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節約上手になるお買い物のコツ
ホールフードという言葉を聞いたことがあるでしょうか。例えば野菜や果物の実だけを食べるのではなく、皮や根の部分まで丸ごと食べることを、そのように言います。丸ごと食べると、実のみの場合よりもより栄養が摂れるのですが、それ以外にもたくさんのメリットがあるそうです。いろんな幸せを運んでくる「丸ごと」食べの魅力をミニマリストの森秋子さんがご紹介します。
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目次
- ○お財布にも家事にもやさしい「丸ごと」食べ
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お財布にも家事にもやさしい「丸ごと」食べ
旬のものをそのまま食べることは、
私たちが忘れかけている贅沢です。
「時短」で「お金もかからない」。
「美味しい」そして「健康的」。
簡単料理はいろんな幸せを運んできてくれます。
食材を買う時は、特売などの売り文旬よりも、「旬」と「彩り」に気を留めて買っています。旬のものは価格も安く、栄養も豊富です。魚と肉を買う時には「自分が捕獲できるかどうか」を考えることもあります。マグロとアジで悩んだら、「マグロは大きくて釣れないけれど、アジなら釣れるかも。よし、今日はアジを買おう」となります。牛肉と鶏肉で迷った時は「牛は捕まえられないし捌けないけれど、鶏なら自分で捕まえて捌けるかもしれない。よし、今日は鶏肉を買おう」となります。これは、丸ごと食べるほうが体にも良いという「ホールフード」の観点もありますが、自分で捕獲することを想像してみると、自然にムダな大量買いをしなくなり、食べ残すこともなくなるからです。季節の野菜も、手間暇かけるよりそのままいただきます。トマトやきゅうり、パプリカなど、少し彩りを意識しながらザクザク切り、オイルと塩で和えるだけで、野菜の甘みをほんのり感じるごちそうサラダになります。市販のドレッシングは買いません。塩とオリーブオイルだけが一番美味しいドレッシングです。レモンを一絞りしたり、お酢を垂らしたり、ときには醤油を混ぜたりすれば、味のバリエーションも広がります。夏には、キュウリ丸ごと1本をがぶりと食べることもあります。旬の青々とした香りとフレッシュな味わいがダイレクトに口中に広がり、幸せな気分になれます。子どもも主人も、最初は驚いていた子どもの友達も、当たり前のように丸ごとキュウリを食べています。外食する時には思い切って脂肪と油を楽しみますし、たまのジャンキーな食事に、得も言われぬ美味しさを感じるものですが、それはたまにだから良いのだと思います。いつもの家での食事は、シンプルなほうが体が整います。
脱力系ミニマリスト生活
第1章 片付けは恋愛と似ているより
「時間」と「お金」が貯まる、ゆるミニマルな暮らし「長財布をやめる」、「収納をやめる」、「着まわしをやめる」。そして、買い物欲を上手に手なづける。大人気ブログ、『ミニマリストになりたい秋子のブログ』主宰、東京都で家族3人・猫・カメと暮らす秋子さんがつづる、目からウロコの脱力系「物を手放す」思考術。