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【医師執筆】糖質制限の7大効果

糖質制限とは、血糖値の上がらない食べ物を摂ることです。では、そうすることでどのようなメリットがあるのでしょう?この記事では、亀川寛大さんの著書より、糖質制限による7つの効果をご紹介します。

亀川寛大

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目次

  1. ①糖尿病が改善する
  2. ②やせる
  3. ③美肌になる
  4. ④精神状態が安定する
  5. ⑤更年期障害が改善する
  6. ⑥日中の眠気がなくなり集中力が高まる
  7. ⑦生活習慣病を予防・改善できる
     
    • 私がこれまで患者さんの体調や食習慣などに合わせて、糖質制限を指導してきた結果、次のような効果が現れています。

      ①糖尿病が改善する

      典型的な例として、Aさん(53歳男性)のエピソードを紹介しましょう。
      Aさんは、2018年2月の健康診断で高血圧、糖尿病、肥満、脂質異常症を指摘され、同年3月、糖尿病に対する食事療法を目的に来院されました。
      当日の採血結果は、空腹時血糖値が361㎎/㎗、ヘモグロビンA1c(赤血球に含まれるヘモグロビンの中でどれくらいの割合が糖と結合しているかを示す値)が13・5%でした。
      糖尿病と診断される基準値は、空腹時血糖値が126㎎/㎗以上、ヘモグロビンA1cが6・5%以上とされています。
      それが、糖質制限を実践して4カ月後、空腹時血糖値が85㎎/㎗、ヘモグロビンA1cが5・4%までみるみる下がりました。

      ②やせる

      もともと私は2014年に、ラーメンを毎日食べる「一日一麺生活」を送っていました。そして食べたラーメンをFacebookで紹介していたところ、「ラーメン先生」と呼ばれるようになったのです。
      しかし、こうした生活は40歳を過ぎた体には無謀でした。それまで183㎝の身長に対して80㎏を超えなかった体重が、たった半年で5㎏も増え84㎏になったのです。しかも、おなかがぽっこりのメタボ体形です。「こんな体ではいけない」と危機感を覚えて、心機一転で取り組んだのが、糖質制限でした。
      実践すると、みるみる体重が減って3カ月で74㎏と10㎏減。5カ月で69㎏になりました。なんと15㎏減です。これではやせすぎなので、現在は体重を標準的な74㎏前後に戻してキープしています。
      患者さんの中には、糖質制限で30㎏以上減量した人もいます。

      ③美肌になる

      「糖質制限で肌がきれいになった」「ツヤが出てきた」と報告される人は多いです。糖質の代わりにたんぱく質が補給されることで、皮膚細胞が入れ替わるターンオーバーがスムーズになるからでしょう。

      ④精神状態が安定する

      「糖質制限を始めたら、イライラしなくなった」という声も多く聞かれます。血糖値が上下すると、興奮して怒りっぽくなったり、ひどいだるさで落ち込んだりします。糖質制限を行うことで血糖値が安定すれば、精神状態も安定するのです。

      ⑤更年期障害が改善する

      糖質制限を実践した人から、「更年期障害の症状がなくなった」「54歳で生理が戻った」という報告も受けています。これは、血糖値が安定したことに加え、ホルモンバランスが整ったためと考えられます。

      ⑥日中の眠気がなくなり集中力が高まる

      昼食をとった後に眠くなる人はいませんか?
      その理由として、「消化・吸収のためにおなかに血が集まって、脳にまで血が行かなくなるから」などと聞きますが、本当でしょうか。
      実は、食後の眠気は、血糖値の乱高下のせいではないかといわれています。
      糖質を摂取することにより、血糖値が急上昇し、それを下げるために分泌されるホルモンであるインスリンの働きで、血糖値は急降下します。このとき、体が一時的にブドウ糖不足の状態に陥ります。
      すると、栄養源であるブドウ糖が脳に十分に行き渡らず、眠気が来るというわけです。
      では、昼食後の眠気を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。血糖値を上げないことで、急降下を避ければいいのです。
      糖質中心ではなく、たんぱく質と脂質中心の食事にすれば、血糖値の乱高下はなくなります。そのため、眠気も来ず、逆に集中力が高まるのです。
      私は医師という仕事の性質上、一日中、常に集中力を要求されますが、糖質制限食によって、午後からの仕事もスムーズに進めることができます。

      ⑦生活習慣病を予防・改善できる

      がん細胞は生命活動を維持するために、正常細胞の3~8倍もの糖質(ブドウ糖)をとり込まなければならないことがわかっています。
      また、血糖値が乱高下すると、体内に「活性酸素」が発生します。活性酸素は攻撃性の高い物質で、大量に発生すると血管などの細胞を傷つけます。そのため、動脈硬化をはじめとした、さまざまな病気や老化の原因とされています。
      以上のことから、がんをはじめ、さまざまな生活習慣病の治療として、糖質制限に取り組んでいる人もいます。
ラーメン好きの医者が教える糖質制限の外食ガイド

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亀川寛大

マキノ出版

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