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武井壮から学ぶダイエットで仕事量が2倍になる法則

世界マスターズ室内陸上競技会の60メートル走で世界5位に輝いたタレントの武井壮さんは、一日の平均睡眠時間がたった45分!医学の常識をはるかに超えた逸話ですが、これは武井さんの人並み外れた体力に関係しているそう。
激しいトレーニングが心身にどのような影響を与えるのかまとめました!

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目次

  1. ○ダイエットで仕事量が2倍になる法則
     
    • ダイエットで仕事量が2倍になる法則

      いま、体育会系タレントとして大活躍している武井壮さんは、私の古くからの友人のひとりです。彼の睡眠時間が基本的に1日45分だということはご存じの方も多いかと思います。これは医学の常識を超えた話に思えますが、近くで見ている私には納得できる部分が多々あります。何より彼はとにかく圧倒的な体力の持ち主ですから。体力があればあるほど疲れないし、短時間の休憩で回復する。これは当然の話です。
      また、私は格闘家としての第一線を退いたあとの2015年の夏に、選手としての蓄積疲労もあって肘の手術をするにいたりました。そのために前後数カ月のあいだ、激しいトレーニングを控えていたのですが、ここでおもしろい現象が起きました。トレーニングを控えていた時期のほうが、しっかりトレーニングしていた時期と比べて仕事中の疲労度が明らかに高いのです。普通、トレーニングと仕事の両方をこなしていたほうが疲労が増すはずだと考えがちです。しかし、トレーニングを休んでしまうと、仕事中でもついつい眠くなる頻度が上がってしまうのです。不思議に思って調べてみると、どうやらテストステロンという物質の分泌量が関係しているようです。
      テストステロンとは男性ホルモンの90%を占めるといわれる物質で、その分泌量は人の精神状態や活動エネルギー、健康維持や性欲にも大きな影響を与えます。また、テストステロンの分泌量が多いと筋肉は増え、体脂肪は燃やされやすくなります。いわば「男性の活力の源」ということができるでしょう。
      しかし、残念ながら、男性の大半は30歳を超えるとテストステロン値がゆっくり低下してしまいます。その結果、心臓病や肥満、2型糖尿病などのリスクが上がっていき、さらには筋肉の衰えなどにもつながります。また、基本的に女性のテストステロン量は男性の10分の1程度ですが、それ以下になると女性ホルモンとのバランスが崩れて更年期障害にもつながってしまいます。女性にとっても重要なホルモン物質のひとつなのです。
      それではテストステロンを増量するためにはどうすればいいか。テストステロンは食事の内容などにも影響を受けるほか、基本的にはより多くの筋肉を刺激することで分泌量を増やすことができます。なかでもスクワットやベンチプレスのような複数の関節を使うトレーニングが効果的であることが知られています。しかも、ジョギングやウォーキングのように長時間行うゆるやかなトレーニングより、短時間行うハードなトレーニングのほうがより効率的だそうです。
      「トレーニングをしていないので肉体的には疲れていないはずなのに、やけに疲労感が溜まる」「ハードなトレーニングをしていないときのほうが疲れやすい」という一見、矛盾した現象にはこのような理由があったのです。このテストステロンは社会のなかで自分を主張する際にも必要とされるため、「社会的ホルモン」とも呼ばれています。また、脳の認知機能にも影響をおよぼし、判断力や決断力を高めるともいわれています。
      「疲れを感じなくなり」「脳の認知機能が上がり」「決断力、判断力がアップする」。これらは、どんな仕事をするときでも必要とされている要素です。もともとは肉体改造を目的としているダイエットが、じつは仕事の質の向上や効率アップにもつながっていくという理由がおわかりいただけたかと思います。
      この本で紹介しているダイエット「トイカツ・メソッド」は、筋トレをともなうハードな運動に重きを置いた「格闘技メソッド」と、食べる量より食べるものにこだわった「食材チョイスのメソッド」がメインになっています。それはそのままテストステロンの分泌量の増加にもつながっていきます。まさにいいことずくめです。
プロ格闘家流 「できる人」の身体のつくり方

プロ格闘家流「できる人」の身体のつくり方

戸井田カツヤ

イースト・プレス

第1章 「ダイエット常識」のウソ――すべて実体験で検証!より

なぜ世にはびこる「お手軽ダイエット法」は無意味なのか。なぜスポーツジムがすすめるジョギングなどの「有酸素運動」ではやせないのか。なぜ1日3食とってもお腹がすくのか。なぜほとんどのダイエット法は挫折するのか。元世界ランキング1位のプロ格闘家で、日本一たくさん道場を経営する格闘技業界No.1経営者が、食事と運動に関して、プロ格闘家としての経験から学んだ真実に加え、科学的な裏づけもとった「やせてあたりまえの方法」を伝授する。

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