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痩せたい人必見!心理学の先生おすすめの食事ルール

ほんのちょっとのつもりで食べはじめ、気がついたらお菓子を1袋完食していた……そんな経験はありませんか?「つい食べてしまう」、「無意識に食べてしまう」を失くすコツを坂井信之さんの「香りや見た目で脳を勘違いさせる 毎日が楽しくなる応用心理学」よりご紹介します!

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目次

  1. ○やせたい人は小さめのお皿を使うといい♡
     
  1. やせたい人は小さめのお皿を使うといい♡

    ●魚やチキンはなるべく骨付きにする。
    ●食べ終わったお皿はすぐに片づけない
    ほんのちょっとのつもりで食べはじめ、気がついたらお菓子を1袋完食していた……そんな経験はありませんか。
    人がなぜ無意識に、必要以上に食べてしまうのか、そのしくみは、じつはまだよくわかっていません。
    アメリカの心理学者ワンシンク博士の研究によると、被験者に特殊なスープボウル(底に穴をあけてあり、食べたぶんだけチューブからスープが補給される)を使って食べてもらうと、ふだんの1・5倍から2倍食べてしまったそうです。しかし、同じ被験者にふつうのスープ皿を使ってもらうと常識的な量におさまったといいます。
    また、骨付きチキンを食べるときに、食べたチキンの骨を片っ端から下げていくと、ふだんよりたくさん食べてしまい、骨がそのまま置いてあるといつもの量におさまるという結果も出たといいます。
    こうした例からわかるように、私たちがどれくらい食べるかは、口や内臓に食べ物が入る量や味覚などではなく、「これくらい食べた」という錯覚によってコントロールされているのです。
    あればあるだけ食べるような食行動は、外的要因によって引き起こされるので、外発反応性摂食、外発的摂食などと呼ばれます。「おいしければたくさん食べる」「お腹がいっぱいでも、いいにおいがすれば食べる」といったことも、外発反応性摂食に含まれます。
    実際にお腹がすいているかどうかより、「十分食べた気がするか、足りない気がするか、もっと食べられそうな気がするか」が重要なのです。つまり、空腹も気のせい、満腹も気のせいの部分が多いということです。
    この「気のせい」をうまく使えば、食べる量を適切にコントロールできるわけです。
    たとえば、人間は大きなお皿を使うとそれにあわせて料理を盛りつけ、盛ったぶんだけ食べるので、結果的に太ってしまいます。
    ダイエットしたいとき、パートナーにやせてほしいときは、次のことを実行してみてください。

    ▼家で料理をつくるときやバイキングで食べるときは、なるべく小さめのお皿を使う。

    ▼食べ終わったお皿は、食事が終わるまでそのまま置いておく。

    ▼魚やチキンはなるべく骨付きにする(食事中の作業量がふえて時間がかかるし、手間がかかって面倒なので、より食べた実感を得やすい)。

    ▼ごはんはなるべく軽めによそい、「いくらでもおかわりしていいよ」と言う(面倒に感じて、あまりおかわりをしない確率が高くなる)。

    つい食べてしまう人の尺度

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