目次
- ◯金包みの基本
- ◯紙の種類と使い方
- ◯上包みの折り方といわれ
- ◯弔事にも新札を包んでいいの?
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金包みの基本
現在では、祝儀・不祝儀の袋は、市販のものを使うのがふつうとなっています。だからこそ、自分で折って実筆で表書きをしたものを差し上げると、かえって新鮮に感じられ気持ちも伝わります。むしろ豪華な市販品より、礼にかなった正式なものといえます。ときにはトライしてみてはいかがでしょう。 -
紙の種類と使い方
祝儀・不祝儀袋の格付けは、使う紙の種類によって決まります。格が高い順に、檀紙、奉書紙、西の内、糊入、美濃紙、半紙となります。紙の専門店で取扱っています。デパート、文具店などでも奉書紙や半紙は手に入ります。中包みには、ふつう半紙を使います。紙には裏表があるので、覚えておきましょう。すべすべしている面が表、ざらざらしている面が裏です。表が外側にくるように包むのが基本です。また、紙には「目」がありますので、目にそって折ると折りやすいです。 -
上包みの折り方といわれ
慶事には紙を2枚、弔事は1枚を使います。慶事で紙を重ねるときは、紙の目が同じ向きになるよう注意してください。最近の紙では、縁に赤い線が入って1枚の紙で2枚に見せる、というものも市販されています。折り方は、慶事と弔事で左右と上下の折り方が逆になります。慶事の場合は、裏側を折り重ねる際、下側の折りを表にかぶせ、幸せを逃さない意味があります。弔事の場合は逆。折り目はふっくらと柔らかい感じに仕上げるとよいでしょう。 -
弔事にも新札を包んでいいの?
慶事には新札を使い、弔事には古いお札をといわれますが、現在ではあまりこだわらなくなっています。弔事でも汚れたお札は感じがよくありません。新札が気になるようなら、1本折り目をつけるようにすればいいでしょう。
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最低限日本人として知っておきたい 常識力
最低限日本人として知っておきたい 常識力より
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