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足がむくむ前に予防?足がむくんでしまうタイミングとは

「足の甲テーピング」はむくみを予防するのにも効果的!サトウ血管外科クリニック院長、佐藤達朗さんの著書『足のむくみは治る!』より足がむくみやすいシーンをご紹介します!こんな時は「足の甲テーピング」をしてむくみを予防しましょう!

佐藤達朗(サトウ血管外科クリニック院長)

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目次

  1. ○こんなときに「足の甲テーピング」をしてみよう!
     
    自分の足がむくんだかなと思うときは、すぐに巻いてみてください。
    巻いたまま一日過ごしても問題ないし、むしろそうした方が早く、むくみが解消されます。入浴時以外は巻いたままにしておくのが、効果的な巻き方です。
    むしろ、むくみになる前に前もって巻いておくという予防のほうが、ある意味大切でしょう。むくむことでの不快感を前もって回避できますし、むくみがきっかけで起こる大病の予防にもつながります。
    どういうときにテーピングをするべきなのか、抜け道血管が開いて暴走しやすいときです。
    • こんなときに「足の甲テーピング」をしてみよう!

      ▼夏場
      夏になると、抜け道血管が開き、しかも動脈から静脈へ大量の血液が流れる暴走しやすい時期です。
      なので、次第に気候が温かくなったら、むくんでいなくてもテーピングをしておくことをおススメします。

      ▼寒さがきついとき
      冬場でも寒冷地などに行くと、足先に血液が行かなくなります。これは抜け道血管が開いているためです。
      スキーなどのウインタースポーツをやるときや野外で過ごす時間が長いときもした方がいいでしょう。

      ▼飛行機やクルマでの長旅
      気圧が下がると、抜け道血管は開きやすくなりますので、飛行機などに乗るときは事前にテーピングをしてから乗り込むと安心です。
      また、長時間座っている状態はふくらはぎを使った静脈の押しあげ運動をほとんどしないので、足の静脈に血液がたまりやすい状態です。こんなときもテーピングで予防しておくことが大事でしょう。

      ▼寝ているとき
      抜け道血管は重力の影響も受けるので、横になって寝ているときは抜け道血管が開きやすくなっています。
      テーピングをしてから布団やベッドに入ることを習慣化すると、恒常的な予防につながります。
      ただし、寝ているときは足の甲は動かないため、きついサポーターだとテーピングの締め付けがきつくなることがありますので、睡眠時はやや緩めにしてください。

      ▼女性の場合は生理中
      ホルモンバランスも抜け道血管に影響してきます。
      特に生理中や生理不順、閉経時などはむくみやすので、早めにテーピングをしておくと、ひどい状態にならなくて済みます。

      ▼立ち仕事・デスクワークが多いとき
      立ったままで歩かないときは、静脈内にあるきたない血液を重力に逆らって押し上げるふくらはぎのポンプ機能をほとんど使っていません。こういうときは静脈内に血液がたまり、圧力も高まっています。
      同時に、イスに長時間座ったままだと、ほとんどふくらはぎを動かしていません。
      いずれもむくみやすい環境なので、こういうときはテーピングをして、さらに定期的に足首を動かすなどの運動をしたほうがよいでしょう。
足のむくみは治る!

足のむくみは治る!

佐藤 達朗

自由国民社

第4章 「足の甲テーピング」でトラブル解消!より

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