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【プロ直伝】「食べたい!」と思う気持ちを落ち着かせるコツ

食後のデザートや飲み会後のラーメンなど、「食べたいけどどうしようかな?」と悩んだ時、よく「お腹と相談」という表現をします。しかし、脳と体にはものの認識に時差があるのだとか。お腹の本心を確認する、正しい“お腹と相談”する方法をご紹介します。

小倉朋子

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目次

  1. ○脳とお腹を一体化させれば、夜中のラーメンがほしくなくなる
  2. ○脳と体には、時差がある
  3. ○「食べたい」と思ったら、お腹に手を当ててみる
     
    • 脳とお腹を一体化させれば、夜中のラーメンがほしくなくなる

      「やせよう!」「ダイエットしよう!」と決心したあなた。仕事で夕飯が遅くなったので、軽めに食べたけれど、テレビをつけたらおいしそうなラーメンイベントを紹介していた。「わあ、湯気がたってる! 食べたい! どうしても食べたい。でも、こんな時間に? どうしよう」。
      仕事を終えて同僚と日本酒バーに立ち寄ったあなた。ダイエット中だからとりあえず揚げ物のつまみは控えておいた。ほろ酔いで帰宅途中。ラーメン店の前を通るとおいしそうな香りが。「つるつるってすすったら気持ちいいだろうなあ、食べたいなあ」。
      似たような経験はありませんか? どうしてやせたいときに限っていつも、目の前においしそうなものが出現するのでしょうか(笑)。
    • 脳と体には、時差がある

      私たちの行動はすべて、脳の指令によってコントロールされています。誰の脳?ほかでもない自分の脳です。あなたのすべての行動は、自分自身で下した指令によるものなのです。「食べてしまえ! ダイエットは明日からすればいい」という指令と、「あなたは決めたんでしょ? ガマンしなさい」という反対の指令。両者はどちらも譲ることなく行ったり来たり、押し問答します。「食べてしまおう」の勢力が強くて、「ガマンしなさい」という指令が聞こえなくなることもあるでしょう。すると、食べてはいけないと思っていたのに、夜中にラーメンを食べてしまうことに。
      食べた直後は「あ~、おいしかった」と脳は喜びます。でも、朝起きたら胃がもたれてしまった、体重がやっぱり増えてしまった……そのとき、たいてい後悔が襲ってきます。「やっぱり夜遅くにラーメンは食べなければよかった」「意思が弱いなあ、私」。
      一方、胃腸はというと、夜中にラーメンが塩分、油分とともに入ってきた時点で「え~、今からですか!?」と思っているはずです。だって、一生懸命、夜中も休まず働かなくてはいけないのですから。
      私たちの行動は脳の指令にコントロールされているにもかかわらず、脳とお腹(体)の感覚には時差があるのです。そのため、自分自身の体なのに、お腹の声が聞こえないことがあります。それが太る原因のひとつなのです。
    • 「食べたい」と思ったら、お腹に手を当ててみる

      夜中にラーメンが食べたいと思ったとき、お腹に手を当ててみてください。
      手の触感で体(自分)を感じることで、脳とお腹の時差を減らし、脳とお腹を一体化させる効果があるのです。そして、「このお腹を今からもっとふくらませるけれど、それでいいの?」と自分の脳に聞いてみてください。
      それでも「よし! 了解した」と納得できれば食べます。そのときは、お腹もある程度心構えができているので、一生懸命働こうとしますし、何よりも後悔しないですみます。
      一方、「やっぱりやめておこう」と食べない選択をしたとき。そのときはさみしい気持ちかもしれませんが、きっと翌朝に「なんで食べない判断をしてしまったのだろうか」と自己反省することはないはず。反対に、「食べなくて良かった」「昨日食べなかった私、えらい! もたれてない!」と心も体も軽くなります。
      そうやって、何かを食べたくなったら、お腹に手を当てて自分の心と体に聞く習慣をつけると、だんだん脳と体が近くなっていって、時差も乖離も減っていきます。
      食べる行為は、必ず、自分に返ってくる行為です。だからこそ、自己否定しないですむ食べ方をしていきましょう。どうか、自分を傷つけるのではなく、自分を大事にする食べ方を選べる人になってください。

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