Point Review
      世の中ステーキブームだが、安全性がわからない輸入牛肉は食べるな
    • 食品の害を最小限にする食べ合わせの極意

      マクロビオティックを実践している人であれば、魚を食べるときと、肉を食べるときのそれぞれの食品の害を最小限にする食べ合わせを知っていると思います。
      ではここで、マクロビオティックを知らない人でも、健康被害を最小限にできる食品の毒素を中和してくれる食べものを紹介しましょう。
      フランスで肉を食べるときはかならずジャガイモ料理がついてきます。日本でも、ニラ玉がありますが、ニラとタマゴは最高の組み合わせです。昔の人は経験的にわかっていたのでしょうか。

      また、あまり知られていないのが、コーヒーに塩を入れて飲むことです。味がマイルドになり、からだが冷えることも防げます。

      食品の害を最小限にする食べ合わせ
      砂糖 ◎海藻(とくにわかめ、ひじき)
      ○きくいも、はと麦、塩、赤味噌、しょう油、梅醬番茶
      ◎ネギ、ニラ、シイタケ(とくに干しシイタケ)
      ○ ニンニク、香辛料(とくにこしょう)、ジャガイモ、トマト、もやし、ピーマン、なす、豆類、りんご
      ◎大根、いも類(とくに里いも、さつまいも)
      ○ かぼちゃ、しょうが、わさび、さんしょう、ゆず、レモン、夏みかん、みかん
      川魚 ◎ごぼう、酢味噌
      たこ・いか ◎海藻、いも類
      貝類・えび・かに ◎海藻、酢しょう油
      牛乳 ◎海藻、はと麦、緑黄色野菜
      タマゴ ◎シイタケ、ニラ
      ○ネギ、りんご
      油脂 ◎ 柑橘類の汁、はと麦、きくいも、かぼちゃ、葛、海藻(とくにふのり)、大根の葉、よもぎ、たんぽぽ、ニラ、もやし、にんじん、あわ、緑黄色野菜
      白米 ◎玄米胚芽、小麦胚芽、黒ごま、白ごま
      ○海藻、塩、味噌、梅干し
      果物 ◎塩
      ○赤味噌、しょう油、梅干し
      アルコール飲料 ◎ いも類、かぼちゃ、にんじん、れんこん、ごぼう、大根などの煮付け
      ○漬け物、海藻、味噌、梅干し
      コーヒー・ジュース ◎塩
      ○海藻
      ◎印は解毒効果にすぐれた食品で、○印は普通の解毒効果。食べるときは、同時にとるのがもっとも効果的です。
からだにいい塩悪い塩

からだに「いい塩・悪い塩」

細川順讃

かんき出版

第4章 体内環境の乱れが病気の原因だったより

「塩分の摂りすぎは高血圧やガンや心臓疾患などの病気の原因」になるというのが日本人の常識になっています。

しかし、高血圧やガンで亡くなる人は毎年増えています。 塩の摂取量を少なくしても現実はまったく真逆の結果が出ているのです。

なぜでしょうか──。

それは「塩の品質」です。

コンビニ弁当や飲食店などで使われている塩は精製した塩化ナトリウム99%以上の塩でミネラルはほとんどゼロといっていいでしょう。

一方、自然塩といわれる"海の塩"には塩化ナトリウムのほかに70種類以上のミネラルが含まれています。

本書は、単純に自然塩を推薦する本ではありません。 ミネラル不足がいかに現代人のカラダとココロを蝕んでいるか。さらに、自然塩のよいもの・わるいもの。そして、日常生活でかんたんに活用できる方法など、幅広く解説しています。

健康になる塩、病気になる塩、その違いがわかります。

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