目次
- ○雨の日のストレスをとる方法①
- ○雨の日のストレスをとる方法②
- ○雨の日のストレスをとる方法③
-
雨の日のストレスをとる方法①
あごストレッチでストレスを直接ほぐす「ストレスとは脳幹の歪みである」ということがわかれば、必要なときに自分で対処することができます。110~115ページでご紹介する「ホメオストレッチ」は、主に抗重力筋を使って脳幹の血流をアップさせ、歪みであるストレスを直接取り去る方法です。前述のように、私たち人類は、抗重力筋を使うことで、脳を発達させてきました(48ページ)。抗重力筋は脳とダイレクトにつながっています。歪んだ脳幹に直接触ることができない代わりに、抗重力筋を使って脳幹を健康にし、ストレスを取り除いていきましょう。まずは顔の中の抗重力筋である咬筋を使った簡単なホメオストレッチです。オフィスのトイレなどでもできます。口を開けたときにしっかり緊張させ、閉じるときには一気に弛緩させることがポイントです。「緊張→弛緩」という筋肉への刺激が脳幹へ伝わることで血流がアップし、バランスが整います。1 口を大きく開ける。2 一気に緩めて、閉じる。 5秒ほど弛緩させたら、 再度口を大きく開ける。3 1、2を 10~15回繰り返す。 -
雨の日のストレスをとる方法②
脳の歪みをとる太ももストレッチ二足歩行を可能にした太ももの筋肉(大腿四頭筋)は、脳と密接につながっている筋肉です。この筋肉に刺激を与えて、脳幹の歪みをなくしていきます。これも「ホメオストレッチ」のひとつ。このストレッチによって脳幹の血流が上がることは、研究でも証明されています。やり方は簡単です。椅子に座ってできるので、オフィスなどで「疲れたな」と感じたときなどにやってみましょう。大切なのは「弱い圧」を加えることです。1 左の太ももの付け根部分に右手を置き、左手を重ねる。2 息を口から吐きながら、ゆっくりと弱い圧を加える。3 息を止めて5秒静止し、息を鼻から吸いながらゆっくり手を離す。4 3セット左右行なう。右の太もものストレッチの際は、重ねる手の順番を逆にする。骨が感じられるまで押していたら、それは強すぎです。どちらかというと、「ふれる」くらいの力加減(4~7㎏)と考えていたほうがいいでしょう。「5秒キープ(静止)」が緊張、その後の「ゆっくり手を離す」が弛緩です。太ももへの「緊張→弛緩」の刺激は、そのまま脳幹に伝わり、ストレスである歪みを取り除いてくれます。 -
雨の日のストレスをとる方法③
簡単!眉のストレッチ1 目を大きく見開き、
眉を上に
ぐっと上げる。2 一気に
眉を下ろした後、
5秒ほど緩みを感じる。3 1、2を
10~15回繰り返す。時間がないとき、通勤電車の中、病院の待合室など、どこでも行なうことができるホメオストレッチを紹介します。眉を上げたときにしっかり緊張させ、下ろすときには一気に弛緩させます。「緊張→弛緩」という筋肉への刺激が脳幹へ伝わります。
あなたの人生を変える雨の日の過ごし方
雨の日に「たった5分間」過ごし方を変えるだけで、 自律神経が整い、パフォーマンスが上がります。 科学に裏付けられた効果のあるメソッドと、 雨の日をより充実させるためのアイデア50!