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眼精疲労に良い食べ物【国際中医薬膳師執筆】

パソコンやスマホで目はいつもお疲れ…。そんな働き者の目をいたわる目薬食材があります!外食ランチでも居酒屋でも簡単にとれる目に優しいメニューをご紹介します!

池田陽子(薬膳料理研究家)

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目次

  1. ○目の疲労回復には居酒屋で「アサリの酒蒸し」と「レバー串」
     
    • 目の疲労回復には居酒屋で「アサリの酒蒸し」と「レバー串」

      長時間のPC作業、合間は携帯チェック……。デジタルおやじも、アナログおやじも目の疲れは深刻な悩み。食べる目薬で身体の中からケアしましょう。
      目は、中医学でいうところの臓器「肝」と関係が深く、その機能が低下すると目の疲労につながるとされています。肝の働きをアップさせる食材を取り入れて、目にしっかりと栄養を届けることが大切です。
      おすすめは、アサリ。肝に働きかけて、目に栄養を与えて疲れを癒やす“眼精疲労救済シーフード”。ボンゴレスパゲティ、コンビニ派は、アサリのカップみそ汁の“目薬ランチ”で「目ヂカラ」を取り戻しましょう。
      目を酷使した1日が終わったら、今宵も“IZAKAやくぜん”タイムを。
      もちろん、居酒屋でアサリの酒蒸しはマスト。焼き鳥屋あるいは、モツ焼き屋に乗り込んだあなたは、何はともあれレバー串を注文! 豚、鶏ともに、レバーは肝の機能を高めて目の疲労を取り除き、視力を回復する効果が高いのです。
      あわせて肝に作用する目薬ベジタブル・ほうれんそうのおひたしもオーダーすればパーフェクト! 1キロメートル先の、きれいなお姉ちゃんも見えるかも!?
      目の乾燥がひどくて、開けているのすらしんどい……というドライアイのあなたは、“うるおい目薬系”食材を取り入れましょう。野菜はニンジンがおすすめ。疲れ目によく、視力をアップするとともに目にたっぷり潤いを与えるという、眼球不調おやじには、カバンに1本しのばせておいていただきたいくらいの“眼力野菜”。
      「うさぎじゃあるまいし」というおやじや、「ニンジンやだー」と子どものようなことを言うおやじは、どちらも、男らしくニンジンジュースを一気飲みするように!
      また、白ごまも目に潤いを与える食材です。料理にトッピングすれば“目薬マジック”をかけたも同然。懐から「マイごま」を出してスマートにふりかける大人の男の新・たしなみを展開あそばせ。
      アフターファイブはスマホ三昧、あるいは、夜中までネットサーフィン……とただれた視生活で、目が真っ赤という、あなた、できる男にモテる男は、「血眼」とは無縁! クールダウンして、余裕の表情を。
      目の充血にはゴーヤ、春菊が役立ちます。ランチにゴーヤチャンプルー、居酒屋で春菊のサラダや、春菊のおひたしをどうぞ。そして接待おやじは、ここぞとばかり「アワビが食べたい」発言を! その効能は「益精明目(えきせいめいもく)」。疲れ目解消パワーがバツグンに強いのです。そのうえ、視力をアップし、さらには老眼にもよい、という、目の守護神シーフード! ひとさまのお財布でガッツリスペシャルアイケアを。
不調に効く食べ方

不調に効く食べ方 外食だけでスッキリ改善!

池田陽子

イースト・プレス

第2章 不調に効く! 困ったときの"症状別"外食メニューより

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