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【歯科医執筆】うがいした水は飲み込んでいいのか?

歯科医・照山裕子さんが薦める「毒出しうがい」は歯の各所に向かって、口に含んだ水を強くぶつける、いつでもどこでも出来るデンタルケア方法だそうですが、うがいと言えば口に含んだ水は吐き出さなければいけないので、「どこでも」とは言い難い気がします。しかし、本当は飲み込んでもOKなのだそうです。その理由を、照山さんの著書からご紹介します。

照山裕子(歯学博士)

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目次

  1. ○うがいした水は飲み込んでもOK
     
    • うがいした水は飲み込んでもOK

      毒出しうがいのメリットのひとつは、水さえあれば、いつでもどこでもできることです。
      歯みがきのように洗面所へ行かなくても、デスクに座ったままでも、レストランや料理店の椅子に座ったままでも、自宅なら食卓の椅子に座ったままでも、ソファに座ったままでもできます。
      クチュクチュという音さえ気にしなければ、どこでもできます。
      まわりにお客さんがいる状況で、どうしても音が気になるなら、お店の外に出て、歩きながら毒出しうがいするのもいいでしょう。
      毒出しうがいがどこでもできるのは、歯みがきのように口をゆすいだ水を、必ずしも捨てる必要がないからです。
      毒出しうがいのときに口に含んだ水は、飲み込んでもOKです。
      もちろん、飲み込むのに抵抗がある人は捨ててください。
      毒出しうがいの後は、捨てるか、飲み込むか。
      どちらかの方法で、クチュクチュと洗い流したばい菌や食べかすを、口の中に残さないようにしましょう。
      飲み込んでもかまわないのは、洗い流したものは、そもそも口の中にあったものだからです。食べかすにしても、さっきまで食べていたものが歯や歯のまわりに付いただけですからね。
      たとえ、ばい菌を吐き出さずに飲み込んだとしても、健康な胃なら、胃液に含まれる胃酸という消化液が撃退してくれます。ただし、飲み込んでいいのは、水や緑茶など、本来、飲み物として利用するものだけです。

歯科医が考案 毒出しうがい

照山裕子

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