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【医師執筆】血行促進に効果的な入浴方法

お風呂は一日の疲れを洗い流す癒しの時間。ポカポカ温かい湯に浸かると、血の巡りも良くなってリラックスできますよね。そんなバスタイムをよりリラックスできる時間にする、貧血さんにオススメの入浴方法をご紹介します。

濱木 珠恵(ナビタスクリニック新宿 院長)

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目次

  1. ○半身浴とふくらはぎマッサージでポカポカ生活
  2. ○全身をポッカポカに温めながらふくらはぎをもみほぐす
     
    • 半身浴とふくらはぎマッサージでポカポカ生活

      ここがポイント

      ・38〜40℃のぬるめの湯でのんびりと半身浴する。

      ・バスタブに浸かりながら、ふくらはぎをもみほぐす。

    • 全身をポッカポカに温めながらふくらはぎをもみほぐす

      お風呂タイムは副交感神経を優位にする癒しの時間。簡単にシャワーで済ませるのではなく、バスタブにお湯をためてのんびり入浴する習慣をつけたいものです。心臓に負担をかけずに長湯したいのなら、半身浴に限ります。38〜40℃のぬるめの湯で半身浴をすると、温まった血液が体の芯から末端にまでめぐりめぐって、全身がポッカポカに温まります。気分もリフレッシュして、ぐっすりと熟睡できることうけあいです。
      私はバスタブに浸かりながら、第二の心臓といわれるふくらはぎをマッサージしています。下半身には血液の70%近くが集まっていますから、たまってしまわないように循環させなければなりません。そのためにはふくらはぎのマッサージが最適なのです。
      バスタブに浸かったら、最初は足裏を指先で押し、それからアキレス腱をほぐしたり、足指や足首を回したり。そして、ふくらはぎを片手でつかんで、下から上へともんでいきます。ときには軽くたたいて刺激することもあります。バスタブがせまくてマッサージがしにくい場合は、お風呂あがりでもかまいません。

      ゆったりバスタイムで血をめぐらせる

      ・汗によって水分が失われるので、入浴前後にはしっかりと水分補給を

      ・上半身が冷えないよう、肩にタオルなどをかける。ただし、汗をかいて湿ったタオルをかけたままにすると逆に冷えてしまうので、その場合は新しいものに替える

      ・ふくらはぎの中心、外側、内側を下から上に向かってもみほぐす

      ・さらにリラックス効果を得たいなら、バスソルトや入浴剤を入れたり、アロマを焚いたりしてみるのもいい。副交感神経が優位になって体がゆるむ

ドラキュラ女子のための貧血ケア手帖

ドラキュラ女子のための貧血ケア手帖

濱木珠恵

主婦の友インフォス

3章 脱ドラキュラ女子への道より

実はオトナ女子で貧血を抱えている人も割合は5人に1人。そのうちの25%は重度の貧血といわれるほど、身近にある問題なのです。たかが貧血、されど貧血。足りない血をたっぷり増やすことで、気になる不調をまるっと解決!

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