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【医師執筆】小麦のグルテンが人体に与える影響とは

日本の食卓でも日常的に登場するパンの主成分である小麦のタンパク質・グルテンは、消化されにくいことから体内で異物とみなされ、それを攻撃する抗体ができてしまうそうです。そのこと自体、アレルギーを起こす原因になりますが、それ以上に困っがたことに、この抗体が臓器を攻撃してしまうこともあるのだそう。何故そのようなことが起きるのでしょう。医師執筆の書籍からご紹介します。

内山葉子

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目次

  1. ○臓器を攻撃する抗体ができてしまう
     
    • 臓器を攻撃する抗体ができてしまう

      小麦のグルテンと、人のいくつかの臓器や体内物質とは、その構造がよく似ています。
      たんぱく質は、20種類のアミノ酸(たんぱく質の構成成分)の組み合わせでできています。その配列しだいで、無数の種類のたんぱく質になるのです。
      数十~数千個のアミノ酸がつながってたんぱく質になるのですが、小麦のたんぱく質と、人のいくつかの臓器は、その一部のアミノ酸配列がよく似ています。
      グリアジンと小脳の一部のアミノ酸配列は似ている
      グリアジンと小脳
      グリアジンと小脳の8個のアミノ酸配列のうち、4個(EVPL)が共通している。これは、非常によく似た構造といえる。
      上の図を見てください。小麦のグルテンの一種であるグリアジンと、私たちの脳にある小脳の一部のアミノ酸配列を並べたものです。8個のアミノ酸配列のうち、半数が共通しています。
      たんぱく質を構成するアミノ酸の組み合わせは無数にあるので、このくらい共通していると、「非常によく似た構造」ということになります。
      このように、グルテンと臓器のアミノ酸配列によく似た部分がある結果、困ったことが起こります。
      私たちの体内で異物を排除するためにできる「抗体」は、アミノ酸配列で敵を見分けて攻撃します。そのため、グルテンを攻撃目標として作られた抗体が、私たちの小脳の組織を、敵と見誤って攻撃してしまうのです。
      グルテンに似たアミノ酸配列を持っていて、その抗体から攻撃を受ける臓器は、小脳だけではありません。以下のような臓器や体内物質が、グルテンの抗体の攻撃対象になることがわかっています。

      ・何種類かの神経細胞

      ・肝臓・脳・副腎皮質ふくじんひしつでできる酵素

      甲状腺こうじょうせん卵巣らんそう精巣せいそう膵臓すいぞう・胃・心臓・骨などの組織

      こうして見ていくと、小麦のグルテンに対する抗体ができることで、全身の重要な臓器が攻撃されてしまうことがわかります。

      ★人間の臓器には、小麦のたんぱく質とアミノ酸配列が似ているものがある

      ★脳、神経細胞、肝臓、甲状腺、膵臓、心臓などがグルテンと間違われて攻撃される

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内山葉子

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