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【筆跡診断士執筆】貯金が苦手な人を見分ける方法

突然ですが、あなたの書く漢字はきちんと線と線がつながって口が閉じていますか?開いているとしたら、浪費癖はないですか?
筆跡診断とは、書かれた筆跡から書いた人物の性格や行動傾向を推しはかることを言います。
逆に注意したい性格で現れる文字の癖を直すと、性格や行動も変わってくるそうです。今回はツメが甘い方・お金の管理が下手な方必見の筆跡診断をご紹介します!

芳田マサヒロ(筆跡診断士)

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目次

  1. ○貯金が苦手なタイプじゃないですか?
  2. ・下部接筆開型
     
    • 貯金が苦手なタイプじゃないですか?

      「町」の字、左の「田」の部分の下部接筆が開いているか、閉じているかで、その人の「うっかりさん度」がわかります。

      町

      接筆についてはすでに「区」の項(上部接筆)で取り上げましたが、この「下部接筆」についてはあえて触れませんでした。というのも「下部接筆」は若干意味するところが違っているからです。「上部接筆」が第1画縦線と第2画横線、双方の起筆部で見るのに対して、「下部接筆」は文字の収筆部に注目します。下部も上部と同じく本来は閉じている形が基本です。学校に通っていた頃は先生に教わった通り手本を見ながらきちっと閉じて書いていたはずです。ただし、上部と下部とで、そこに働く深層心理に違いがあります。上部は線と線とを結んで文字を構成しはじめる最初の部分で、深層心理のうえでははじめの心構えにあたります。「区」の項でも述べたように、閉じていればまじめで几帳面、開いていれば寛容で融通がきくということです。それに対して下部は、文字を構成する最後の部分であり、締めくくりにあたることから、最後まで責任を持ってやり遂げようとしているか、あるいは適当に済まそうとしているかが問われます。
      下部接筆がきちっと閉じないということは、文字を最後まできちんと書き切ろうとする意識が薄い証拠。ふだんの行動においても最後の最後で油断をしたり、ツメが甘くなったりします。うっかりやポカが多くなり、忘れ物もしがち。仕事においても失敗が多くなり、いい影響は及ぼしません。ふだんから何か「やらかしがち」な人は、たいていこの下部接筆が開いています。性格的にもだらしなくルーズに見られがち。金運的にも、下の接筆が開いているとお金の管理機能の甘さから小銭がポロポロこぼれがちになり、貯金もなかなかできないことにつながります。
      一方、ふだんから下部接筆をちゃんと閉じている人は、最後まで手を抜くことなく油断しない傾向があります。締めくくりでの管理機能がきちんと働いている証拠です。当然、責任感は強く、会社にお勤めであれば上司からの信頼も厚いタイプでもあります。お金の管理機能もしっかり働いており、貯金もやればできるタイプといえます。
      ちなみにこの下部接筆、左側、つまり第1画縦線部の収筆部と、右側、つまり第2画縦線部の収筆部、どちらが開いているかで若干意味合いが異なります。

      口

      たとえば「口」の場合、第3画目の横線の起筆部(右図A)と収筆部(同B)の接筆の開閉で判断しますが、Aの起筆部はペンを置く部分になるので、ここが開いているときは意図的に閉じることを拒んでいる場合があります。一方、Bの開きは文字構成の最後の部分で、運筆の最後の締めにあたりますので、より管理機能の高さが問われる部分になります。Aは意図的に開いている場合があるので心がけ次第で閉じることもできますが、Bは無意識の管理機能の甘さが開かせているので、Aよりも矯正が厄介であるとも言えます。
      意識的にせよ無意識的にせよ、下部接筆は閉じているに越したことはありません。この「下部接筆」は、「口」「日」「目」など下が本来閉じる文字や「くにがまえ」などの部首でも診断することができます。

    • ・下部接筆開型

      責任感に乏しい、忘れ物をしがち

      ツメが甘い、うっかりやポカが多い

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