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- ○パートナーと一緒に快適に眠る方法
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パートナーと一緒に快適に眠る方法
「最近よく眠れないんです」そんな相談をされ、詳しく聞いていくと、結婚してから不眠ぎみになっている……そんな例は、案外多いものです。寝室のスペースに余裕があれば、シングルベッドを2台くっつけて、かけ布団は別々にするのがオススメです。そうすれば、お互いの動きが気になりません。ベッド1台の場合は横幅140センチのダブルサイズ以上を選びましょう。幅120センチのセミダブルは、2人で寝るには狭すぎます。マットレスは振動が伝わりにくいポケットコイルや、ジェルタイプがよいでしょう。パートナーと共にいる安心感や幸福感があれば、入眠によい効果をもたらしますが、睡眠中は相手の体動やイビキが気になって、眠りが浅くなるものです。体温も違うので、睡眠のことだけを考えたら別々に寝たほうがいいのですが、両方の折り合いを見つけることが大切です。パラマウントベッドの調査によると、年齢が上がるにつれて別の寝具、別の寝室で寝る比率が高くなり、50代では3割以上が別の寝室という結果になりました。シニア向けの住宅リフォームでは、寝室の真ん中にクローゼットを配置したり、ベッドとベッドの間に本棚を設けるなど、パートナーの動きは感じられるけれどスペースは分かれている、そんな半個室タイプが人気です。ライフスタイルに合わせて、パートナーとの眠り方も考えていきましょう。
驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100
第3章 気持ちよく眠れる環境を作るコツより
みんなが待ってた、睡眠大全!「普段なかなか寝ない子どもがスヤスヤ眠った! 」と各所で話題、寝かしつけ絵本の決定版『おやすみ、ロジャー』(飛鳥新社)の監訳者が手がけました。キャリア20年、1万人の眠りを変えた快眠セラピストがあなたの悩みを解決します。