目次
- ○肩こりの原因は手首だった!?
- ○手首と肩こりの関係
- ○手首のねじれが肩こりの根本的な原因
-
肩こりの原因は手首だった!?
手首をねじった生活習慣が、肩こりを発症させる!「手首」が、どうして肩こりの原因になるのでしょう?タイトルをご覧になって、疑問に思われる方も多いでしょう。その詳しい理由は第二章「なぜ、手首のストレッチで、肩こりが治るのか」でお伝えしますが、原因の一つは、私たちが毎日使っているパソコンやスマートフォン。そして日々の生活習慣です。私たちの生活は、じつは想像以上に指先や手首をねじって使っています。私たちがふだん、何気なく使っている手首ですが、知らないうちに負担をかけ、指先から手首、腕などの多くの筋肉を消耗させています。細かい動きになるほど、多くの骨や関節、小さな筋肉を使います。それが長時間続くと、本人はあまり自覚がなくても、指先からの疲労が手首をかたくし、次に腕に影響を与えてしまいます。肩まで影響して、ついには肩こりの原因になってしまうのです。 -
手首と肩こりの関係
①手首は、8個の骨(手根骨)で構成されています。本来、手のひらがひざ側に向いている(「気をつけ」をしている)のが正しい状態ですが、スマホなど指先を使った作業は、手首をひねった状態にしてしまいます。
↓
②手首をひねると、手首からひじまでの骨(橈骨と尺骨)が内側や外側にねじれます。
↓
③ひじ関節の隙間が一定でなくなり、ずれます。
↓
④上腕骨が内側や外側にねじれます。
↓
⑤肩甲上腕関節の隙間が一定でなくなり、ずれます
↓
⑥肩甲骨が⑤でくずれたバランスを取るために本来の動きでない動きをし、ずれてしまいます
↓
⑦肩甲骨がずれたことで、付着している筋肉に負担がかかり、かたくなってしまいます。
↓
肩こりになる
手首のねじれが肩こりの根本的な原因
「10秒ストレッチ」手首を正しい状態にもどしましょう効果を高めるポイント①
1日1分、ラジオ体操のように習慣に紹介しているストレッチは、どれも10秒でできる簡単なもの。1日1分でも良いので、生活に取り入れてみてください。
効果を高めるポイント②
正しい姿勢で行なう「立つ」「座る」といった基本の姿勢を正しくすることで、手首のストレッチは肩まできちんと伝わります。正しい座り方・立ち方も、ぜひ覚えましょう。
効果を高めるポイント③
症状や生活習慣に合わせて本書で紹介している10秒ストレッチは10パターン。各自の症状や生活習慣に合わせて組み合わせることもできます。
肩こりは手首をふるだけで9割治せる
第一章 肩こりを治す究極のストレッチ「10パターン」より
肩こりは、腕のねじれが原因の9割! のべ数万人の患者を施術してきた整体師が、ついに見つけた肩こりの原因。それが腕のねじれだった! 職場でのパソコンが当たり前になり、ふだんはスマホやタブレットをいじりっぱなし。首と腕を酷使しつづけることで生まれる肩こりで、頭痛やめまい、果ては日常生活を送ることさえ困難な患者が、著者が考案した10の「手首ストレッチ」で、驚きの改善効果を実感! 辛い肩こりに悩むすべての人へ、どこででも、短時間で、自分でできる、速攻効果100%のストレッチを伝授する!
関連記事
この記事に関するタグ