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「糖質」と「ケトン体」太る仕組みと痩せる仕組み

人間の体はエネルギーを消費する車に例えられるのをご存じですか?炭水化物や甘いもので動く糖質回路と脂肪で動くケトン体回路、つまりやせ回路があるのです。20キロやせた上に14年間リバウンドなしの管理栄養士、麻生れいみの著書より、やせ体質になれる身体の仕組みについてご紹介します!

麻生れいみ(管理栄養士)

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目次

  1. ○人間の体はハイブリッドカーだと知る
  2. ○糖質回路
  3. ○ケトン体回路
     
    • 人間の体はハイブリッドカーだと知る

      体を動かすためにはエネルギーが必要ですが、その回路に2種類あること、皆さんはご存じですか?1つは「糖質回路」、もう1つは「ケトン体回路」で、糖質回路は糖質を、ケトン体回路は脂肪酸を、それぞれエネルギー源としています。
      実は人間の体は、この2つの回路のうちどっちを使ってもいいようにできています。いわば電気でもガソリンでも動くハイブリッドカーのようなもの。この2つのうち、「麻生式ロカボダイエット」にとって重要な回路は、ケトン体回路です。
      ケトン体回路が回っていると、脂肪がガンガン燃えてエネルギーに変わっていきます。つまり、脂肪を燃焼させる「やせ回路」だということ。簡単にいえば、ケトン体回路を回せば回すほどやせていくのです。
      ところがケトン体回路は、体内に糖質が少しでもあると、回ってくれません。回すためには体から糖質をすっかり抜かなければならないのです。
    • 糖質回路

      糖質回路

      炭水化物や甘い物をガソリンにして動く回路
      糖質回路とは、“糖質”をエネルギー源として働く代謝回路です。体内に糖質が入ると、消化酵素の働きで分解されてブドウ糖などに変わり、エネルギーとして全身で使われますが、使い切れずに血糖値が上がってしまうと、インスリン(肥満ホルモン)が出て、糖質はグリコーゲンとして筋肉や肝臓にストックされたり、中性脂肪として貯め込まれてしまったりするのです。
    • ケトン体回路

      ケトン回路

      脂肪をガソリンにして動くやせ回路
      糖質がすっからかんになると、次に使われるエネルギーは脂肪です。体内の中性脂肪は脂肪酸になり、さらに脂肪酸からはケトン体と呼ばれる物質に分解されます。この代謝のしくみがケトン体回路です。やせるということは、いいかえれば脂肪を燃やすこと。「麻生式ロカボダイエット」では、このケトン体回路をいかに回していくかが重要なポイントなのです。
麻生れいみ式ロカボダイエット

麻生れいみ式ロカボダイエット

麻生 れいみ

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Chapter1 麻生式ロカボダイエット、成功のカギは「ケトン体」!より

『白熱ライブ ビビット』(TBS系)出演で話題!  著者も1年間で-20㎏やせた、 今注目の「ケトン食」ダイエット!

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