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【医師執筆】自律神経を整えるストレッチ

自律神経とは体の活動バランスをコントロールする神経のことで、活動モードの交感神経と、休息モードの副交感神経のふたつから成り立っています。しかし、忙しい暮らしの中ではどうしても交感神経が優位になりがち。副交感神経が優位になるように体に働きかけを行うことが大切です。体の緊張をほぐし、休息モードに切り替えられる首ストレッチの方法をご紹介します。

濱木 珠恵(ナビタスクリニック新宿 院長)

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目次

  1. ○自律神経を整える首ストレッチ
  2. ○首や首のこりをほぐして、副交感神経を優位に
     
    • 自律神経を整える首ストレッチ

      ここがポイント

      ・体の活動バランスを司るのが自律神経。

      ・ゆっくりと呼吸しながら、首を回す。

      ・息を吐きながら首を倒し、息を吸いながら元に戻す。

    • 首や首のこりをほぐして、副交感神経を優位に

      自律神経とは自分の意思とは関係なく体をコントロールしている神経のこと。活動モードの交感神経と、休息モードの副交感神経という、正反対の働きをする2つの神経から成り立っています。この2つの神経のバランスがとれていれば問題ないのですが、普段の忙しい暮らしでは、どうしても交感神経が優位になりがち。そこで、意図的に副交感神経が優位になるように、体に働きかけてみましょう。
      おすすめなのは、首ストレッチです。姿勢を正して肩をリラックスさせ、ゆっくりと呼吸しながら、首を回します。その際、ゆっくりと口で息を吐きながら左右前後に倒し、鼻で息を吸いながら元に戻すと、深呼吸で体もゆるんで一石二鳥。この首ストレッチを毎日5〜10回くり返してください。
      ゆったりとした首のストレッチで、首や肩のこりがじんわりとほぐれて筋肉の過緊張から解き放たれると、副交感神経が働きやすくなります。血管も広がるので血めぐり力が上がり、体中に酸素や栄養、熱がいきわたって、ドラキュラ女子の気になる不調は次第に修復されてきます。

      自律神経はヤジロベーのようにバランスをとっている

      自律神経はヤジロベーのようにバランスをとっている

       副交感神経

       体がゆったりとしているときに働く神経

       交感神経

       体を活発に活動させるときに働く神経

       首ストレッチのやり方

       頭に手を添えて、伸ばせる範囲で前後左右に首を倒す。ゆっくり口から息を吐きながら倒し、鼻で息を吸いながら元に戻す

      首ストレッチのやり方

      首に痛みが出る場合は無理のない範囲で
ドラキュラ女子のための貧血ケア手帖

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濱木珠恵

主婦の友インフォス

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