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【博士(医学)執筆】外見より中身が大事は嘘?その理由とは
人は中身が大切、という意見がある一方で、やはり外見から入ってくる情報に左右されるところがあります。これは脳科学の見地から言っても正しいのだそうです。人気テレビ番組にも出演している脳科学者の著書から、外見が大切な理由をチェックしてみましょう。
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目次
- ○脳科学の見地から言っても「外見は重要」。
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脳科学の見地から言っても「外見は重要」。
かつて、大学院に進みたいと考えていた私(中野信子)に、知人が「院試」の裏事情を教えてくれたことがあります。「美人のほうが、教授がいい点をつけてくれる」というのです。どうやらそれは、あながち嘘ではないようでした。心理学の専門用語に、「光背(ハロー)効果」というのがあります。性格など内面的な要素と関係のない外見が、その人の評価に意外なほど影響を与えるというものです。外見のよさは、人の脳内に「あの人は性格もよさそう」という先入観をつくりだします。恋愛に発展しないような関係性であっても、とくに異性に対しては、男も女も「見た目がいい」人に好感を抱いてしまうのです。だから、外見を磨く努力はしたほうが得です。なにも、生まれつきの目鼻立ちを変える必要などありませんが、おしゃれや清潔感に気を配り、少しでも「外見のいい人」になりましょう。
人生がときめく脳に効く言葉
第1章 「男脳」と「女脳」より
男女の脳のちがいを知れば、人生はうまくいく。恋人、夫婦、友人、同僚…異性に対して「理解できない」と感じたり、接し方に悩んだりしている人たちへ、脳科学者・中野信子からの処方箋。男脳と女脳のちがいを知れば、人づきあいがぐっと楽になります。