目次
- ○首や肩のこりに効く生活習慣
- ○バッグの肩かけと厚着に注意
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首や肩のこりに効く生活習慣
長時間のデスクワークによって、毛様体筋や目の周辺の筋肉が緊張し、首や肩の筋肉の緊張につながります。それが血行不良を招いて、慢性的な首や肩のこりに発展する場合もあります。首や肩のこりが気になったら、まずは姿勢を正しましょう。パソコンは90ページのような姿勢で、スマートフォンは目から30センチ離して使います。イスには深く腰かけ、おしりは背もたれに密着させて背筋を伸ばし、顎を引きましょう。また、運動不足だと筋肉が緊張して血行不良が起こりやすくなるので、適度に体を動かすようにしましょう。仰向け寝で血流アップしっかりと睡眠が取れていれば、ダメージを受けた筋肉の細胞(筋肉が疲労した状態)が修復されて元気な状態に戻ります。しかし、睡眠だけで首や肩のこりがよくならない場合、寝方に問題があるのかもしれません。横向きに寝ると、下になっている側の肩に体重がかかって圧迫されるため、血行が悪くなります。背中を丸めて寝るのも、血行が悪くなるのでおすすめできません。また、バンザイの姿勢で寝るのも肩に負担がかかるので、やめましょう。では、どんな姿勢で寝るのが首や肩への負担が少ないかというと、仰向けです。仰向けは、首も肩もリラックスした状態なので、血液もスムーズに流れます。枕も首や肩に影響しています。枕は高すぎず低すぎず、仰向けに寝たときに、首から肩が緩やかなS字カーブになるものがよいでしょう。枕に後頭部と肩口までのるようにすると、首だけで頭を支えなくなるので負担が軽くなります。座ったまま寝ると、首が前後左右に倒れるため、首や肩の血行が悪くなります。車や電車で寝ることが多いという人には、首枕(首に巻くタイプの枕)がおすすめです。首枕を使うと首が安定するので、左右のどちらかに傾いて血行が悪くなることはありません。また首枕は保温効果もあるので、血行を促進させるのにも適しています。 -
バッグの肩かけと厚着に注意
ショルダーバッグをどちらか一方の肩だけにかけていると、その肩の血行が悪くなります。バッグをかける肩はどちらかに決めず、両方の肩にバランスよくかけるのがよいでしょう。また、冬場に何枚も服を重ねて着ると、服の重さで体が動かしにくくなるため、肩の血行が悪くなるといわれています。保温性の高いインナーウエアを着るなどして、軽い服装で過ごしましょう。
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