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【プロ直伝】「いただきます」「ごちそうさま」で得られる良い意識の変化とは

食事を始める時に言う「いただきます」と食べ終わった際に言う「ごちそうさま」。このふたつは、挨拶である以外にも、言った本人にとって重大な役割があると、食に関するあらゆる分野に精通したスペシャリストである小倉朋子さんはいいます。ダイエットにも効果を表すその役割をご紹介します。

小倉朋子

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目次

  1. ○「いただきます」「ごちそうさま」の魔法
  2. ○「いただきます」で食事の満足感がアップ
     
    • 「いただきます」「ごちそうさま」の魔法

      「いただきます、ごちそうさま。このたった2つの言葉は、魔法の言葉です」
      私(小倉朋子)は長年、講演などでこうお伝えしてきました。この言葉を発するだけで、多くのものが見えたり、変わったりするからです。
      想像してみてください。ソファに寝ころがってテレビを見ながら、ポテトチップスをパリパリ。あるいは、町中で歩きながらおにぎりをほおばる。「いただきます」と言ってからこんな食べ方をする姿がイメージできますか? あるいは食べ終わったあとに「ごちそうさま」とあいさつする姿は? 想像しにくいですよね。
      「いただきます」で始まり、「ごちそうさま」で終わる食事には、テーブルときちんと向き合っているイメージがあると思います。このたった2つの短い言葉には、「食卓の秩序」を作る効果があるのです。
      実際、「いただきます」「ごちそうさま」と発すると、食事に対する意識が変わります。「ごちそうさま」が、食べすぎない脳を作る
      たとえば、「ごちそうさま」と言うと、その言葉が耳に入り、脳に「食事終了」を示唆できます。私自身、何度も実験してみたのですが、脳が「食事が終わったのだ」と認識するので、そのあとは食欲がわきにくくなるのです。
      もちろん、まだお腹がすいているのに、無理やり「ごちそうさま」さえ言えば食欲がなくなるのかというと、そうではありません。
      ポイントは「ごちそうさまを言ったら、もう食べないようにする」と決めておくこと。たったこれだけで、食べすぎない脳の仕組みができてきます。
      ひと口、ひと口食べるごとに「もう終わっていいかな」「終了の合図を出しますよ、いい?」と自分の脳に聞く習慣をつけてみてください。ちょっとした意識づけですが、これがすごく効果を発揮するんです。ひと口ずつ納得しながら食べ進めるので、おのずと適量で食べ終えられます。
    • 「いただきます」で食事の満足感がアップ

      「いただきます」にも魔法のような効果があります。口にすると、自分に対する「さあ、今から食べますよ」という合図になるので、脳もお腹も受け入れ態勢が整うのです。毎日忙しくて、朝・昼・晩、まるで流れ作業のように、ただお腹を満たす食べ方をしている人は、それだけで、食べ物のおいしさをもっと味わえるようになり、味覚が整います。
      食べ物ときちんと向き合い、心を向けて食べ始められるので、体だけではなく、心の栄養にもなります。食事が喜びの時間になり、少量でも満足感が得やすくなるでしょう。
      じつは「いただきます」は、世界でも日本にしかない言葉で、「命をいただく」という意味があると言われています。私は以前から自分の著書では、さらに踏み込んで「『あなたの命をいただいて、生きさせていただきます』の『いただきます』ではないか」と説明してきました(私の見解で一般論ではありませんのでご了承ください)。この「あなた」とは、目の前の食材を指します。
      肉類や魚類はもちろん、にんじんだってトマトだって、もっと赤く熟したかったかもしれませんし、日光を浴びていたかったかもしれない。その命を私たちはいただいて生きている。自分勝手に生きているのではありません。
      そんな感謝の気持ちあふれる「いただきます」はすこぶるポジティブな言葉。みなさんの心に良い影響があるのも当たり前なのです。
      5秒もかからないでできる魔法です。ひとりご飯のときでも、小さくていいですから、声に出して自分の耳に届けていきましょう。

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小倉朋子

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