目次
- ○指のストレス解消ストレッチ
- ○手首伸び伸びストレッチ
- ○指先トントンストレッチ
- ○手首、ひじ、腕ストレッチ
- ○ストレッチを行なう際の注意点
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指のストレス解消ストレッチ
このストレッチのポイントは指を1本1本しっかり握って反らすことで、指の筋肉と前腕の裏側(手のひら側)の筋肉を伸ばして一緒にゆるめます。
01ひじを曲げた状態で右手の親指を左手でにぎります。
02ひじを伸ばし、右手を回すようにふります。
右手の手首を、親指を中心に円を描くように10秒間回すようにふります。このとき、左手は動かないように注意しましょう。親指が終わったら、人差し指、中指、薬指、小指も同様にストレッチ。力を入れ過ぎて引っ張らないよう注意し、気持ち良いと感じる範囲で動かすようにしましょう。その次は反対側の左手も同様に行ないます。
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手首伸び伸びストレッチ
このストレッチのポイントは手首を曲げて自分の太ももにつけ、下に押すことで、前腕の表側(手の甲側)の筋肉を伸ばしてゆるめます。
01手の平を上にして、両手首をひざに置きます。
02手首を太ももに押しつけるようにして、ひじを伸ばします。手首や手の甲に心地良い緊張を感じたら、10秒間キープします。痛みを感じるまで、無理にひじを伸ばさないようにしましょう。
Variation今度は手首を前に出すようにして、ひざの上に置きます。
そして無理のない程度にひじを伸ばします。
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指先トントンストレッチ
このストレッチのポイントは指先と指先を軽くトントンとぶつけることで、指先の血行をよくし、指先から腕の筋肉をゆるめます。
01両手を伸ばし、指を開いた状態に。
02右手と左手の指先を合わせ、指先だけが触れ合うように指を曲げます。
指先どうしを10秒間、トントンと小さくゆっくりぶつけ合います。
NG指同士を強くぶつけると、身体は背髄反射を起こし、せっかくの刺激が脳まで届きません。弱い刺激のほうが、脳が受け入れやすく、無理なく筋肉をゆるめることができます。そして血行をよくすることができます。
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手首、ひじ、腕ストレッチ
このストレッチのポイントは腕の2本の骨を正しい位置にもどした状態で、左右の前腕の筋肉を同時に伸ばしてゆるめ、手首の骨のアーチを正します。
01腕を前に伸ばし、両手のひらを合わせます。
02両手を合わせたまま、ひじを手前に引きます。
03両手の指先を立てて、手首が90°になるようにします。
0403の状態のまま、手を下に下げるか、ひじを上に上げます。自分が心地よいと感じる状態で10秒キープします。
NGひじを上げたり手を下げるときに、手首が離れないように注意しましょう。
片方のひじだけが上がらないようにしましょう。
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ストレッチを行なう際の注意点
治療院に来院され、肩こりの治療を受けたとしても、もちろんすべての人が改善されるわけではありません。とくに強い刺激を求めていらっしゃった方や、刺激の強い治療をそれまで行なってきた方は、まず最初にお伝えしなければならないことがあります。それは詳しくは第二章でお伝えしますが、「弱い刺激」は、「脳まで伝わる⇒脳から筋肉をゆるませるように指令が出る⇒筋肉がゆるむ⇒肩こりが改善」という良い結果をもたらすということです。ところが「強い刺激」は、「脊髄反射⇒脳に伝わらない⇒患部の筋肉の抵抗があり、筋肉が芯からゆるまない⇒さらに肩がこる」という悪循環を引き起こしてしまうのです。「強い刺激」は、クセになることはあっても根本的な解決策にならないことを、まず最初に認識していただく必要があります。「強い刺激」を求めて、肩の筋肉を強くもんだり叩いたり、押したりすると、肩こりが改善されることはなく、また肩の筋肉がかたい状態にもどってしまいます。本書で紹介しているストレッチの効果を最大限に活かすためにも、そういったクセのある方は、とにかく肩に「強い刺激」を与えないよう心がけてください。
肩こりは手首をふるだけで9割治せる
第一章 肩こりを治す究極のストレッチ「10パターン」より
肩こりは、腕のねじれが原因の9割! のべ数万人の患者を施術してきた整体師が、ついに見つけた肩こりの原因。それが腕のねじれだった! 職場でのパソコンが当たり前になり、ふだんはスマホやタブレットをいじりっぱなし。首と腕を酷使しつづけることで生まれる肩こりで、頭痛やめまい、果ては日常生活を送ることさえ困難な患者が、著者が考案した10の「手首ストレッチ」で、驚きの改善効果を実感! 辛い肩こりに悩むすべての人へ、どこででも、短時間で、自分でできる、速攻効果100%のストレッチを伝授する!