HALLOM(ハロム)

更新

関連タグ:

肩こり解消!手首フリフリストレッチ

肩こりを治すためには手首や腕にある骨を正しい位置に戻すとよいのだそうです。あまり意識していませんが、実は私たちの生活は想像以上に指先や手首をねじってしまっていますので、ストレッチでねじれを治しましょう。
「日本一痛い顔を見るのが嫌いな整体師」の著書から自分で出来る簡単手首ストレッチをご紹介します。

中村守

  • 閲覧数:4,365 views

目次

  1. ○手首フリフリストレッチ①
  2. ○手首フリフリストレッチ②
  3. ○ストレッチを行なう際の注意点
     
    • 手首フリフリストレッチ①

      このストレッチのポイントは

      手首の8個の骨を正しい位置にもどします。手首をふることで、手首の骨の動きだけでなく、骨と骨との間の間隔も正常にもどすことができます。


      01

      右手のひらを内側にして、左手の親指と人差し指、中指で手首を押さえます。このとき、痛いほど押さえ過ぎないように注意しましょう。

      02

      左手で右手首を手前に引きながら、右ひじは伸ばします。

      03

      手首を10秒間ふります。反対側の手も同様に01~03を行ないます。

       NG

        手首、ひじ、上腕骨から肩甲骨まで連動してゆるめるために、猫背やひじを曲げた姿勢で行なわないよう注意しましょう。

    • 手首フリフリストレッチ②

      このストレッチのポイントは

      前腕の2本の骨(橈骨と尺骨)を正しい位置にもどします。手首をふることで、指先や手首からひじまでの筋肉をゆるめます。


      01

      左手で右の手首の骨の間隔を狭めるように押さえます。このとき、イタ気持ち良い程度にとどめ、押さえすぎないよう注意します。右ひじは伸ばした状態。

       OK

        左手の親指は手首の上を押さえ、他の4本の指で手首の下を押さえるようにして、上下からはさむようにします。

       NG

        手首の上側があいていて、2本の骨の間隔をきちんと狭めることができていません。

      02

      右の手首を10秒間、ふります。次に押える場所をひじ側に少しずらして、同じように手首を10秒間ふります。

      03

      押える場所をさらにひじ側にずらして、同様に手首を10秒間ふります。ひじの近くまで同様に行なって、終わったら反対側の左手首も同様に行ないましょう。

    • ストレッチを行なう際の注意点

      治療院に来院され、肩こりの治療を受けたとしても、もちろんすべての人が改善されるわけではありません。
      とくに強い刺激を求めていらっしゃった方や、刺激の強い治療をそれまで行なってきた方は、まず最初にお伝えしなければならないことがあります。
      それは詳しくは第二章でお伝えしますが、「弱い刺激」は、「脳まで伝わる⇒脳から筋肉をゆるませるように指令が出る⇒筋肉がゆるむ⇒肩こりが改善」
      という良い結果をもたらすということです。
      ところが「強い刺激」は、
      「脊髄反射⇒脳に伝わらない⇒患部の筋肉の抵抗があり、筋肉が芯からゆるまない⇒さらに肩がこる」
      という悪循環を引き起こしてしまうのです。
      「強い刺激」は、クセになることはあっても根本的な解決策にならないことを、まず最初に認識していただく必要があります。
      「強い刺激」を求めて、肩の筋肉を強くもんだり叩いたり、押したりすると、肩こりが改善されることはなく、また肩の筋肉がかたい状態にもどってしまいます。
      本書で紹介しているストレッチの効果を最大限に活かすためにも、そういったクセのある方は、とにかく肩に「強い刺激」を与えないよう心がけてください。

肩こりは手首をふるだけで9割治せる

中村守

実務教育出版

第一章 肩こりを治す究極のストレッチ「10パターン」より

肩こりは、腕のねじれが原因の9割! のべ数万人の患者を施術してきた整体師が、ついに見つけた肩こりの原因。それが腕のねじれだった! 職場でのパソコンが当たり前になり、ふだんはスマホやタブレットをいじりっぱなし。首と腕を酷使しつづけることで生まれる肩こりで、頭痛やめまい、果ては日常生活を送ることさえ困難な患者が、著者が考案した10の「手首ストレッチ」で、驚きの改善効果を実感! 辛い肩こりに悩むすべての人へ、どこででも、短時間で、自分でできる、速攻効果100%のストレッチを伝授する!

     width= 楽天ブックス オムニ7

オススメPR

関連記事

この記事に関するタグ