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カロリーを抑えながら食事をするコツ【管理栄養士執筆】

気にしなければいけないと分かりつつも、毎回細かくチェックしていられない食事のカロリー。でも大丈夫!健康を維持するには、食事に対する考え方のメリハリが大事だったのです!
杉本恵子さんの著書『忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣』より、健康を意識しながら食事を楽しむコツをご紹介します!

杉本恵子(管理栄養士)

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目次

  1. ○食事のカロリーはどこまで気にすべき?健康を意識しながら食事を楽しむコツ
     
    • 食事のカロリーはどこまで気にすべき?健康を意識しながら食事を楽しむコツ

      1回の食事のたびに「何カロリー食べた」と気にするのは大変です。基本的には食べたいと思ったときに、本当に食べたいものを食べるのが食事の楽しみでしょう。
      「1年間で1トントラック1台分」の食材を摂取しているということさえ意識していれば、そこまで毎回細かくカロリーを気にする必要はありません。
      それよりも、トータルで考えて「1年間で1トントラック1台分」の中で、6割は身体と健康にいいものを食べようと積極的に意識して、残りの4割は自由に食べたいものを食べるという考え方はどうでしょうか。
      6割を「5色健康法」をしっかり意識して「黒・緑・黄・赤・白」の食材を満遍なく摂り、4割は好きなものを食べていいとなれば、そんなに大変ではありませんよね。
      実は、現在のお年寄りの方々は、そうした考え方を実践しています。だからこそ世界でも平均寿命がトップクラスなのかもしれません。
      たとえば1週間のうち、5日間は和食中心で2日間は肉料理や中華など好きなものを食べてお酒も楽しむ。そんなメリハリのある食生活をして元気に過ごしているお年寄りがたくさんいます。
      反対に、現在の私たちのほうが平日の5日間、あまり考えずに食べたいものを食べたいように食べて、週末の2日間を「これではダメだな」と野菜中心の節食生活をしているかもしれません。
      これでは身体にいい食生活の割合が逆転して少なくなってしまっています。生活習慣病が一向に減らない要因もこのあたりにもあるかもしれません。
      生活習慣病という呼び方からはあまり深刻さが見えないかもしれないのですが、重い糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞などになってしまったら働きたくても働けなくなる。そうなれば自分だけでなく周囲にも影響を与え悲しいことになってしまいます。
      それでもやはりカロリーが気になるという人に私がお勧めしているのは、6割・4割のバランスで体にいい食生活をしつつ、毎回の食事で「全ての食べ物を二口分だけ残す」という方法です。約20%のカロリー減につながります。
      これならカロリー計算をする必要もなく、5色の食材も摂ることができます。いくら低カロリーの食事だからといってお腹一杯食べていたら、あまり意味はないのですから。
忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣

忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣

杉本恵子

クロスメディア・パブリッシング

第2章 これは健康? 不健康? 食べ物の嘘とホントより

いきなりですが、問題です。 コンビニ飯・外食続きでも栄養バランスがとれる食習慣とは・・・? 「食」習慣は 5色バランスで はじめよう。 面倒くさがり屋も、すぐできる! コンビニ食で実践する「5色健康法」 コンビニ食つづきの忙しいあなたも、 「疲れない」「痩せる」がストレスフリーで実現する!

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