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【医師執筆】糖質制限におすすめのコンビニ食

全国どこにでもあるコンビニは、今や生活になくてはならない存在です。そんなコンビニで売られている商品で糖質制限ができる食事ができたら、とても便利ですよね。そのためのコツを、亀川寛大さんの著書よりご紹介します。

亀川寛大

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目次

  1. ○フライドチキンよりも焼き鳥がオススメ
  2. ○「菓子とジュース」を「焼き鳥と麦茶」に替える
  3. ○サラダチキンは糖質制限の定番
     
    • フライドチキンよりも焼き鳥がオススメ

      24時間営業しているコンビニ(コンビニエンスストア)は、今や忙しいビジネスパーソンや一人暮らしの高齢者などにとって、なくてはならない存在です。「コンビニ食だと栄養が偏る」というイメージもありましたが、それは昔のこと。現在のコンビニは健康にとてもこだわっています。
      特徴的なのがローソンで、「マチの健康ステーション」として低糖質商品を積極的に開発しています。
      その他各社にも糖質制限食に活用できる商品が多く、糖質制限の実践者たちの間で「この商品がオススメ!」といった情報交換が行われています。
      その中に、「コンビニ食ならフライドチキン」という声も多かったのですが、私が調査したところ、焼き鳥のほうが適しているという結果が出ました。ぜひ参考にしてください。

      「菓子とジュース」を「焼き鳥と麦茶」に替える

      以前、我が家の小学生の子どもたちはコンビニに行った際、「おなかが空いた」といって菓子やジュースなどを買っていました。
      それが最近では、糖質制限をしている私の影響を受けたのか、焼き鳥や水、麦茶、炭酸水などが増えました。
      糖質制限は、ダイエットや健康志向の大人だけでなく、脳や体が成長段階にある子どもにとっても重要です。たんぱく質をしっかり補給することに加えて、血糖値の乱高下を避けることで疲労感や無気力、イライラの防止にもつながります。
      コンビニで最初にどの売り場に足を運ぶかは、習慣的な行動です。「まず焼き鳥などがあるホットコーナーに向かう」ということを、家族で習慣づけてもいいかもしれません。

      サラダチキンは糖質制限の定番

      セブンイレブンの「サラダチキン」のパッケージに、「そのままでも召し上がりいただけます」と書いてあったので、そのまま食べました。しかも3個(笑)。
      裏面の栄養成分表示(100g当たり)は、以下のとおりです。「98kcal / たんぱく質:21.7g / 脂質:0.8g /炭水化物:1.0g / 食塩相当量:1.1g」
      そのため、糖質量は炭水化物量から類推すると、3個(345g)でも3.5g程度となります。
      3個食べたのは、もちろん満腹感を考えてのことです。しかし、味がないプレーンのサラダチキンは、2個くらいは余裕で食べられますが、3個目になるとさすがに飽きてしまいます。
      血糖値の最大上昇幅は13mg/dℓ(60・90分後)でした。健常者では1gの糖質で血糖値が1mg/dℓ上がるとされています(以下同)。推定糖質量は13gです。血糖値の変動はほとんどないと考えます。
      セブンイレブンの「サラダチキン」3個は、「亀ドクの血糖値が上がらないお店・メニュー」に認定です。亀2つ!
      糖質制限にもってこいですが、3個をそのまま食べるのはハードです。添加物等が気になる人は、原材料名をしっかりとご確認ください。
ラーメン好きの医者が教える糖質制限の外食ガイド

ラーメン好きの医者が教える糖質制限の外食ガイド

亀川寛大

マキノ出版

全60種類のメニューを徹底調査し、血糖値の上昇幅や、コストパフォーマンス、味、満腹度などで総合的に評価して、採点・ランク付けしています。この本を見れば、糖質制限に外食でなにを選べばよいかが一目でわかります!

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